【数学】法政大学を徹底分析 | 生命科学部の数学は文系数学の範囲

 

法政大学 生命科学部の数学

法政大学の一般入試には

  • T日程入試(全学部・全学科の統一入学試験)
  • A方式入試(各学部ごとに独自問題・個別日程)
  • 共通テスト利用入試(学部学科ごとにB方式:3教科もしくはC方式:6教科7科目)
  • 英語外部試験利用入試(英語のみ外部試験)

の4種類があります。

 

学校推薦型選抜は指定校orスポーツ推薦であり、公募制がありません。

総合型として自己推薦はありますが、生命科学部では実施されていないので注意が必要です。

第一志望ならA日程を中心に

今回の解説は定員が圧倒的に多いA日程(生命科学部)になります。

法政大学のA日程は、試験日によって問題が異なります。

同じ学部でも試験日が違えば問題が異なり、違う学部でも同じ日程なら問題も基本的に同じです。

例えば2027年では

生命科学部の2027年におけるA日程は

2月11日:生命科学部Ⅰ日程・生命機能学科
2月14日:生命科学部Ⅱ日程・環境応用化学科、応用植物科学科

となっています。

Ⅰ日程はデザイン工学部の都市環境デザイン工学科やシステムデザイン学科などと同じ日程

Ⅱ日程は情報科学部のコンピュータ科学科などと同じ日程です。

 

法政大学が第一志望の生徒は、A日程を第一目標として考え、勉強していきましょう。
(正確には学科によりA1日程とA2日程がありますが、傾向は同じなので合わせた分析となっています)

法政大学の志望度が高く、同時に別の学校や学部で迷っている生徒は、早め早めに綿密な進路相談をしてくれる先生を探されることをお勧めします。

偏差値だけでなく、本当に生徒がしたいことを中心に話してくれる先生にしましょう。

学力・偏差値は、適切な対策をすれば無理なく上げることができます。

 

理工学部とデザイン工学部(建築学科、都市環境デザイン学科)ともⅠAⅡBC分野の問題は同じになっています。

範囲はⅠAⅡBC

生命科学部の全学科
デザイン工学部(システムデザイン学科)
は、ⅠAⅡBC(A:図形の性質場合の数と確率、B:数列、C:ベクトル)

理工学部
デザイン工学部(建築学科、都市環境デザイン学科)
情報科学部
は、ⅠAⅡBⅢC(A:図形の性質場合の数と確率、B:数列、C:ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)

の範囲となっています。

 

数学の配点は150点で、英語や理科と配点が同じとなっています。

 

法政大学の生命科学部分析 → 化学 生物 T日程分析(英語数学

法政大学分析 → 学部 経済学部 社会学部

GMARCHの他の大学 関関同立 

 

出題範囲ははっきりしている

法政大学における数学の取り組みやすい点は、

  1. 難易度がそこまで高くない
  2. 典型的でどの問題集にでもあるような問題の類題から出題
  3. マークシートで桁数などがわかっている
  4. 出題分野や傾向がはっきりしている

という4点があります。

特に、出題傾向が明確なことは数学が苦手な生徒にかなり有利です。

出題範囲

かなり明確で、順番に関してもある程度ははっきりしています。

ⅡBC範囲は図形と方程式を除いて全範囲が頻出。

 

Aは場合の数・確率が毎年出題。2025年も2024年も2023年も大問1で出題されました。

平面図形も他の分野と絡めて出題率が高いです。

 

逆にⅠの分野はほぼ出題されておらず、他の分野でも高度な計算はほぼありません。

基本事項さえおさえておけば十分といえます。

大問5(近年は大問4)に微積

この微積では接線や法線から積分で面積を求めるという最も典型的な入試のパターンが出題されています。

ほぼ毎年必ず出題されており、共通テスト(旧センター試験)に近い部分もかなりあります。

ただし、2022年などは三角関数をベースに後半で微分の増減表を使い、2023年は微分がメインながらも少しだけ数列と複合でした。

 

内容も標準的で対策もしやすいので満点を狙いたいところです。

大問4でも微積が出題され、2つの大問で微積ということも少なくありません。

微積は大問4のみで、大問5は別ジャンルという年もあります。

まず対策すべきは間違いなく微積です。

 

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数列とベクトルも出題率が非常に高い

BとCは、どの大学でも頻出。

法政でもどちらかもしくは両方が出題されます。

 

