日本大学(N方式)の英語
N方式は全学部で問題が同じ全学部統一の方式。
学部別で問題が異なるA方式とは別の方式となっています。
英語はどの学部の受験でも利用でき、下記を見てもわかりますが、ほぼすべての学部学科で必須の科目となっています。
もちろん医学部や獣医学科でも必須です。
ただし、N方式は定員が少ない方式。日大の受験を考えている場合は、面談が重要となります。
日本大学の生物資源科学部、獣医学科は → こちら
N方式で英語が使える学科
【外国語(英語)が必須の学部】
法学部
文理学部
経済学部
商学部
芸術学部(写真学科・映画学科・他)
国際関係学部
危機管理学部
スポーツ科学部
理工学部
生産工学部
工学部
医学部
歯学部
松戸歯学部
生物資源科学部
薬学部
『外国語(英語)が選択の学科』
芸術学部(美術学科・デザイン学科)
すべての学部学科の生徒が受験する可能性があるからこそ、問題形式は幅広く、難易度も比較的簡単になっています。
問題形式や難易度に左右されないように、本質的理解を前提とした勉強をおこないましょう。
大問1,2,3は似ているようで違う
一見すると、どちらもよくある4択の文法問題のようですが、実は違います。
少し古いですが、2019では最初に内容理解の長文読解が出題されました。
2020年以降のN方式は、1期も2期も文法問題からスタートしています。
2018年以前は大問1と2が文法問題でした。
2020年からは大問1~3までが文法となり分量が増えたように見えますが、小問数でいえば20 → 18とほぼ変わっていません。
2025年も同様の傾向でした。
大問1は、いわゆる文法問題
助動詞や疑問視、前置詞に動詞の活用など、学校の文法の授業で習うような分野に関する問題です。
難易度は基本的な問題が中心。
中堅私大向け、もしくは文法に特化した問題集がおすすめです。
大問2は、単語力
ここでは、文法問題のように見せかけて、実は単語力と熟語力が重要になってきます。
類義語や接尾語による品詞の違いなどが問われています。
類義語はシンプルに単語力です。
英単語は大問2でも重要ですし、大問4以降の長文でも重要です。
問われている単語レベルは基礎~標準ばかり。
大学入試の英語でも、英語外部試験の問題でも聞かれやすいレベルの学習が重要です。
共通テスト用の単語帳(Amazonリンク)やターゲット1400(Amazonリンク)などをしっかり仕上げれば高得点を取ることができます。
品詞理解は文法のスタートであり、中核
文法は動詞に関する問題が中心ですが、大問2では似た意味の品詞違いに関わる問題も頻出です。
文法のような変化はなく、似た意味の単語を文に合わせて選択します。
こちらも単語同様に難易度はそこまで高くなく、標準レベル。
長文読解でも使える技術であり、文法や品詞の勉強が長文と連動していないと効果が薄いので注意してください。
大問3は2語か3語の塊
大問3の6問は、基本的に群動詞や熟語となります。
最も多いのは動詞 + 前置詞のパターン。
他にも熟語などの決まった表現が選択肢に並びます。
大問3対策は文法系の問題集(Amazonリンク)が3~4割。
熟語帳(Amazonリンク)が6~7割くらいのイメージ(個人差はかなりあります)。
勉強のタイミングは日大の方式や併願校など、長期的なスケジュール管理と合わせて実行していきましょう。
困ったらまずは英単語。英単語帳が1回転してから英熟語帳を使うのが一般的です。
大問4は長文的な単語・文法問題
長文が出てくる最初の大問は、これまで複数の形式がありましたが、2022年以降は形式が固まっています。
2020年は大問4が会話文でしたが、2025年や2024年などは大問6に会話文が出題されるようになりました。
大問1~3と求められる能力はあまり変わらない
大問4は形式としては長文が出ており、長文読解の要素もあります。
長文内の空欄に選択肢の単語を穴埋めしますが、長文読解力というより1~2文程度を基本とした文法・単語問題。
勉強方法としては大問1~3と同様となっています。
形式として微妙に異なるので、大問1~3の対策をある程度行った後に、類似問題の演習をしていきましょう。
大問6で会話文
