コロナ禍での勉強を考える | 勉強法ならプロ家庭教師のロジティー

コロナでの勉強はむしろありがたい

2022年1月、オミクロン株の猛威により多くの学校でも感染者がでています。

2022年8月においても、日本におけるコロナ感染者は世界でトップとなりましsた。

中学入試・高校入試・大学入試にも影響が大きい現在、
ここ2年で受験生以外の学習での遅れに関する相談が多くなっています。

コロナウイルスの影響を受けた状況下で、お子さんの勉強をどう考えるか、
今後もコロナやそれ以外の原因で学校での勉強速度が遅くなった場合どうすべきか、
親としてできることは何かを解説していきます。

コロナの影響も相まって不登校の生徒に関する問い合わせも増えています。

大チャンスをつかみとろう

多くの生徒で、一番勉強を頑張れているタイミングはテスト前です。

しかし、実際に一番勉強すべきタイミングは、テストの直後になります。

理由は簡単で、周りが勉強していないから、勉強しただけ周りとの差になるから。

コロナなどで学校がないときの状況はそれに非常に近く、多くの生徒で勉強が出来ていないです。

だからこそ、この自粛期間に勉強を進めることは大きなアドバンテージとなります。

保護者の皆さんは、勉強をあまりしないお子さんに対して、

「みんな勉強していないから勉強しなくていい」ではなくて、
「みんなが勉強していないからこそ勉強すべき」に

考え方を変えてあげることが必要になります。

逆に、休みだから親子で不用意に出かけたり、
勉強させずに自由にさせてばかりでは、あとから後悔することになる可能性は大です。

非常時こそ、本当の問題が浮き彫りになります。

ベースは参考書を利用した復習

現状として、復習の方法を考えるべきです。

普段進む勉強が止まっているので、勉強が遅れている生徒からすると、追いつくことに力を使うことができます。

復習は一人で進めやすく、使っている教材も現状の物で比較的事足ります。

ただし、より一人で進めやすくするためには市販の参考書を用いるといいでしょう。

問題集ではなく、参考書です。

問題を解く前に、きちんと自分が理解しているのかを考え直す必要があります。

 

勉強習慣がついているお子さんには、何も問題はない

そもそも勉強習慣がある程度あれば、勉強をしようとすでに机に向かっているはずです。

親のできることは、問題集参考書不足を解消してあげることです。

本人のレベルややりたいことに合わせて、用意しましょう。

お子さんに聞いても、何が足りないのかわからない場合には、3か月~1年前に勉強していた内容に合わせるのがオススメです。

特に、偏差値が45未満の小中学生の場合(または、公立学校の定期テストで平均点より10点以上低い科目)には、1年以上前の部分から復習を行うのがオススメです。

平均点を大きく上回っている生徒の場合には、
予習範囲まで手を出すべきでしょうし、
高3生や浪人生は、学校のペースに惑わされず、自分がすべきことを見極めることから始めるべきでしょう。

webサービスは部分活用

webを利用した教育サービスは、
自宅で行うことが可能で、コロナウイルス対策としては有効です。

近年ではweb家庭教師もかなり普及してきましたし、私の生徒でも普段は対面でもコロナが増えてきたらweb中心と使い分けているご家庭もいます。

 

さらに、リスニング対策や空間図形などは、webサービスを利用することが最も効果的になる場合も多いです。

また、使い方を考え工夫をすれば、どの科目でも非常に有用な勉強手段の一つだといえるでしょう。

実際に、私も一部利用しています。

では、本当に素晴らしい勉強手段なのでしょうか?

そもそも非常に優れていれば、新型コロナウイルスが出てくる前に、もっと普及していたはずです。

デメリットも考えよう

最大のデメリットは、そもそも扱いにくいという点です。

勉強習慣がついていないお子さんでは、確実に遊んでしまい、勉強にならないでしょう。

最初は動画を見ていたり、必要なページを読んでいたのに、いつの間にか違う動画などを見ているのはよくあります。

他にも、

  • 習慣化していなければ扱いにくい
  • 見るだけで身につきにくい
  • 活用する部分までつながらない
  • どのサービスが最適なのか選ぶのが難しい

など、多くのデメリットがあります。

また、一部の研究では、理解には多少役立つが暗記には紙より向いておらず、
理解にもすべての生徒に向いているわけではないこともわかっています。

やはり、合う合わないがあるので、
タブレットを使えば大丈夫という考えも、
電子機器は信用できないという考えも、
どちらも間違いです。

継続できる方法を試してみるのが重要であり、それを考えるといきなり高価な電子機器の導入はいまいちといえます。

スマホでのyoutubeなどの活用から初めて、継続できそうなら新しい機器も考える。
それがうまくいかないなら従来の紙をメインにつかう。

といった使い分けも必要になります。

流行っているから、学校で勧められたから、TVでいっているから、という情報を鵜呑みにせずに、
いったん落ち着いて考えてみましょう。

合うwebサービスはきっとある

私のページでも、
大学受験の生徒向けとしては、獣医学部や獣医学科を目指す生徒や、医学部を目指す生徒などに向けて、お勧めの参考書を記載していますし、
浪人中の考え方についても解説しています。

指導している生徒でも、その子の状態や性格に合わせて、
webサービスの活用を勧める子もいれば、
webサービスはまだ使わない方がいいと保護者の方にお伝えする子もいます。

都立高校や、埼玉県立高校の分析をしているので、それを見てもらえると受験対策を考えるヒントになると思いますし、
中学生向けの勉強法や優先順位も記載しています。

お子さんに合うwebサービスは間違いなくあるでしょうから、
本HPにこだわる必要もありませんし、
そもそもwebサービス以外の利用から考察することがオススメです。

学校が休みの期間だけの対策では意味がない

現在、世界中でオミクロン株が拡大し、現在が第何波か数えるのも面倒なほどになってきました。

コロナ対策は今年いっぱいくらいは必要になりそうですし、また別の感染症や何かしらの問題が起こる可能性はあります。

ポイントは、年単位の長期的目線

大切なのは、その場しのぎの勉強法を導入しないことです。

長期的にみて、うちの子に何が必要か?を考えることが重要でしょう。

理解の4段階などでもお話していますが、学校の勉強から離れている期間があるからこそ、勉強法自体を改善できるチャンスです。

お問い合わせいただいたご家庭には、個別にメールでの相談も受け付けております。

まとめ

  • まずは復習からはじめる
  • 特殊なときでも、本質を見極める
  • 長期的な視点を持つ

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