特徴として、

ベクトルは数A平面図形などと一緒に出やすい
数列は微分と絡める複合問題での出題が多い

という傾向があります。

 

一般的に複合問題は難易度が高くなる傾向にありますが、複合の要素が大きくありません。

近年は数列では難易度が高い格子点が出題されるなど、本質的な理解も求められる度合いが高まりました。

 

一見難しく見えますが、丁寧に文章を読むと典型的な出題が中心。

冷静に対処すれば満点を十分に狙うことができます。

高次方程式は最初の計算

大問1で高次方程式として、複素数の計算や、解と係数の関係の計算などが出題されています。

計算問題であり、冷静に対処すれば難易度は共通テストレベルか、それより簡単なくらい。

 

この分野は、共通テストでは頻出ですが、私立大の数学として出題頻度は高くありません。

私大対策ばかりしていると、見逃しやすいので、注意しましょう。

確率も毎年出題

どの大学でも頻出分野である場合の数・確率は、法政でもほぼ毎年出題されています。

前述したように、大問1での定番となっています。

 

出題内容自体は難しくありませんが、場合の数の形や条件付き確率など、数Aで習う範囲を網羅的に勉強しておく必要があります。

指数対数三角関数

単体の計算として出出されることもあれば、他の分野と絡めての出題もあります。

 

指数対数と三角関数は、片方は得意だけど、もう一方は苦手という生徒が意外と多いです。

基本的には同じ思想で勉強するべきですが、指数対数関数と三角関数は勉強方法を間違えている生徒が非常に多いです。

どちらかもしくは両方とも苦手な場合は、今すぐ勉強方法やなどを見直してください。

質の高い先生・勉強方法になると驚くほど結果が変わります。

 

問題自体は典型的で、求められているのは基本事項の理解と標準的なレベルの問題を落ち着いて解くことができる数学力です。

 

重要なのは基礎力と演習

全体を通して、法政の数学は若干ですが難化しているといえます。

過去の基礎~標準レベルだけでもほぼ満点が狙えるレベルから、もう少し難しくした問題が増えてきました。

 

一方で、基礎を大切にし、理解を目指した勉強をしていれば合格点は確実にとれます。

目先を変えた問題が増えているからこそ、王道の正しい勉強が出来ている生徒に有利で、その場しのぎの間違った勉強をしている生徒が不利になります。

演習も正しく

基礎理解(インプット)は演習問題(アウトプット)とセットになっていなければいけません。

 

そして、正しい演習問題(アウトプット)のやり方は、復習とセットであることが理想です。

理系ですがⅠAⅡBCと文系数学の範囲からの出題です。

数Ⅲはありませんが、それでも復習をするには時間がかかります。

 

受験勉強を始めるのが遅ければ遅いほど不利になり、早ければ有利になります。

早く始めれば部活や友達との時間を確保しながら着実に受験勉強を進めることができます。

毎日の勉強に15分加えるだけでもかなりの違いとなるでしょう。

 

対策・勉強法

問題集としては黄色チャート(Amazonリンク)レベルが中心です。

ただし、数学が苦手な生徒は、白チャート(Amazonリンク)でも合格点をしっかり超えることができます。

 

法政以外のMARCH、早慶上智、地方国立なども受験したいのであれば、黄色もしくは青チャート(Amazonリンク)になるので注意してください。

法政が受験校で一番難しい生徒や、数学が苦手な生徒は、表面的な理解でも十分合格点をとることができます。

 

逆に法政以上のレベルを第一志望にしているのであれば、法政の数学は最低でも8割。

計算ミスがなければ満点を狙うくらいのレベルにないと難しいでしょう。

 

まとめ

  • 理解の数学の重要性が高まる
  • 法政のみならⅡBCを重点的に鍛えよう
  • 応用問題は一切不要

 

保護者の方へ

法政大学の数学は少しずつ難しくなっており、教育指導要領の改訂によって範囲も若干変化します。

法政の生命科学部を本気で狙うのであれば、これまで以上に早めに意識を変えて、早めに対策することが必須となるでしょう。

理科や英語もあるので、法政対策の質が高いのはもちろん、スケジュール管理も含めた指導をしてくれる先生が理想的です。

 

お子さんは高校3年生になるまで受験勉強しようとはなかなか思えません。

保護者の方がお子さんが動くより早く動き始めなければいけないでしょう。

 

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