【中学社会】偏差値50の勉強法(公民編) | 勉強法ならプロ家庭教師のロジティー

公民は、点が取りやすい

公民は社会の中でも中学3年で習いますが、中学3年の最初は歴史の勉強がほとんど。

実質0.6~0.8年くらいの勉強時間ですが、入試での出題量は結構なボリュームがあります。

都立高校入試分析  埼玉県高校入試分析

勉強量が地理や歴史より少ないのに、出題量が他と変わらずあるので、
少ない勉強時間で点がたくさん取れる、おいしい分野といえます。

また、中学3年から勉強するので、中学1,2年の社会が苦手でも、取り組みやすく、
定期テストでも点が取りやすいです。

ニュースの内容がわかる、大人と同じレベルで話ができるきっかけになるのも、公民のいいところです。

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社会が苦手な人ほど、公民を勉強しよう

これまで社会を勉強してきて、

  • 「社会はつまらない」
  • 「社会はイメージしにくい」
  • 「社会は点がとれない」

と思っている生徒もいると思いますし、

「社会はうちの子の苦手科目」
と捉えているお母さんもいらっしゃると思います。

そんなご家庭ほど、公民を勉強してほしいです。

公民は地理や歴史と構造もかなり違い、暗記が苦手で数学が得意な生徒でも取り組みやすい社会となっています。

実際に、早稲田大学などの経済学部では、数学が受験科目として必須になるなど、
公民(経済が入ります)は、理系(数学や理科が好き)に親しみやすい社会といえます。

私も理系ですが、大学受験のときの社会は公民(政治経済)を利用しました。

憲法をはじめとした法律系は身近なものも多い

歴史の授業でも憲法第9条(戦争をしないということ)を学んでいますし、
各法律の中で、身近なものも比較的多くあります。

個人の権利が制限される状況(公共の福祉)も考えられるなど、
法律問題はニュースや新聞はもちろん、普段の会話でも出てきます。

2022年は新たな増税の話が出るなど、気づかないうちに法律は驚くほど生活に入り込んでいます。

懐かしの憲法十七条や御成敗式目なども、昔の法律ですね。

周りでよく聞くから親しみやすく、勉強しやすく、点が取りやすいのも納得です。

法律の意味を根本から考えよう

法律系を単純に暗記するのは大きな間違いです。

法律の成立には理由があり、その背景を勉強することで単純暗記の社会から脱却できます。

わかりやすいのは憲法第9条。
(戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認)

これは、第二次世界大戦(太平洋戦争)という日本の失敗を基礎に作られています。

大きな戦争をして、多くの日本人が被害にあい、また外国の方も被害にあいました。

そんな戦争を二度としないという願い(背景)が、日本の憲法には込められています。

憲法や法律は単純暗記ではありません

背景を勉強することで、学力が上がるのはもちろんですが、公民の勉強がもっと楽しくなります。

第4の分野といえる国際も身近

サッカーワールドカップなど、スポーツイベントでも国際的な話がよく出てきます。

また、地理においても貿易などで、世界における日本の立ち位置が話題に上った記憶が残っている生徒も多いと思います。

国際連合や世界での戦争、環境問題など、これまで聞いたり軽く触れているものばかり。

国際問題と聞くと一見難しそうですが、公民の中でも最大級に簡単で点が取りやすい分野。

先ほどのスポーツのように、必ず身近に世界があります。

また、ご家族が話題にしやすいものも多く、ご家庭で気づかない間に、この分野の勉強をしていた、なんてことも少なくありません。

政治家はえらいのか?

公民の中盤(中3の秋あたり)では、三権分立を中心とした政治の仕組みがメインとなります。

そこで、政治とは何か?裁判所と政治のかかわりはどうなのか?
といったことを学習します。

ある生徒からの質問で、
「政治家の人ってなんであんなに偉そうなの?」と言われたことがあります。

皆さんは、政治家といわれる、政治に深くかかわる人をどう考えていますか?

  • 政治家は本当にえらいのか?
  • 政治家が偉そうに見えるのは間違っているのか?

という疑問には、公民の勉強が進む中でお伝えしてきます。

民主主義と社会主義という現在の世界の考え方にも関連がある、世界中のすべての人にとってかかわりがあるお話です。

また、東京オリンピックと東日本大震災の関係性など、教科書に書いていないお話も授業では登場します。

地方の話は重要性が高まっている

政治分野では、国会や内閣などの政治の中心となる話だけでなく、
都道府県や市区町村単位での話も出てくることになります。

もちろん、あなたは自分が何区、何市(町村)に住んでいるかわかっていますよね?

そもそも法律は国単位で決めますが、都道府県レベルや市区町村レベルでは何をやっているのでしょうか?
貴方の町は何をやっているのでしょうか?

この違いも単純暗記ではなく、それぞれの地区の特性に合わせて変わってくることは、理解に基づいて勉強しなければいけません。

社会が苦手なら経済分野は楽しい

今までの分野も楽しめる分野ですが、経済は理系に興味がある生徒にとっては、半分数学です。

一方で数学などが苦手な生徒には、数字以外の面から経済を勉強することで、楽しく勉強できます。

社会の中でも、誰でも楽しめる分野の第1位は、間違いなく経済分野でしょう。

お金はみんなももっている

今このHPをみるために、あなたは何をつかっているでしょうか?
スマートフォン?タブレット?パソコン?
どれでしょうか?

その道具も、勉強道具も、すべて経済が関係しています。

世界的な流れは当サイトにも影響を与え、私のウェブ授業を受ける生徒も増えました。

今座っている椅子も、乗っている電車も、食べているご飯も経済を身近に感じることができます。

また、経済の始まりの一つは物々交換にあり、お金や数字が出てこないところももちろん重要です。

経済の勉強は今の日本人に足りていない

投資や株、金に芸術品など、様々なものがお金にかかわります。

そして、この分野の勉強は、日本人は遅れているとされています。

つまり、あなたがこの分野を深く勉強することで、経済に関してはお母さんたちより詳しくなることができます。

逆に、お子さんにお金で苦労してほしくないと考えている保護者の皆様には、
是非お子さんに経済の勉強をさせてあげてください。

お金の話をするのは汚い、タブーだ、という考えは完全に時代遅れ
今は、積極的にお金の話をすべき時代です。

私の授業では、現実に即したお金の話はもちろん、わかりやすくデフォルメ(部分的に強調したり、多少変化を加える)して、経済と身近な変化に関してお伝えしています。

保護者の方へ

政治や経済、お金の話は中学生であればちょっとずつ勉強すべきだという保護者の方が増えています。

学校の公民はそのきっかけにはなりますが、教科書的な教え方だけでは現実世界とのつながりを感じにくいのが現状です。

高校入試や学校のテストで点がとれるだけでなく、正しい理解と勉強をすることで大学生や社会人になっても役立つ公民が求められています。

闇雲に教科書を読んだり、ワークを解くだけの時代は終わりました。

今からに有効な勉強が出来る環境を、保護者の方が動くことで整えてあげてください。

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