日本大学医学部の基本情報
日本大学は言わずと知れた非常に大きな総合大学。
何かと話題の大学ですが、医学部にはあまり関係がありません。
2022年2月から日大の医学部受験が大きく変わります。
従来のA方式が97名、N方式が10名の定員から、
N方式の定員が90名になります。
数学分析は → こちら
理科(生物・化学)分析は → こちら(近日公開予定)
N方式の科目別分析は → こちら
他の医学部情報は → こちら
獣医学科は → こちら
アクセス
住所:東京都板橋区大谷口上町30-1
最寄り駅:大山駅(東武東上線)
日大は日本でも最大級の総合大学であり、様々な学部学科が存在しています。
そのキャンパスは一都三県にまたがり、10か所以上もあります。
医学部キャンパスは独立しており、東京都の板橋区にあります。
大山駅は池袋駅で乗り換えることになりますが、池袋駅からタクシーでも15分程度ですし、池袋駅から日大病院へのバスも出ています。
試験に関して
定員
一般選抜 N全学統一方式 第1期は90名の定員。
他の私学医学部と同様、2段階の試験構成ですが、学科試験が2段階は珍しいといえるでしょう。
去年までのA方式は定員97名での合格者は250人以上出ていましたが、今年から方式が変わるのでどうなるか分かりません。
試験科目
N方式1次試験
N方式は日大の他学部と共通の試験です。
医学部に特化していないので、英語や生物などで医学部っぽさが少なく、他の私立大学と比較して対策が少し異なります。
一次試験は標準的な3教科4科目です。
【英語】(リスニングなし)
【数学】ⅠAⅡBⅢ
【理科】化学、生物、物理から2つを選択
英語は60分で100点
数学は60分で100点
理科は2科目で120分の200点
合計で400点満点となっています。
理科は物理選択も可能となっています。
N方式2次試験
【英語】(リスニングなし)
【数学】ⅠAⅡBⅢ
【面接】約20分
英語は60分で60点
数学は60分で60点
面接は20分程度で60点
2次試験の配点が低くなり、1次試験が非常に重要となります。
ただし、面接を重視するとうたっておりテストの点だけでは判定しないと明言しています。
最近の大学入試で多くなる流れですが、不透明さが増えるので、はっきりいってあまりよくないでしょう。
合格最低点
いままでのA方式での1次試験の合格最低点は230~240点(57~60%)でした。
今年から1次試験がN方式なので、より高い点数が求められるでしょう。
日大は全学部学科で標準化得点といわれる方式で採点することで科目間の不平等をなくすように補正が行われています。
基本的には気にする必要がありません。
もちろん2次試験の影響も考えると、合格最低点を超えることはもちろんですが、可能な限り1点でも多く取っておく必要があります。
男女比・現役浪人比・学費
2018年は合格者の男性率が80%と、通常よりもさらに男性率が高い結果となりましたが、
通常は、男性:女性=7:3くらいになっています。
2021年の4月入学者は
男性:女性=2:1
でした。
大抵の医学部は男性の方が多いので、他と大差はありません。
現役は大体10~15%程度。
医学部はもともと浪人率が高いですが、その中でも日大は浪人率が高いです。
また、3浪以上も15%ほどいるので、多浪生にも優しい環境といえます。
ほとんどの人が1~2浪は経験しています。
学費は6年で4000万円近く
学費は、
初年度635万円(入学金の100万円含む)、
2~6年次535万円ですが、
それ以外にも毎年諸会費が4~7万円かかり、6年間合計で3338万円です。
もちろん電車を使えば定期代だったり、教科書代など様々な費用が他にもかかるので、その分も考えると3400万円くらいはかかることになります。
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