勉強は王道に限る
何事もそうですが、基本は王道であるべきです。
書店に行くと、勉強の参考書でも裏技や表面的なテクニックを紹介しているものがあったりします。
もちろんすべてを否定するわけではありませんが、基本的にはそういった方法はオススメできません。
そもそも学校の勉強は、考え方そのものを学んだり、社会人になった後にも役立つ勉強習慣をつけるために行っています。
論理的思考力や基礎の重要性、基礎を身に着けたうえでの応用力を習得するための勉強なのです。
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王道とは基礎の集合
どの学年でも偏差値60以下の生徒はほぼ100%基礎力が不足しています。
言い換えれば、しっかり基礎力をつければ偏差値60くらいは十分に目指すことができます。
応用・発展レベルは、偏差値60以上(中学受験は偏差値55~58くらい)なければ取り組むだけ無駄。非効率です。
特に注意すべきが、中学受験を目指している小学生。
現代の受験は、中学受験でも高校受験でも大学受験でも、さらには就職試験でも、考える力が必須です。
小学校の勉強で場当たり的な暗記に逃げて、5年生の途中で算数・国語でつまずく生徒が非常に多いです。
そして恐ろしいのが、塾や家庭教師でも指導方法を間違えていたり、長期的視点を持てていない(塾などの方針で指導方針が固定化されている)ケースは非常に多く見られます。
その子は基本的に大学受験まで上手くいかない可能性が非常に高くなるとともに、勉強が楽しめない学生生活を何年も過ごすことになりやすいです。
基礎の複合には複数科目指導できる先生が必須であり、教育系以外の社会人経験がある先生がおすすめです。
邪道の欠点
いわゆる裏技や邪道な勉強方法は、
- 根本理解ではなく、単純暗記に頼るもの
- 本質を理解するのではなく、限られたシーンでしか使えないもの
こういったものがほとんどです。
効率的に理解をするための方法を裏技といっている場合であれば、それは効率的な素晴らしい勉強です。
しかし、理解をせずに問題さえ解ければいいというのは間違いです。
邪道な方法は、解答が出ることのみを目的としており、勉強そのものの目的を見失ってしまいます。
そんな方法を続けていると
- 勉強のための勉強しかできない
- 地頭力(理解力)が育たない
- 一定のレベル以上の応用問題が解けない
といった弊害が出てきます。
王道の勉強方法が出来ていない場合の特徴
具体的には、
- 小学生のときは勉強ができたのに、中学生になったらでわからなくなった
- 偏差値が60以下である
- 数学や理科(特に物理と化学)がわからない
- 生物や社会(歴史や公民・公共など)は暗記科目だと思っている
- 応用問題が解けない(基礎問題の答えはだいたい出せる)
- 文章題が解けない
- 似ているけど少し違う問題の区別がつかない
などがあります。
これは、間違った勉強方法をしている可能性が非常に高いです。
邪道な勉強方法を修正するには、1秒でも早くないといけません。
「あれ?もしかして王道の勉強ができていない?」と思ったら、 理解の4段階などをみたり、正しい先生に勉強方法を相談しましょう。
もちろんプロ家庭教師に相談するのも一つの方法です。
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