山口大学 獣医・農の数学
山口県の国立大学である山口大学
数学は3種類(文系数学1種類、理系数学2種類)あります。
本分析では、
- 共同獣医学部
- 農学部
- 経済学部
- 国際総合科学部
- 教育学部(一部学科)
- ひと・まち未来共創学環
で入試に使える数学(文系数学)について扱います。
獣医学部をはじめとした多くの学部で使いやすい範囲
文系数学との記載になりますが、農学、獣医学、薬学、生命科学などの理系学部でも入試に頻繁に用いられる範囲となります。
範囲はⅠAⅡBC(共通テストとほぼ同じ)です。
A:場合の数と確率・図形の性質(平面図形)
B:数列
C:ベクトル
共同獣医学部では数学は必須。
農学部などほかの学部では選択科目となっています。
当方の指導はオンライン授業が中心。
関東や関西だけでなく、九州や中国・四国地方の生徒の指導経験もあります。
獣医系・農学系だけでなく経済、社会学、薬学、歯学、教育、文学など多様な合格実績がございます
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時間と難易度に注意
数学が苦手な子ほど、時間が不足することを恐れてしまい、計算が雑になります。
山口大学では、数学の時間は120分。
大問は4つで、難易度を考えると合格点をとるために時間がギリギリになることはありますが、不足することはありません。
それくらい、計算量に対して時間が多めに設定されています。
おそらく合格者の半数くらいは時間が余っているでしょう。
時間がかかっても、検算をしてでも正しい計算を積み重ねましょう。
もちろん、受験までに効率的でミスをしにくい計算力を鍛えておくことは必須です。
計算が難しくないことからわかるように、難易度も標準的になっています。
王道の流れで、難問・奇問はほぼ100%出題されません。
全範囲をまんべんなく
山大の数学は、とにかくまんべんなく。
4つの大問が出題されますが、ほぼ必ず出題されるとわかっているのは、数Ⅱの微積だけです。
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基本的には
微分積分
数BC(数列・ベクトル)
数A(場合の数と確率・図形の性質)
の3つはほぼ確定で、残りの一つは年によって違います。
新課程では整数の性質は数学と人間の活動と名前を変え、ベクトルは数Cとなりました。
年によって微妙な変化はあるので100%とはいえませんが、だいたいは上記のパターンで大丈夫です。
例外的な年として、2026年があります。
ベクトル(数C)と三角関数(数Ⅱ)から始まり、図形と方程式(数Ⅱ)、数列(数B)、平面図形(数A)が出題。
微積メインとして出題されなかったのはここ10年で初であり、平面図形が中心の大問が2025年に続いて連続して出題されるなど、意外な出題となりました。
基本は傾向に沿っていますが、毎年100%一致するとは限りません。
上記でだいたい予想できているようにみえますが、結局は数ⅠAⅡBCの全範囲から出題されています。
偏りは大きくありませんが、結局は国立大。
配点を考えても共通テスト対策としてまんべんなく学習することが必須となります。
普段からの数学への取り組みが非常に重要となるでしょう。
王道の解答を作成しよう
山口大学のポイントは難易度が標準的で、王道の流れが問われるということです。
微積であれば接線や法線から始まり、面積につながります。
データであれば平均を求めて分散を計算し、標準偏差に至ります。
数列は最終的なAnを求めるためにBnが用意され、小問の誘導に従うと計算ができます。
証明問題が出題されているときには、(1)や(2)が証明のヒントになっています。
発想力や意外性への対応は基本的に必要ありません。
よくあるパターンの勉強を真面目にこなし、暗記ではなく自分の体に身につけさせていれば、間違いなくすべての問題に解答が作成できます。
ただし、よく見ると王道のパターンの中では出題頻度があまり高くないものも含まれており、しっかりとした勉強をしなければ合格点をとるのは難しくなっています。
近年でも公式の作り方がベースとなっている証明問題が出題されるなど、王道の勉強法が必須であることが証明されました。
単純な暗記に頼った勉強法では合格がかなり難しくなります。
大問差が少ない
多くの大学では大問1が簡単で、最後の大問が難しいのが一般的です。
旧課程であった2024年までは単独の大問でしたが、2025年からは2つの中問に分割されています。
出題傾向が少し変わっても、難易度自体はこれまでと大きくは変わりません。
一方で山口大学ではすべての問題の難易度がだいたい同じ。
分割された大問1も難易度自体は以前と同じくらいです。
時間には余裕がありますが、精神面のためにも、得意な分野から解くことをお勧めします。
例えば獣医学科の合格最低点を考えると、2次試験の数学では75~80%が目標になるでしょう。
年にもよりますが、農学部であれば60%前後になるでしょう。
一番得意な大問が満点であれば、かなり合格率が高まるといえます。
出題傾向を考えると苦手を作らないようにはすべきですが、 得意な分野は明確にしておきましょう。
参考書・問題集
王道の流れが出題されるので、黄色チャート(Amazonリンク)がおすすめです。
山口大学を目指すのであれば、青チャート(Amazonリンク)やニューアクションLEGEND(Amazonリンク)などは難しすぎるので不要。
4STEPなどでは、共通テストも2次試験も高い点数をとることを考えると、使わない方がいいでしょう。
受験生は山口県を中心とした中国地方や福岡県の人が多いです(山口県民が4~5割で、山口高校や宇部高校、徳山高校などが特に多い)。
学校の進度を共通テストに合わせている学校も多く、普段の授業速度は他の県と大差ありませんが、その分遅れたら取り戻す時間が限定的です。
丁寧に理解を重ねる勉強のためにも、無理に難しい問題ばかりを解くのはやめましょう。
2次対策が共通テスト対策にもなる
共通テスト(Amazonリンク)も、2次試験も難易度が同じくらい~若干難しい程度。
違うのは形式だけ。
最初から2次試験をメインに対策していけば自動的に共通テストも点が取れます。
逆に共通テスト対策からはじめても、2次試験に大いに役立ちますが、形式のずれを考えると完全記述の2次試験をメインに考えるのがよいでしょう。
2年生までにどれだけ黄色チャートレベルの理解度を高められるかが合否を分けます。
浪人生は、学習度によって変化しますが、夏休みが終わるまでにどれだけ基礎力をつけられるかがポイント。
まとめ
保護者の方へ
山口大学の数学は取り組みやすく、基礎力を高めることで合格点が取れます。
お子さんは自己分析を正しくできているでしょうか?
今の塾や家庭教師は難しすぎる問題集を使ったり、学校のテキストをそのまま使用していませんか?
現状を確認し、効率的な勉強ができる環境を保護者の方が用意すれば、山口大学の合格は間違いなく近づきます。
国立大学は共通テストの科目が多いので、数学を含めた2次試験科目と共通テスト科目のバランスも含めて指導ができる複数科目指導がうまい先生がおすすめです。
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