年によって違いますが、会話文と短めの長文がこの中盤で出題されます。
近年は長文中の空欄に対する穴埋めが出題されやすいです。
過去には2問の会話文が出題されていましたが、近年は大問1つ分が定番。
アクセントの出題があった年もありましたが、最近は出題されていません。
空欄補充であれば、読解力と単語力が共通テストレベルまであればそこまで難しくありません。
一定の練習は必要でしょうが、特別新しいことは必要ないでしょう。
よくある質問・料金などは → こちら
web授業に関しては → こちら
会話文は日大では定番
医学部では会話文が高確率で出る大学は限られていますが、日大英語では会話文はおなじみの出題です。
ただし、文章量としてはあまり多くなく、また会話表現が特に狙われるというわけではありません。
ですから、形式としては会話文ですが、短めの長文に近いイメージをもって過去問に取り組むとやりやすくなります。
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レベルとしては共通テストレベルの長文の内容理解ができていれば、十分に解答を選ぶことができます。
会話文は大問4で出題されたり、大問6で出題されたりするので、どこで出てきても驚かないように、時間配分を間違えないように練習しておきましょう。
私大の長文対策の中で会話文に関してもいくつか練習をしておくのがよいでしょう。
医学部受験において、日大N方式のための会話文対策は重要度が低いです。
時間を割きすぎないように注意しましょう。
短めの長文は300語程度
日大は各学部でそもそも長い長文をあまり出題しません。
逆に短めの文を複数出題することがよくあり、このN方式でもほぼ確実に出題されています。
長文の難易度自体は共通テストレベルかそれよりも簡単なレベル。
また、内容把握ではなく、長文内に設定された空欄に当てはまる単語を選択するタイプ。
長文全体を読まなくても、前後の文章の意味で正解を選ぶことができます。
接続詞などの単語中心なので、ここでも単語力が重要。
共通テストレベルの単語は最低でも90%、できればほぼ100%の習得をしておきましょう。
大問5と8がメインの長文
近年は大問6で会話文ですが、大問5と8が長文読解となります。
特に内容理解の要素が強い長文は大問5に出題されやすく、500語程度の長文があり、問題はすべて内容把握です。
また、接続詞や熟語の短い長文が出題されることもあります。
長文の難易度は共通テストの最後の大問と同じくらいですが、文章が短い文難易度は高くありません。
単語や熟語としても共通テストレベルで大丈夫。
順番が前後することもあるので、試験うけるときは、最初の1分で解答順を明確にしておきましょう
大問8は5択になっている
近年は大問が8つ与えられるパターンが多いですが、過去には大問7つが定番でした。
そもそも大問数や出題の順番は年や日程によって変わるかもしれない、という前提を持ちましょう。
大問8では、長文内の途中に当てはまる5択の選択問題が多いです。
4択の大問4よりも長文要素が強いことが多く、文法や単語の知識だけで解答するのが難しくなっています。
単語や文法の能力と、長文を組み合わせて考える習慣が重要。
難易度はN方式の中では高めですが、一般的な標準レベルから出題されているので、正しい勉強が継続できていれば恐れることはありません。
対策のまとめ
- 日大はA方式をメインで考えよう
- N方式は共通テストレベルが部分的に使える
- N方式だけでなく、他の大学への対策になる根本的学習をしよう
保護者の方へ
N方式は難易度が標準的ですが、出題形式が幅広く総合的な英語力が必要となります。
また、医学科や獣医学科をN方式から狙うのであれば高得点が必須。
お子さんの現在の学力と、日大への志望度、学部学科によってかなり変化します。
そして、日大を受験する生徒の多くが英語の勉強方法を間違えているせいで、非効率な対応になっています。
保護者の皆さんがお子さんのズレに気付き、いかに早く対応できるかが合格を左右するでしょう。
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