東海大学医学部の入試問題(数学)を徹底分析 |医学部ならロジティー

東海大学医学部の数学  

最初は小問集合

大問2分析と対策

大問3分析と対策

まとめ

東海大学医学部の数学

東海大学医学部の数学は他の科目と同様に70分で100点満点となっています。

基本的に大問は3つで、最初の大問が小問集合になっています。

大問では基本的に誘導があったり、最終問題のヒントとなるような問題も出題されているので、解答の流れが限定されています。
それによって大問2,3では問題数が多く、(1)などには非常に簡単な問題が紛れていることも多いです。

一番重要なのは根本的理解に基づいた数学力と論理的思考力ですが、問題への慣れは、他の大学よりも求められています。

全範囲から出題されますが、数Ⅱは対数関数以外は比較的出題頻度が低いです。

東海大学の他の科目対策 → 基本情報(合格最低点など) 英語 理科(生物・化学)

他の医学部分析は → こちら

大問1は4~8問の小問集合

最初の大問はよくある計算問題の小問集合です。
特徴として、問題数が年によって大きく異なること。

少ない年は4問ですが、多い年は8問出題されていました。

近年は問題数が少なくなる分、問題の難易度が高くなっているので、単純な計算問題と甘く見ることはできません。

全範囲からの読めない出題

問題数が多く、計算問題なのでⅠAⅡBⅢすべての範囲から出題されます。
また、どの年を1問は数Ⅲからの計算問題が含まれているだけでなく、数Ⅰからの出題も多いです。

医学部の数学では難しく出題頻度の高い数Ⅲや数Bに対して高い警戒心を持っている受験生は多いです。
しかし、数Ⅰや数Aの定理を理解していないせいで、より高度な数学が難しくなっている生徒をよく見ます。

東海大学医学部の受験に役立つから数Ⅰや数Aをしっかり頑張るのではなく、医学部受験の数学全体のために、数ⅠAから根本的理解を行いましょう。
それが、大問2や3でも役立ってきますし、大問1では直接的に使える力となります。

難易度は標準的だけじゃない

小問で計算だから簡単だ。とはいきません。
ひとつひとつの計算に細かい工夫がされており、単純に定理や公式を当てはめてとけるような問題は出ません。

単純な定理の暗記では解きにくく作られているので、少し解いてみて上手くわからないのであれば、根本的理解からの見直しが必要です。

特に5年前と比べても最近は難しくなっています。
根本的理解がさらに求められているのは間違いありません。

パターン自体は青チャートやニューアクションαなどの問題集に載っているものが多いので、努力を積み重ねれば、大問1は満点を取ることができます。
大問1でのミスは1問までが基準。
2問ミスすると合格点をとるのは相当難しくなります。

大問2はAやBから出題

大問2では数Aでは確率がもっとも出題されやすいです。
場合の数や確率は、どの医学部でも出題される傾向にあり、実は医学部以外のどの大学でもかなりの頻度で出てきます。

数Bはベクトルよりも数列の出題頻度が高いですが、当然ベクトルも高いレベルが必要になります。

また、ベクトルは平面図形や図形と方程式との相性が良く、複合問題が出題されやすいです。
数列は確率と平面図形との複合が多いです。

大問2は、大問3と比較すると取り組みやすい問題が多く、満点を狙いたいですが、論理的思考力を試す問題になっていることも多いです。

東海大学の数学は、問題集にあまり出てこない、文章量が多く、論理的に問題を理解しなければいけないケースが多いです。
問題文が長いと苦手意識を持ちやすいですが、実は逆。

“文章量が多い=ヒントが多い”

ということです。

問題集の単元の最後の方にあるような、計算力や定理の理解を利用した応用問題も、しっかりと勉強しておきましょう。

大問3は数Ⅲ比率が高い

最後の大問では数Ⅲがメインになっていることが多いです。
定番の微積や極限、複素数平面。
ただし、それらが単独で出題されるのではなく、数列であったり、平面図形と複合させる問題が多いです。

定理を計算として使うだけでなく、しっかりと工夫をして発展的内容についていける能力が必要です。

数Ⅲの分野は数Ⅰの2次関数、数Aの平面図形、数Ⅱの図形と方程式、数Bの数列などとの相性が良く、実際にこの数学でもよく絡めてきています。
大問としてメインは数Ⅲですが、その理解のためにⅠAⅡBのしっかりした理解は必須となります。

難易度は医学部としては高くない

実際に難易度は青チャートやニューアクションαのレベルの問題が中心。

一般的レベルからすると高いですが、医学部の数学の最後の大問という中では簡単な部類です。
ただし、東海大学は合格最低点が高いので、このレベルの問題を満点に近い点数にしなければいけません。
ですから、ハードルは他の医学部と同様に高いといえます。

まとめ

・小問集合での時間配分に気をつけよう
・数ⅢのためにもⅠAⅡBを優先的に大切にしよう
・青チャートやニューアクションαを何度も解こう
・標準レベルで満点が取れる実力を身に着けよう

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