【数学】東京理科大学の理学部を徹底分析 | 早慶上理ならプロ家庭教師のロジティー

東京理科大学 理学部(第一部)の数学

東京理科大学の理学部には5学科(2026年から新学科が加わって6学科になる予定)があり、理系数学が必須です。

配点は100点と基本的に英語や選択科目と同じ(ただし、化学科と応用化学科は化学比率が高い)。

本分析は理学部の全学科で必須の数学(B方式)の分析です。

時間は100分で、大問は3つ。

数学科と応用数学科は、本分析の数学に加えて2学科専用の数学が別の時間(選択科目として)で必須なので、注意してください。

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最初は小問集合

大問1は小問集合にはなっていますが、実際のところは他の大学での大問に相当する難しさがあります。

それぞれの小問もしっかりと複数問題あります。

ただ計算するだけの問題がないわけではありませんが、問題文をしっかり読んで国語と複合してしっかり考える必要があります。

一方で、答えを書くだけであり、実数値になっているので困ったときは当てはめて計算することで一定の正解数を出すことも可能。

配点が40点あるので、ここで30点以上取ることができれば、合格が一気に近づくといえるでしょう。

基本は3つの小問ですが、2分割だった年もあります。

また、小問といいつつも、一つ一つに一定のボリュームと難易度があるので、侮る選択肢はありえません。

難易度は標準レベルが中心だが

大問1は標準で典型的な問題も一定量は入っています。

一方で、それよりちょっと難しい問題も含まれます。

ただ公式を当てはめてという考えは、東京理科では大問1の時点で通用せず、当然ですが大問2,3ではもっと通用しません。

数BCから一つは問われやすい

数Bと数Cの中心である数列とベクトルの片方もしくは両方が出題されやすい傾向にあります。

同時に、2025年からは新課程。

新しい分野の出題可能性は大いにあり、2025年もしくは2026年には問われる可能性が高いとみています。

しっかり大問1で点数を稼げる数学力を身につけましょう。

大問2と3がメインの独立した大問

東京理科らしさの1つに、大問をきちんと刻んで難しい段階まで誘導してくれる点があります。

そして、(1)~(5)までとボリュームと変化に富んでいます。

一般的な数学の大問は(1)~(3)くらいまでのことが多いです。

(1)は比較的簡単な計算が多く、(2)で段階が飛ぶことも珍しくありません。

もしくは(1)から一定のレベルがある問題が出題される難関大学も多いです。

東京理科は(1)から一定のレベルは出題されていますが、そこからの段階の上がり方が丁寧です。

もう1つは無理しすぎなくていい

理学部の合格点は学科にもよりますが6~7割。

大問2と3のうち、片方はあまりうまくいかなくても十分に合格点に到達することができます。

特に物理学科・科学科・応用科学科の3学科としては、数学がイマイチでも物理と化学で挽回できます。

基本的に微積ともう1つが定番であり、どちらかを中心に勉強しましょう。

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数BCが中心になりにくく、数ⅡとⅢが中心

大問2と3は片方が微積になりやすく、もう一つが難しいところです。

数Ⅱと数Ⅲの複合が多く、大問2も3も微積要素が入っている年も少なくありません。

基本的にはしっかりとした積み上げが重要で、分野の偏りが少なく、理解が前提となっていることです。

数Ⅲの中でもハイレベルな微積に対抗せよ

(1)はシンプルな微積の計算からはじまり、複合要素があまりない、純粋に質の高い微積が最近の傾向です。

微積の理解をしっかりと行う前提が必須。

さらに、典型問題とプラスアルファの思考が必要ですが、発想力のような難問は出題されません。

積み上げたものが試される問題であり、努力で正解を勝ち取ることが出来るように作られています。

(2)以降では典型的な流れを基本としつつ、難しい問題がしっかりと入っています。

東京理科大レベルの受験生でも数学がかなり得意でなければ微積で全て解き切ることは簡単ではないでしょう。

数学を重要視しつつも、英語や選択科目(数学・物理・化学)とのバランスが求められます。

難易度と問題集

東京理科大学だけあって、難易度は高いです。

一方で、合格最低点をとるということだけであれば努力で普通に実現可能です。

数学は才能の要素が大きいとされています。

一方で、このレベルまでくると純粋な才能にかまけて努力の方法を工夫しない生徒にはついてこられません。

東京理科の数学は、才能よりも努力と工夫の精神が試されています。

問題集

入試の難易度と広さを考えると、青チャートやニューアクションLEGENDあたりがおすすめです。

黄色チャートでは数Ⅲを中心に合格最低点には少し足らないので、別の問題集を高校3年生からプラスするのであれば合格までいけます。

1対1対応は好み次第だと思いますが、そこまで必要ないでしょう。

早慶上理レベルの数学は、一朝一夕の対策では合格不可能。

できれば中学3年~高校1年の夏までに数学の勉強方法を徹底的に見直す時間が欲しいです。

どれだけ遅くとも、高校2年の最初には質の高い勉強が出来ていなければ、現役合格は難しいでしょう。

実際に浪人率もなかなかに高く、そもそも勉強方法を間違えていれば1年浪人しても普通に不合格になります。

まとめ

  • 理解の数学が大前提
  • 3つの大問は合格最低点を理解したバランス感が大事
  • 難易度は高いが、努力で攻略できる

保護者の方へ

東京理科大は早慶上理の一角であり、理系中心の私立大学としては東京のトップといえます。

基本的に数学が苦手な生徒はおらず、一番得意科目が数学という生徒も非常に多いです。

数学はどの理学部・工学部・理工学部で必須であり、難易度も高く、勉強方法を間違えているとまず攻略できません。

言い換えれば、現在の偏差値が達していなくてもいい先生に正しい数学を教えてもらえば逆転可能です。

今の成績より、勉強法が重要。

学校で点数が取れているかと、受験数学は共通していな部分も多いです。

お子さんが東京理科レベルを目指すのであれば、目先の点数ではなく、勉強方法と真の実力をしっかり見極めてあげてください。

塾やプロ家庭教師なども上手く活用してください。

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