【工学部・建築学部】関西学院大学を徹底分析 | 関関同立ならプロ家庭教師のロジティー

関西学院大学の工学部・理学部・建築学部

関西学院大学は関関同立の一角として関西でトップクラスの私立大学。

もともと理系学部は理工学部の1つでしたが、2021年4月から工学部・理学部・建築学部・生命環境学部の4つの学部となりました。

本分析では工学部・建築学部の2学部に焦点を当てています。

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キャンパス

キャンパスは理系4学部と、総合政策学部の合計5学部は神戸三田キャンパスとなっています。

他にも西宮上ケ原キャンパスと西宮聖和キャンパスがあります。

学部と学科(課程)

工学部

物理工学課程
電気電子応用工学課程
情報工学課程
知能・機械工学課程

工学部は学科のかわりに課程で4つにわかれています。

建築学部

建築学科 建築学部の学科は1つのみです。

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試験に関して(試験の種類・受験科目)

関西学院大学の一般選抜には

  • 一般入学試験(全学部日程)
  • 一般入学試験(学部個別日程)
  • 一般入学試験(共通テスト併用日程;英語・数学)
  • 一般入学試験(英数日程)

があります。

ただし、工学部・建築学部を含む理系学部では

  • 一般入学試験(全学部日程)
  • 一般入学試験(共通テスト併用日程;数学)
  • 一般入学試験(英数日程)

の3種類のみ。

しかも定員のほぼすべてが一般入学試験(全学部日程)なので、対策すべきはこの一つとなります。

大学入学共通テストを利用する入学試験もありますが、こちらも定員が少ないので気にすることはないでしょう。

第一志望の生徒は、一般入学試験(全学部日程)のみを考えましょう。

一般入学試験(全学部日程)の入試科目

全学部日程は2月1,2日の2日間あり、両日に総合型・数学理科重視型の2種類が実施されます。

【英語】90分
【数学】ⅠAⅡBⅢ 90分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 75分

総合型:各科目150点満点。

数学・理科重視型:英語100点・数学200点・理科150点。

2025年1月以降(新課程)の入試に関して

現時点で高校1,2年生および浪人生が対象となります。

理系学部で特に大きな変更はありませんが、以下の数Cという区分が増えます。

ただし、勉強範囲は変わらないので、気にする必要はありません。

理系数学では

ⅠA(Aは図形の性質・場合の数と確率)
ⅡB(Bは数列)
ⅢC(Cはベクトル・平面上の曲線と複素数平面)

となります。

また、「情報Ⅰ」は共通テストでのみ選択科目・必須科目として追加される予定です。

定員の一番多い、一般入学試験の個別学力審査では不要です。

合格最低点

以下には、 全学部日程が中心となったここ数年の点数を基準とし、全学部日程のみの合格最低点に関する分析となります。

全て、450点満点です。

工学部

情報工学 ≒ 知能・機械工学 > 電気電子応用工学 > 物質工学

といった合格最低点になっています。

年によって若干差がありますが、工学部でもは、総合型でも数学・理科重視型でも毎年ほぼ同じくらいの点数です。

情報工学・知能・機械工学

253~275点(56~61%)が必要です。

基本的に関西学院大学の理系4学部で最も高い点数が必要であり、最難関の2課程といえるでしょう。

電気電子応用工学

220~235点(49~52%)が必要です。

物質工学

205~225点(46~51%)が必要です。

大体半分取れればかなりいい勝負となるでしょう。

建築学部

総合型でも数学・理科重視型でも毎年ほぼ同じくらいの点数です。

230~260点(52~58%)くらいがここ3年の点数であり、6割とれればほぼ合格と言えるでしょう。

四工大など関東の有名理系大学では建築学部・学科の難易度が最も高い大学も多いですが、関西学院大学では工学部の真ん中くらいの難易度となっています。

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