【獣医学部】山口大学の獣医学科を徹底分析 | 獣医ならプロ家庭教師のロジティー

 

山口大学の獣医学科の基本情報

山口大学は、山口県の国立大学。

共同獣医学部には獣医学科の1学科のみが存在し、獣医師になるための第一歩となります。

 

山口大学には、獣医学部や農学部以外にも医学部や工学部など合計で9学部存在しています。

山口大学の獣医学科は、鹿児島大学の獣医学科と共同獣医となっています。

共同獣医学科は基本的に教員などの運営側の問題なので、受験や入学後の教育には大きな影響はありません。

獣医学部だけでなく、農学部には生物資源環境科学科と生物機能科学科があります。

生物機能科学科では、生化学や微生物学、環境浄化など獣医学科に近い生命科学を学ぶこともできます。

山口大学分析 → 数学 化学 生物 農学部

定員

定員は30人。
国公立獣医の中では平均くらいです。

前期は21人で、後期は6人、推薦が3人となっています。

30人という全体の定員に対して、後期が6人と多いことが山口大学入試の一つの特徴です。

 

1年で私立獣医に合格する勉強法 → 英語 数学 生物 化学

浪人しての合格は当たり前

他の国立獣医に共通していることではありますが、山口大学は浪人比率や男女比も公開しています。

年によって多少の違いはありますが、現役合格は半分くらい。

 

2026年は入学者32人中、1浪が16人と50%を占めました。

3浪や4浪以上もおり、浪人前提となる難易度の高さがよくわかります。

 

3浪以上は基本的に毎年います。

これは他の国立獣医でも大体同じです。

 

何十年もそうですが、獣医学科で浪人は当たり前の世界です。

ちなみに私立でも合格者の半分くらいは浪人生。

2年以上の浪人(多浪生)が多い傾向にある印象があります。

 

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強力なバックアップが可能です。

男女比は同じくらい

男女比は1:1くらい。

定員が少ないので、年によっては男性が多かったり、女性が多かったりします。

年によって男女比や現浪比が変動しやすいのは、他の国立獣医でも大体同じです。

アクセス

住所 : 山口市吉田1677-1

山口大学には3か所のキャンパスがあり、共同獣医学部があるのは、農学部や理学部、本部などがある吉田キャンパスです。

 

試験に関して

他の獣医学科との比較は → こちら

試験科目と配点

前期試験は共通テストが1000点満点、2次試験(一般個別試験)が400点満点の合計1400点満点です。

国公立獣医で共通テスト比率が高い大学となっています。

共通テスト

【外国語】英・独・仏・中・韓から1(300[60])
【数学】数IAIIBC(200)
【国語】国語(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)

『社会』地歴公民から1つ
『情報』情報Ⅰ

社会もしくは情報から1つ選択(100)

理科は基礎科目の選択不可

他の理系学部などでは社会50点、情報50点の場合もありますが、共同獣医はどちらか選択でOKとなっています。

 

英語の配点が300点なのも特徴です。

リスニング比率は20%で60点分です。

 

よくある質問・料金などは → こちら

web授業に関しては → こちら

2次試験

山口大学の独自試験(2次試験)は、数学と理科の2科目

数学は数Ⅲがなく、理科は1科目選択になります。

各200点なので400点満点です。

【数学】ⅠAⅡBC
【理科】物理・化学・生物・地学から1

A:図形の性質・場合の数と確率
B:数列・統計的な推測
C:ベクトル

後期試験は共通テスト4科目+面接

後期試験は共通テスト900点に面接200点と、ほとんど共通テストで決まります。

 

また、共通テストで4科目であることも大きな特徴。

国語や社会を勉強しない私立獣医志望の人でも、理科さえ2科目頑張れば山口大学の後期は受験できます。

ただし、難易度は非常に高いです。

 

4教科6科目(900点満点)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[40])
【数学】ⅠAⅡBC(200)
【国語】(100)
【理科】物・化・生から2(400)※理科は,基礎科目の選択不可

個別学力試験 学科試験なし(200点満点)
【面接】

 

山口大学にほど近い鳥取大学は後期試験のない国立獣医ですが、山口大学は受けやすい後期試験があるので、倍率が高く、難易度も非常に高いです。

 

合格最低点(前期)

2026年:1156点(82.6%)
2025年:1163点(83.0%)
2024年:1118点(79.9%)

となりました。

 

国公立獣医は定員が非常に少ないので、ばらつきは多少出るのが現状です。

共通テスト目安は最低でも80%

配点が、

共通テスト:2次試験=10:4

であることを考えると、共通テストで80%を切るとかなり厳しいです。

 

ここ2年の合格者において、共通テストでの最低点は2026年で790点、2025点で797点です。

合格者データだけでなく、各予備校の事前統計データを見ても8割クリアが重要であるとわかります。

 

合格者の共テ平均が83.5%くらいなので、80%取れなかった時点で別の大学も視野にいれるべきです。

現実としては2024年のように合格最低点が下がる年もあるので、こまめな面談は必須といえるでしょう。

山口大学は配点が少し特殊なので、他の大学の方が合格率を高めやすい可能性もあります。

2次試験(個別試験)は研究と指導力で点数を上げやすい

山口大学の2次試験(数学・理科)は、国立獣医らしい難しさがありますが、獣医学科を知り尽くした質の高い先生に習えば70%は現実的な数字です。

数学が得意な生徒であれば75~80%とれる可能性も十分にあるでしょう。

ただし、大半の生徒は70%前後になるので、共通テスト80%が目安であり、年にもよりますが77%以下になると挽回はかなり難しいといえるでしょう。

 

学費

学費は6年間で350万円程度が目安です。
国立大学は学費や入学金が全国で一律であり、学部や学科が異なっても費用が同じです。

一人暮らし費用自体は家賃をはじめ比較的安く済みますが、山口県は車の重要度は高いです。

 

お店は普通にあるので問題ありませんが、できれば車、最低でも原付はないと厳しいです。

早い人であれば入学前の春休み、それに間に合わない生徒は夏休みまでにとることが多いようです。

実際にはさらに教科書代が2年生から年で3~10万円程度はかかります。

 

保護者の方へ

山口大学は、他の国立獣医と同様に共通テストが非常に重要。

ただし、共通テストと2次試験の勉強を連動させたうえで、共通テストで高得点を取ることが最低条件となります。

 

難しい勉強ではなく、正しい勉強を継続して行う計画性が大切です。

お子さんの分析を正確に行い、導いてくれる先生がいると合格率を高めることができます。

また、私立獣医を併願するかどうか、獣医学科以外を受験するかどうかもポイントです。

 

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