1年で私立獣医に合格する方法(英語編)

私立獣医のための英語の基本

こちらの解説では、私立の獣医学科の中でも、

  • 日本大学
  • 北里大学
  • 岡山理科大学
  • 麻布大学(難易度高め)

を目指す場合を想定しています。

         

他の私立獣医の2校は、基本は同じです。
実践的には、長文の長さと比率の違いから、勉強法が少し違うので注意してください。

国公立獣医は共通テストが非常に重要(一部除く)であり、勉強法が違います。
下の問い合わせから個別の連絡をしてください。

実際にこの勉強法で、私の生徒は2020年2月の試験に合格しました。

英語は数学や理科(生物・化学)と性質が違い、勉強への取り組み方も違います。

私立獣医の英語分析
→ 日本大学  北里大学  酪農学園大学  岡山理科大学 

1年で私立獣医に合格する勉強法 → 数学 生物 化学

国公立や他の私立獣医分析は → こちら

並行して勉強をすすめる

数学や理科は分野別の勉強が進めやすく、勉強の順番がわかりやすいです。

一方で英語は英文法である程度順番がありますが、基本的に英単語・英熟語・英文法の3つを並行して勉強を進めていき、
ある程度基礎力がつくと、そこに長文読解も加わります。

進め方の調整が最も難しく、なんとなくが多くなりがち。

ペース配分を自分でしっかりコントロールできなければ家庭教師などの外部の力を活用しましょう。

自己分析が一番必要な科目です。

やっぱり単語から始まる

入試までの約1年間をかけて、徹底的に英単語をマスターしていく必要があります。

レベルとしては、センターや共通テストレベルの英単語帳でOK

「英単語センター1800」
「ターゲット1400」
「キクタン Basic」

などです。

    

もちろん、他の単語帳や学校で使っている単語帳で大丈夫。

まずは夏までに一通りの英単語の和訳を頭に入れておきましょう。

特に、偏差値が60未満の生徒で、十分な単語力がある生徒には会ったことがない、といえるくらい単語力が皆さん不足しています。

英単語は一瞬で

獣医学科の英単語レベルはそこまで高くありません。

だからこそ、英単語を見た瞬間、和訳と品詞くらいは一瞬で頭に出てくるようにしてください。

単語を見たときに、「えーっと、これ、覚えてるんだよ・・・」と3秒出てこないようでは覚えたとは言えませんよ。

夏休み前までに一通り。
10月までには第2第3の意味まで含めて9割は覚えておきましょう。

英熟語は英熟語帳(英単語帳と同じシリーズの「キクジュク」、「英熟語ターゲット1000」などがでています)で覚えてもいいですが、長文読解や英文法と合わせて覚えても大丈夫です。

私立獣医ではそこまで高い英熟語力がなくても、本質的読解力があればカバーできます。
本質的読解力や思考力、地頭力や論理力とよばれる能力は生物でも非常に役に立ちます。

思考力や長文読解に自信がなかったり、暗記力に自信がある場合は、英熟語を暗記で頑張りましょう。

麻布はワンランク上の単語力

4大学では出題傾向は近いですが、麻布は英語も他の3大学より難しいです。

ターゲット1900などのレベルまで網羅するか、長文練習に出てくる英単語をパーフェクトに近いくらいに暗記しなければいけません。

さらに生命科学系の英単語までおさえられれば完璧です。

熟語勉強も頑張って行いましょう。

  

とにかく文法が大切

この4大学は獣医学科の中でも文法比率が高くなっています。

会話文が必須で出題される大学も多く、文法と合わせて会話文特有の表現も勉強しておきましょう。

特に、北里大学は文法比率が高くなっており、岡山理科も文法や会話が必須で出題されます。

ベーシックな英文法

英文法問題は動詞を中心に各大学で基礎~標準レベルのものが出題されます。

まずは文法解説書をつかって、基礎文法をしっかり理解しつつ、問題集も利用しましょう。

文法解説書としては

「英語が初歩からしっかりみにつく」
「いちばんはじめの英文法」

のような高校の基礎レベル文法を勉強するといいでしょう。

  

