埼玉医科大学の入試(数学)を徹底分析  |医学部ならプロ家庭教師のロジティー

埼玉医科大の数学  

出題範囲と難易度

各大問の分析

埼玉医科の数学対策

まとめ

埼玉医科大の数学

制限時間は60分で、大問は4つあります。
解答はマークシート形式なので、桁数や分数などもわかるようになっています。

問題数や計算量、難易度を考えると時間内にすべての問題を解ききるのは非常に難しいです。
合格最低点を考えると、すべて解ききることは目標ではなく、解きやすい問題から優先的に解いていく中で、時間切れになるでしょう。

埼玉医科対策 → 基本情報(合格最低点など) 理科(生物・化学)

他の医学部分析は → こちら

出題範囲と難易度は大問1によくあらわれている

大問1の小問集合では3~4問の小問が出題されます。

医学部によっては出題範囲に偏りがあるケースも多いですが、埼玉医科は全範囲。
特に数Ⅰや数Aからの出題もあります。
数Ⅰの2次関数に関する問題や、Aの整数の性質などもよく出ます。

数学では難しい問題が多いからといって、範囲自体の難易度が高い数Ⅲの勉強ばかりしてしまう生徒がいますが、それは危険です。
きちんと数ⅠA、ⅡBの問題も網羅的に学習しましょう。

ただし、他の大学では頻出のBの数列は比較的出題頻度が低くなっています。
確率、ベクトル、数Ⅲの微積、平面図形など頻出分野に比べると、勉強の優先順位を下げるのも方法としてあります。

数列は他の医学部では頻出ですので、数学が苦手でなければ普通に全範囲をしっかり勉強しましょう。

難易度

医学部としては標準的なレベルになっています。
ただし、全問題においてある程度の難易度があり、簡単にとける問題はほぼありません。

問題集としては黄色チャートやニューアクションβなどでは確実に不足しています。
もちろん、学校でよく配布される4STEPなどは問題外。
医学部を目指すのであれば最低でも標準レベルの問題集をベースとしましょう。

もちろん、難易度が合っていないと意味がないので、難しい問題集のまえにセンターレベルの問題集や理解を進めるのも有効です。

各大問の分析

大問2,3,4が普通の大問となっています。

この大問でも出題範囲を絞ることは難しく、数Ⅲの微積や複素数平面、ベクトルなどはよく問われ、それ以外にも三角関数や2次関数、論理と集合を絡めてくることもあります。
大問4は基本的に確率が出題されます。

大問4は確率が出題

医学部はもちろん、どの難関大学でも出題されることの多い確率が、最後に出題されます。
ここだけほぼ確実に出題範囲がわかっています。

埼玉医科の確率では条件つき確率がほぼ必ず出題されます。
また、いわゆる公式をそのまま当てはめるような典型的な問題は出題されません。

まずは問題を論理的に考え、問題の構造をしっかり理解したうえで確率的思考が必要になるので、論理的思考力がないと回答が難しくなっています。

逆に論理的に問題構造が理解できれば、他の大問よりも解答しやすい面もあります。
確率は埼玉医科にかかわらず出題され、パターンもある程度限定できるので、優先的に対策し、実際の試験の際も早めに取り組むのがおすすめとなっています。

確率的思考は医学的に重要な統計学の基本でもあり、入学後に医学をまなぶ上で重要であることが、必ず出題される要因になっているんだと思います。

埼玉医科の数学対策

最も簡単な問題でも標準レベルよりひとつ上、難しい問題は確実に発展レベルから出題されます。

使うべき問題集としては、
青チャートやニューアクションαがいいでしょう。
証明問題は基本的に出題されないので、

また、理想としてはしっかりと公式を導けるレベルになるべきですが、埼玉医科で公式の根本理解を問う問題は少ないです。
ある程度の理解度があれば、公式は暗記のものが多くても合格点はとれるようになっています。

当然センターレベルがイマイチであれば、発展レベルの問題に取り組む資格がありません。
基本的にはセンターで80点は普通に取れるレベルになってから受験の数学に取り組むようにしましょう。

私の生徒では、
基本的定理の理解
→センターレベル
→青チャートやニューアクションαと並行してセンターレベルの演習
→青チャートやニューアクションαの2~5回転目
→受験問題と同レベルの入試対策
といったものが多いです。

計算ミスは命とり

ある程度の計算量が必須となっているので計算ミスをしないための工夫が必要です。
穴埋め形式のいいところとして、答えが合っているかの判定ができることがあります。
逆に考えれば、解答方法はあっている自信があるのに、答えが違うという事態が発生しやすいです。

計算を工夫して極力簡単にする癖をつけるのはもちろんですが、計算ミスを発見しやすい途中式づくりをしておく必要があります。

計算ミスが減らないという相談をよく受けますが、計算ミスは確実に減らすことができます。
そのために計算処理のあらゆる面で工夫が必要です。

論理力を育てよう

前述しましたが、単純な問題ではなく、論理的思考力を試す問題が特に大問で多いです。
論理的思考力は数学の大問だけでなく、生物や面接、小論文でも重要な要素です。

私の指導では、論理的思考力を育てるためにも、論理構成に関する話や特別対策もしています。

独学や、科目別の先生にのみ教わっていると科目横断的な論理的思考力が育っていない生徒がよくみうけられます。
論理力はあらゆる面で重要ですし、医学部のみならず医師になった際にも非常に役に立ちます。

論理的思考力を意図的に鍛えるか、数学などの科目と合わせて育ててくれる先生に教えてもらいましょう。

まとめ

  • 論理力の育成と計算ミス対策を行おう
  • メインの問題集は医学部では標準的なものを使おう
  • 確率はしっかり対策しよう

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