【英語】高校3年生になる前に | 勉強法ならプロ家庭教師のロジティー

英語はとにかく重要

あなたや、お子さんの目標が何であれ、受験をするのであれば、英語はかなりの高確率で受験科目になります。

一般受験(私立)
一般受験(国公立)
総合型受験(AOや指定校推薦)

現在は多様な進学方法がありますが、どの方式でも英語が不要な確率は0に近くいです。

学校によっては、
推薦でも英語の受験のみ必要であったり、
一部の大学では学科テストは英語のみということもあります。

英語は積み重ねが重要。

基礎力があれば受験対策などで点数を上げることは可能ですが、基礎力がない生徒が短期間で英語力を上げることは難しくなっています。

この解説は、英語の偏差値が45~60(メインは50~55程度)の高校2~3年生と、その保護者を対象にしています。

情報に踊らされてはいけない

共通テストでリスニングの重要性が注目されたり、
特定の問題が出る、出ないなどの話がニュースに出ています。

実際には、共通テストであれ、国立大であれ、私立大であれ、
受験に要求される基礎的な英語力は変わりません

リスニングを重要視する大学比率は高まっていますが、以前としてリーディングの方が配点が高いのが基本。

私立大では基本的にリスニングは今後もありません。
(英語外部試験の重要度は下がっているのが現状です)

新しい情報が出るので、勉強法を変える、対策を変える、というのは本末転倒。
根本的で、正しい勉強をすれば、どんな変化にも対応できます。

これまでも、センター試験をはじめ、形式変更などは何度も行われてきました。

正しい勉強法の人はしっかりと点が取れていましたが、
ブレて勉強法が安定せず、情報に踊らされた人は、簡単に失敗していました。

とにかく正しい勉強を行い、小手先のテクニックは極力控えましょう。

やっぱり英単語

目指す大学によって変わりますが、

共通テストで平均(50~60%)~平均以上(60~70%)を狙う生徒、
日東駒専~GMARCH関関同立を狙うのであれば、

共通テストの英単語は90%以上(発音やリスニング含む)必要です。

3年生になる前に90%を超えていれば理想的ですが、遅くとも3年生の8月末には90%程度の理解と暗記が必須です。

英単語帳としては、
「ターゲット1400」、
「ユメタン 赤色(1)」、
「キクタン 黄色(Basic 4000)」

などのイメージです。

偏差値50~55くらいの高校なのに、無理してターゲット1900など難しい単語帳を使っている学校を見かけます。

これは学校の先生が悪いケースが多く、生徒の学力や適切なレベルを把握していないことで起こります。

難しい単語帳より、お子さんのレベルに合った単語帳の方がはるかに効率的です。

学校や集団指導塾、ビデオ授業は集団に対して指示をだしており、お子さん一人一人の学力まで考えて指示は出来ません。

自分の目標に合わせて、単語帳のレベルは十分に吟味しましょう。
学校で使っているかどうかは基準ではありません。

志望大学のリスニングや長文読解を見据えると、おのずと単語帳のレベルは確定してきます。

学部にもよりますが、学習院法政関西学院などでは、
上記のどれかを極める方がターゲット1900を2年生から使うより合格率が高まるといえるでしょう。

基礎文法は大丈夫?

あなたの基礎文法レベルは、どれくらいでしょうか?
果たして、中学レベル(高校入試レベル)で95点以上とれる力があるでしょうか?

偏差値が55~60程度の学校に通っている生徒でも、thereの使い方や、接続詞の利用法、比較と受動態など、中学レベルの文法でも穴がある生徒が見受けられます。

そして、その生徒の多くが教科書をメインにして勉強しています。

受験勉強が視野に入っているのに、教科書を使っている時点で失敗率90%を超えています。

そのまま勉強すると、浪人しても基礎文法の重要性に気付かないで、受験の合格は遠のくばかりでしょう。

また、英語の偏差値が50を下回る生徒では、確実に中学レベルの英文法や単語力で不足があります。

偏差値50以下でも大丈夫ということはほぼありません。

99.9%の確率で不足があると思ってください。

もう高校3年生だからといって、高校3年生の演習ばかりが必要とは限りません。

実際の英語の長文では、GMARCHクラスでも中学~高校1年くらいの英文法で合格点水準の対応できます。

複雑な英文法は、文法問題ではもちろん役に立ちますが、長文読解では中学レベルがメイン。

長文読解を考えるのであれば、できれば高校2年生の間に、遅くとも高校3年の1学期までには中学レベル+高校1年生の半分くらいまでの英文法は完璧にしておきたいところです。

長文読解は、日本語読解力も必要

偏差値50強くらいの生徒で、現代文力が低いことにより、英語の長文がうまく読めていなかったり、質問の意味を読み違えている生徒が見られます。

基本的に英語の先生と現代文の先生は同じ方が圧倒的に学習効率が高まります。

国語の授業は、つまらない授業をする先生が多いこともあり、勘に頼っている生徒がかなり見られます。

文系の生徒でも、論理的に現代文に取り組めている生徒は少数なのが現状です。

また、共通テストや多くの私立大で出題傾向が高い図表読み取りの問題にも、現代文力が不可欠となっています。

中学校時代に、数学の文章題が苦手だった生徒や、現代文(特に評論)の偏差値が50以下の生徒は、今の現代文の勉強法をもう一度見直してみることをおすすめします。

現代文力は、正しい勉強によって向上し、それが英語の長文読解力の向上に大いに役立ちます。

さらに、進路選択社会人になった後にも役立つ考え方の基礎となります。

まとめ

  • 英単語は背伸びしない
  • 英文法は高校1年までをしっかり復習
  • 現代文の重要性を見直す

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