北里大学医学部に合格するのための基本情報
北里大学は元は北里柴三郎が設立した北里研究所にあり、非常に歴史ある学校となっています。
また、医学部には看護学科を併設している学校が多いですが、北里大学は別に看護学部があり、医学部は医学科のみとなっています。
感染防御に特化した大学院感染制御科学府もあります。
医学部だけでなく獣医学部もある数少ない大学としても有名です。
他にも理学部や薬学部など、完全に理系の学部のみとなっています。
他の医学部情報は → こちら
アクセス
住所:神奈川県相模原市南区北里1-15-1
最寄り駅:原当麻駅(相模線)、古淵駅(横浜線)、相模大野駅(小田急線)
医学部だけでなく多くの学部がここにあり、大学本部もあります。
どの駅からもある程度距離があるので、歩くと時間がかかります。
車で行くか、電車で行く場合は駅からバスを利用するのがオススメです。
また、相模大野駅~羽田空港で、空港バスもあるので、飛行機を利用される方にも便利です。
試験に関して
定員
一般試験は2021年1~2月の試験で、74人の定員です。
しかし、実際の入学者は120人程度(地域枠等を含む)
これは指定校推薦の枠があり、35人です。
また、地域枠が9枠あります。
相模原市、神奈川県、山梨県、茨城県は出願時や入学後に選択することができます。
これらは特待生と併用可能です。
試験科目
一般の一次試験は標準的な3教科4科目です。
【英語】(リスニングなし)
【数学】ⅠAⅡBⅢ(データの分析を除く)
【理科】化学、生物、物理から2つを選択
英語は70分で150点
数学は80分で150点
理科は2科目で100分の200点
合計で500点満点となっています。
理科は物理選択(原子除く)も可能となっています。
2次試験
一般入試を受験して合格者は120~130人程度です。
しかし、1次試験に合格している人は500人近くいるのです。
つまり、2次試験の倍率は4倍程度。
多くの生徒は面接や小論文に時間を割く余裕がなく、また簡単には対策できません。
そのことを考えると、1次試験で合格ギリギリの点数だと、2次試験は相当頑張る必要があります。
【論文】小論文(90分)
【面接】個別、集団およびその併用
当然ですが出身高校からの調査書も求められます。
また、一部の生徒は健康診断もあります。
共通テスト利用入試
共通テスト利用入試は、獣医学部で実施されていますが、医学部では実施されていません。
年度によって変更する可能性があるので、実施される際には更新していきます。
合格最低点
合格最低点の目安は285点(57%)になります。
以前は300点前後(57~64%)でしたが、近年下落傾向にあります。
2017年に330点をこえ、2014~2017は300点を超えるのが当たり前でしたが、近年は変わってきています。
実際に勉強する際には300点(6割)を目安にするとよいでしょう。
男女比・現役浪人比・学費
2018年度の男女比は1:1程度でしたが、
毎年の男女比は男性が少し多めで男性:女性=5:3くらいになっています。
最新の合格者は若干男性が多いですが、ほぼ半々でした。
現役率は3割程度となっています。
3浪以上の浪人生が約25%もあるのが、私立医学部の傾向を明確に示しています。
学費は6年で4000万円近く
学費は、6年間合計で3890万円です。
初年度900万円(入学気150万円含む)、
2,3年次640万円、
4~6年次570万円、
となっています。
もちろん電車を使えば定期代だったり、教科書代など様々な費用が他にもかかるので、その分も考えると4000万円くらいはかかることになります。
医学科合格を目指すなら → こちら
よくある質問・料金などは → こちら
他の記事一覧は → こちら