時間が足りない場合は、省略できなくもないですが、基本的に省略せずしっかり文法理解をしましょう。

ここが英語でもっとも質が必要であり、時間をかけるべきです。

特に中学~高校1年レベルの英文法がわかっていないと、長文読解がまったく進みません。

中学レベルは、単元名を言われただけで、基礎文法と例文がすぐに作れるくらいの練度にしましょう。

文法問題集

「頻出英文法・語法問題1000」
「英文法レベル別問題集 3もしくは4」

もしくはセンター問題集の大問2,3用のものがおすすめです。

  

英語が得意であったり、英語長文に自信がないから英文法でしっかり点を取りたい生徒は、
「Next Stage」が、会話も熟語も入っているのでおすすめです。

ただし、Next Stageは難易度が高いので、自分のレベルがわかっていない生徒は手をつけてはいけません。

1年間かけて最低でも3回転。
薄めの問題集であれば5回転は勉強しておきましょう。

問題をほぼ覚えるくらいまでやりこんだら、

「英語頻出問題総演習」
「英文法・語法ランダム演習 セレクト600」

  

といった、分野別ではなく、ランダムの出題がある問題集も有効です。
大学別の分析も見て、会話文の勉強がどれだけ必要なのかも、確認しておきましょう。

長文読解は長さと難易度の違いに注意

長文読解は王道の勉強をとにかく進めていくに限ります。
そのためにも、基礎文法と基礎単語を覚えてから取り組むようにしましょう。

1,2~4月くらいまでは、長文にまったく触れずに単語と文法に専念してかまいません。

浪人生でも、1ヶ月くらいは長文からあえて離れて、基礎力を磨く時間をとるのもいいでしょう。

最初の長文読解は簡単なものから

長文読解は、なぜかみなさん高いレベルのものばかり読みたがります。
すでに偏差値が55を超えているのであれば、いきなり共通テストレベルで構いません。

偏差値40程度であれば、

「速読英文(基礎)」

といった、高校1年生レベルの問題集や
共通テストの大問1、大問2レベルから始めましょう。

 

これくらいのレベルが7~8割くらいの問題が解けて、
全訳したときに9割くらいは和訳できていて、初めて次のステップに進むことができます。

4~6月くらいは長文読解の基礎を固めましょう。

また、この時期は英単語・熟語・文法優先。
長文読解に時間を使いすぎないことが、合格への近道です。

夏以降に少しずつレベルを上げていく

長文読解は、7~9月くらいに共通テスト対策の問題集を勉強するといいでしょう。

日大は長文が短く、他の大学も450~700語程度と、そもそも長い長文が出題されません。
問題集としては、300語レベル、500語レベルがちょうどになります。

そして、そのレベルの練習には、共通テストが最適です。

他にも

「やっておきたい英語長文300」
「英語長文ハイパートレーニング センターレベル編」
「やっておきたい英語長文500」
「全レベル問題集 英語長文 2」

などがよいでしょう。

      

8~12月にかけて勉強を進めていきましょう。

最低でも毎週1つは長文を読んでおきたいですね。
解き方を身に着けるだけでなく、英単語や英熟語の復習にもしっかり力をいれましょう。

9月中に1度赤本と解く

夏の共通テスト対策を行うところまで、理解度を高められていれば、赤本も40%くらいは解けるはず。

9月中に第一志望の大学の赤本を1回でいいので取り組んでおきましょう。

直前期は赤本と入試レベル

12月~1月の入試直前は、総復習と大学別の傾向をつかむために赤本を使いましょう。

また、単語・熟語・文法・会話文といった復習も欠かしてはいけません。

1月にはいると、新しく覚えるものは一つとしてありません。

これまで覚えたものをとにかく復習し続けるだけです。

まとめ

  • 単語・熟語・文法はとにかく継続し続ける
  • 中学レベルの文法は100点満点にする
  • 長文は簡単なものからはじめる

本気で獣医学科(国公立・私立)を目指す人は、プロ家庭教師へお問い合わせください → こちら