山口大学の獣医学科を徹底分析 | 獣医学科ならプロ家庭教師のロジティー

山口大学の獣医学科の基本情報

山口大学は、山口県の国立大学。
共同獣医学部に共同獣医学科が存在し、獣医師になるための第一歩となります。

以前は農学部の中に獣医学科がありましたが、2012年に学部の再編があり、現在は分離しています。

山口大学には、獣医学部や農学部以外にも医学部や工学部など合計で9学部存在しています。

山口大学の獣医学科は、鹿児島大学の獣医学科と共同獣医となっています。

共同獣医学科は基本的に教員などの運営側の問題なので、受験や入学後の教育には大きな影響はありません。

本州の西の端にある獣医学科

近くの獣医という意味では、愛媛に岡山理科大学の獣医が新設されましたが、私立の新設校である社会的な問題を残していることもあって、山口大学へ影響は軽微。

相変わらず難易度は高いです。

獣医学部だけでなく、農学部には生物資源環境科学科と生物機能科学科があり、
生物機能科学科では、生化学や微生物学、環境浄化など獣医学科に近い生命科学を学ぶこともできます。

難易度と偏差値

獣医学科でいうと、国立大学の中では比較的難易度が高くないといわれています。

ですが、国立獣医はどこも難しく、差が小さいので基本的には非常に難易度が高いという認識であっています。

偏差値でいうと62~64程度です。
(偏差値は計算式があり、ベースとなるデータによって変動があります。本ページ記載の合格最低点や共通テスト目安を基準にされるのがおすすめです。)

立地

共同獣医学部があるのは獣医学科としては郊外型。
自然が豊かな土地にあります。

アクセス

住所 : 山口市吉田1677-1

山口大学には3か所のキャンパスがあり、共同獣医学部があるのは、農学部や理学部、本部などがある吉田キャンパスです。

最寄り駅は山口線の湯田温泉駅。
駅から吉田キャンパスまで約2km。
タクシーでは10分ほどです。

新幹線の停まる新山口駅からだと、直通の山口大学前バス停までバスも出ています。バスは30分程度です。
新山口駅から車であれば30分かからない程度で到着します。

吉田キャンパスのある山口市は山口県でも中央あたりに位置し、医学部がある宇部地区は比較的西側にあります。

この2つの地区の学生は遊びに行くときはお隣の福岡県の小倉(北九州)まで行くこともあるらしいです。
新幹線を使えば1時間かからずに行くことができます。
普段の生活をする分には車さえあれば不便はないですが、遊びにいくような場所は決して多くありません。

試験に関して

他の獣医学科との比較は → こちら

試験科目と配点

前期試験は共通テストが1000点満点、2次試験(一般個別試験)が400点満点の合計1400点満点です。

国公立獣医で最も共通テスト比率が高い大学となっています。

共通テスト

いわゆる5教科7科目1000点のスタイル

共通テスト科目と配点

【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記・情報から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](300[60])
【社会】地歴公民から1つ選択(100)
 理科は基礎科目の選択不可

他の国公立獣医と異なり、英語の配点が300点なのが特徴です。

この特徴は昔からですが、最近国際総合科学部国際総合科学科を新設するなど、海外と近い立地から、外国語に対する関心は高いようです。

山口大学の入学を目指すのであれば、獣医学科以外でも英語を重視するのはお勧めですし、大学入学後も英語の論文を読む機会は少なくないので、便利です。

共通テストで英語が300点であることで2次試験では英語がないのは、センター試験時代と同じです。

2次試験

2次試験は、数学と理科の2科目

数学は数Ⅲがなく、理科は1科目選択になります。
各200点なので400点満点となります。

2教科(400点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(200)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から1(200)

後期試験は共通テスト4科目+面接

後期試験は共通テスト900点に面接200点と、ほとんど共通テストで決まります。

また、共通テストで4科目であることも大きな特徴。

国語や社会を勉強しない私立獣医志望の人でも、理科さえ2科目頑張れば、山口大学の後期は受験できます。

ただし、難易度は非常に高いです。

4教科6科目(900点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA・数IIB(200)
【理科】物・化・生から2(400)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[40])
 ※理科は,基礎科目の選択不可

個別学力試験 学科試験なし(200点満点)
【面接】(200)

山口大学にほど近い鳥取大学は後期試験のない国立獣医ですが、山口大学は受けやすい後期試験があるので、倍率が高く、難易度も非常に高いです。

合格最低点(前期)

センター試験時代は1100~1150点程度が合格最低点の目安でした。

2016年は1086点と1100点を下回りましたが、2018年は1149点でした。

初の共通テストとなった2021年1~2月の入試では、
1056点/1400点でした。

特に、前期での英語の配点を考えると、リーディングで高い得点は必須です。

共通テストでは長文読解が重要なので、文法よりも英単語と長文読解に力をいれるべきです。

2次試験は極端に難しいことはなく、標準的。

正しい先生について正しい勉強をしっかり行っていれば、2次試験は十分に合格点がとれるようになっています。

共通テスト目安は最低でも75~80%

配点が、

共通テスト:2次試験=10:4

であることを考えると、
共通テストで75%を切るとちょっと厳しいです。

20201年の合格者平均が81.7%なので、80%あれば十分勝負ができます。

定員

定員は30人。
国公立獣医の中では平均くらいです。

前期は21人で、後期は6人、推薦が3人となっています。

全体が30人なのに後期で6人というのは山口大学の特徴です。

男女比は1:1

他の国立獣医に共通していることではありますが、山口大学は浪人比率や男女比も公開してくれています。

年によって多少の違いはありますが、現役合格は半分くらい。

1浪が10人程度で、それ以上が5人くらいのイメージ。 3浪以上も基本的に毎年います。

これは他の国立獣医でも大体同じです。

何十年もそうですが、獣医学科で浪人は当たり前の世界です。 ちなみに私立でも半分くらいは浪人生。

2年以上の浪人(多浪生)が多い傾向にある印象があります。

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強力なバックアップが可能です。

男女比は1:1くらい。これは他の国立獣医でも大体同じです。

しかし、定員が少ないので、年によっては男性が多かったり、女性が多かったりします。 ここ数年は32~35人程度の入学者に対して、どちらも15人程度はいるようです。

学費

学費は6年間で350万円程度が目安です。
国立大学は学費や入学金が全国で一律であり、学部や学科が異なっても費用が同じです。

一人暮らし費用自体は家賃をはじめ比較的安く済みますが、山口県は車は必須。
お店は普通にあるので問題ありませんが、できれば車、最低でも原付はないと厳しいです。

早い人であれば入学前の春休み、それに間に合わない生徒は夏休みまでにとることが多いようです。

実際にはさらに教科書代が年で3~10万円程度はかかります。

保護者の方へ

山口大学は、他の国立獣医と同様に共通テストが非常に重要。

難しい勉強ではなく、正しい勉強を継続して行う計画性が大切です。

お子さんの分析を正確に行い、導いてくれる先生がいると合格率を高めることができます。

また、私立獣医を併願するかどうか、獣医学科以外を受験するかどうかもポイントです。

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