1年で私立獣医に合格する方法(化学編)

こちらの解説では、私立の獣医学科の中でも主に

  • 日本大学
  • 北里大学
  • 酪農学園大学(出題傾向の違いに注意)
  • 岡山理科大学

を目指す場合を想定しています。

ただし、残りの2校(日獣、麻布)も大きくは変わらないので、参考になるように作成しています。

教育指導要領変更後に関して

2023年4月から新しく高校2年生になる学年は、テスト範囲(主に数学)が変わります。

以下は現在高校1,2年生および現在高校3年だけど浪人しそうな生徒用となります。

獣医学科は国公立も私立も浪人率が高く、化学も用語など若干の変更があります。

加えて数学にかかる時間が増えるので、化学とほかの科目のバランスも考える必要があります。

化学は狙いやすく点が取りやすい

物理は理解、生物は暗記が中心になります。

そして化学は理解も暗記も半分ずつのイメージです。

実際には理解が重要な理論化学が多く、暗記が中心となる無機化学は少なめの出題傾向なので、
理解と暗記の重要性は6:4くらいとなっています。

1年で私立獣医に合格する勉強法 → 英語 数学 生物

国公立や他の私立獣医分析は → こちら

また、上記4校は計算の出題量が少ないので、理解がそこまで得意じゃない生徒でも十分に対抗できます。

獣医学科入学後にも非常に役に立つ科目ですので、暗記に自信がない受験生が選択するのがよいでしょう。

迷ったらとりあえず化学、というのは有効だと思います。

とにかく基礎理論重視

現役であれば高校2年生までにしっかりと基礎理論である化学基礎をマスターしておくことが重要です。

上記4校は化学基礎からもある程度出題されるので、
そこだけである程度の点が取れてしまいます。

難易度の高い有機化学や気体、暗記が面倒な高分子化合物などは3年生になってからで十分対応ができます。

学校レベルでいいので、春休みの間に復習をしておきましょう。

夏までにしておくこと

夏に総合的な演習をするために、現役生と浪人生ですべきことが違います。

現役生がすべきこと

現役生は理論化学の抜け有機化学の勉強をすすめましょう。

ただし、これは化学基礎が確実に入っていることが条件です。

化学基礎が甘い生徒は、ゴールデンウィークまでに徹底的に復習しましょう。

特に有機化学は苦手だったり、学校で授業が終わっていない生徒もいます。

有機化学はどの大学でも確実に出題され、しかもパターンが決まっており、時間をかけて勉強すると大きな得点源になります。

私の生徒は、みんな有機化学を得意になって受験に挑んでいるので、化学は特に自信を持って解答できています。

無機化学は覚えていれば素晴らしいですが、夏前の時点では後回しで大丈夫です。

浪人生がすべきこと

浪人生は、まずは化学基礎の確認をしてください。

問題集をつかって化学基礎範囲を中心に、基礎~標準的な問題集を復習しましょう。

おすすめの問題集は下に示してあります。

ここで9割以上とれるようになるのが最優先。

私立獣医は基礎~標準レベルの問題が多いので、時間的余裕があります。 ここで焦って難しい問題を解くと受験は失敗。

逆に落ち着いて基礎を固めることが合格のための条件です。

基礎固めの次

全範囲を全般的に解いてみて、苦手分野を浮き彫りにしましょう。

そして苦手分野を埋めましょう。

気体・浸透圧・溶液・化学平衡などなど、 苦手な分野があるはずです。

そこを集中的に勉強して、苦手分野を減らしておきましょう。

ただし、集中的に勉強すべき分野を決めたからといって、いきなり問題集を使ってはいけません。

正しいトレーニングにもあるように、まずは参考書を読み込み、先生の授業を聞いて理解を深めましょう。

夏にすべきことは演習

夏までにある程度苦手を埋めたら、総合演習をしましょう。

共通テストセンター過去問であったり、春までにしていた基礎~標準の問題集をひたすらに復習しましょう。

何度も言いますが、重要なのは基礎レベルの理解度を高めることです。

他の科目とのバランスをとりながら、夏休み期間~9,10月くらいまでに問題集を3周くらい繰り返し頑張りましょう。

赤本を解いてみよう

夏の終わり~秋のはじめにかけて、1年分でいいのでどこかの赤本を解いてみましょう。

これは他の科目と同様です。
4校全てを解く必要はなく、1~2校で十分です。

入試の難易度を知り、標準レベルの勉強が間違っていないことを実感することが目的です。

秋~冬は標準レベルのパターンを叩き込む

赤本を解いたあなたは、すでに応用問題はほとんど出ないことを知っているはず。

同時に計算問題の分量も少ないことも確認済みですね?

苦手が苦手のまま残っていたり、現役生は無機化学の復習が不十分だったりすると思います。

そこを秋~冬にかけて埋めていきましょう。

また、夏と同様に問題集を進めてパターンを定着させていきましょう。

11月ごろから本格的に赤本対策に入るのがおすすめですが、人によって多少のずれがあります。

参考書・問題集

参考書は、何度も読み返す必要があります。

また、化学基礎をしっかり理解することで、理論化学の勉強効率が大きく変わります。

わかりやすいのはもちろんですが、自分が読みやすいものを選びましょう。
おすすめを記載しておきますが、これにこだわる必要はありません。

問題集

まずは基本的な項目をしっかり理解すること、とくに理論化学が重要です。

学校でつかっているセミナーやリードαなどを徹底的に使い込みましょう。

学校関係以外の問題集でも大丈夫です。

1年間で合格するのであれば7月末までに1回、 秋までにもう1回はしましょう。

現役生で、2年生までに1回の学習が終わっていると現役での合格率が飛躍的に向上します。

一方で、理解していないのにとりあえず1回やるのはおすすめできません。

まとめ

  • 何よりも理解を大事に
  • 演習は基礎を中心に
  • 赤本は秋からで十分間に合う

保護者の方へ

私立の獣医学科は明確に攻略法があり、正しい勉強をすることで間違いなく合格率を高めることが出来ます。

私の生徒でも獣医学科合格生はいますが、多くの生徒が私の指導で勉強法の間違いに気づきました。

化学は理解が重要なのでいい先生がいるかいないかで成果も、勉強の楽しさも、大学入学後の役立ち度、も違います。

私の生徒ではweb授業で獣医学科に合格した生徒もいるので、関東以外にお住まいでも気軽にお問い合わせください。

本気で獣医学科(国公立・私立)を目指す人は、プロ家庭教師へお問い合わせください → こちら

よくある質問・料金・web指導などは → こちら

他の記事一覧は → こちら