【理工学部】青山学院大学を徹底分析 | 青学ならプロ家庭教師のロジティー

 

青山学院大学の理工学部

青山学院大学の理工学部には、
物理、化学、数学、生命科学、工学、電気電子といった、
一般的な理工学部にある学科はもちろんあります。

さらに、経営システムに関する学科が文系に強く幅広い人材を目指す青学らしさだと思います。

青学分析 → 理工学部(数学 化学) 経済学部 学部 教育人間科学部 

青学統一日程分析 → 英語 文系数学 理系数学 化学 政治経済

専門家として専門分野を一つもちつつも、経営視点専門外の感覚も持ち合わせている人材は貴重であり、社会に出たときに求められる能力といえるでしょう。

GMARCHの理工学・生命科学 → 明治大学 立教大学 学習院大学 中央大学 法政大学 その他の大学分析 

四工大分析 → 芝浦工業大学 東京都市大学 工学院大学 東京電機大学

学科

物理科学科
数理サイエンス学科
化学・生命科学科
電気電子工学科
機械創造工学科
経営システム工学科
情報テクノロジー学科

アクセス

相模原キャンパス(理工学部、社会情報学部、他)

住所  :神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
最寄り駅:淵野辺駅(JR横浜線)

青山キャンパス

文学部・経済学部・法学部、他

住所  :東京都渋谷区渋谷4-4-25
最寄り駅:渋谷駅、表参道駅

2025年1月以降(新課程)の入試に関して

現時点で高校1,2年生および浪人生が対象となります。

理工学部で大きな変更は数Cの追加のみ

青山学院大学の数学では、

ⅠA(Aは図形の性質・場合の数と確率)
ⅡB(Bは数列)
ⅢC(Cはベクトル・平面上の曲線と複素数平面)

となります。

数Bの統計的な推測が入らないので、実質変更なしといえます。

ただし、共通テスト利用では数Cが入り、ここには平面上の曲線と複素数平面があるので注意が必要です。

情報Ⅰの利用予定なし

2025年1~3月の入試では、

一般選抜(個別学部日程・全学部日程)でも、
大学入学共通テスト利用入学者選抜でも、

情報Ⅰは試験科目に入らない予定です。

情報Ⅰの利用は各大学で異なります。

また、現在の1年生(2026年の1月以降)に関しては各大学の方針が未定ですので、注意してください。

試験の種類と定員

入試では主に、

一般選抜(個別学部日程。A方式とB方式がある)
一般選抜(全学部日程)
大学入学共通テスト利用入学者選抜

の3つがあります。

さらに推薦などの選抜があります。

定員

  A日程 B日程 全学部 共通テ
物理科 35 28 12 8
数理サ 20 13 6 4
化学・生命 50 20 13 10
電気電子 40 20 13 10
機械創造 40 20 15 10
経営シ 35 20 10 10
情報テ 35 20 10 10

入試科目と配点

個別学部日程

A方式もB方式も独自問題のみ。

両方式で英語・数学・理科があります。

(かつてのB日程は共通テストと併用でしたが、共通テスト併用は青学にとって不適だったようです。この動きは全国の私立大学で広がっています。)

A方式

どの学科も共通して、

英語(  80分、150点)
数学(100分、150点)
理科(  80分、150点)

となっています。

英語

英語は全学科で同じです。

数学

数学も全学科で共通、 数ⅠAⅡBⅢ となっています。

理科

理科の選択科目は学科ごとに微妙に異なります。

以下の条件から1つ選択します。

物理科学科      物理のみ
数理サイエンス学科  物理or化学
化学・生命科学科   化学
電気電子工学科    物理or化学
機械創造工学科    物理or化学
経営システム工学科  物理or化学
情報テクノロジー学科 物理or化学

B方式

科目構成や理科の学科ごとの違いはA方式と同一です。

2023年2月の入試まで共通テスト併用でしたが、今回から青学の独自試験のみとなります。

全学科で

英語(100点)
数学(200点)
理科(200点)

と配点だけが変更となっています。

募集人数はA方式より若干少ないですが、十分な定員数があります。

数学と理科に自信がある生徒に有利となっています。

全学部日程

全学科共通の問題で

英語(80分、150点)
数学(70分、150点)
理科(60分、100点)

となっています。

理工系に珍しく理科の配点が低いのが大きな特徴です。

数学はⅠAⅡBⅢ

理科は物理or化学 ですが、

物理科学科のみ物理が必須。

AB方式で化学必須であった化学・生命科学科でも物理か化学の選択です。

合格最低点

合格最低点は学科ごとに異なります。

掲載しているのはあくまで目安です。
(2019の試験は極端に合格最低点が高くなったり、2022年は低くなったりしています。より実用的な数値に計算しなおして掲載していますので、実際の合格最低点と少しだけずれています)

物理科学科と数理サイエンス学科は2020年まで同一学科であったため、まとまっています。

また、A方式(旧A日程)、B方式(旧B日程)と名称および試験科目構成に変更がありました。

共通テスト利用の合格最低点は定員が少なく重要度が低いため、省略しています。

大雑把な得点目安

A方式  :6割前後
B方式  :6~7割(共通テスト併用時代)
全学部共通:7割前後

学科比較した難易度

難易度としては

情報テ > 機械創 > 経営シ=物理 > 化学生=電気電=数理サ

のイメージです。

ですが、合格最低点の学科差は小さく、年にっての違いも大きいです。

学科別合格最低点の割合(%)

  A日程 B日程 全学部
物理(数理) 55~67 63~71 66~73
数理サ 56~59 58~62 60~62
化学生命 56~63 61~67 68~76
電気電子 57~65 57~66 64~73
機械創造 60~68 61~68 70~76
経営シス 59~67 61~69 72~77
情報テク 62~70 65~71 72~76

保護者の方へ

GMARCHは大学としての知名度が高く、幅広い就職を考えるのであれば非常に有効です。

一方で理系としてより専門性を高めることを考えると四工大も選択肢に入れてほしいと思います。

B日程がB方式に変更となり、共通テスト利用が縮小されるなど、青学の受験を理解するとともに併願校とのバランスも考えなければいけません。

青学は難易度も高く、闇雲に勉強しても合格は非常に難しいです。

いいサポートを保護者の方がしてあげてください。

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