【社会】浦和明の星中学の入試問題を徹底分析 | 埼玉で中学分析ならプロ家庭教師のロジティー

浦和明の星の社会

埼玉県でトップの女子中学として有名な浦和明の星中学。

社会は50点満点。

他の科目は算数と国語が100点ずつ、
理科50点の合計300点。

算数と国語の半分の点数ですので、社会は最優先科目ではありません。

一方で、国語の読解力に加えて、地図や図表を読み解く力も必要となります。

難関中学入試は論理的思考力がどの科目でも求められますが、明の星の社会でも同様となっています。

社会の対策だから社会の専門の先生よりも、一人の先生が国語や算数も同時に教えてくれることが理想的です。

複合的指導は現実に実行できる先生が実は限られていますが、質の高い先生を発見できれば効果が大きくなります。

高い難易度

浦和明の星はご存じの通り埼玉でのトップの女子中高であり、全国的にみても非常に高い難易度となっています。

社会でも難易度が高い問題が見られますが、標準レベルの問題も多いです。

しっかりと基礎を固めて、国語の力を複合させる能力さえ身に着けていれば、過度に恐れる必要なありません。

また、社会の能力を鍛えておくことで、中学入学後の英語や社会の勉強にも大いに役立ちます。

ほかのおすすめ中学

東岩槻にある開智(共学)
東大宮にある栄東(共学)
北与野にある淑徳与野(女子)

などが候補にあがるでしょう。

通学時間で可能であれば、埼玉だけでなく、 東京や千葉の中学校を選択肢に入れているご家庭も多いかと思います。

浦和明の星分析 → 算数 理科

淑徳与野分析  → 算数 

開智中分析   → 算数 理科

2つの大問

他の科目と異なり、社会は大問が2つだけ。

年によって大問ごとのボリュームに差があることもあり、事前に分析結果を交えた詳細な説明を先生から聞くことが必要です。

優秀な先生であれば、お子さんの性格に合わせて解く順番や時間の使い方も調整しながら話をしてくれるでしょう。

私も生徒の学習状況や性質に合わせて、楽しく点数を最大化できるように調整を行っています。

3つの分野のすべてが必要

大問1では地理と歴史、
大問2では公民が中心となっています。

大問2は公民のみの年もあれば、地理や歴史の問題が入っていることもあるので、事前に注意が必要です。

一番最初には地理か歴史の長文がありますが、文章に惑わされない落ち着きが重要になります。

地理は理解

社会の一分野であり、暗記が重要なのは間違いありません。

一方で図表や地図、地形図などを絡めた出題も多く、社会の中で最も思考力が要求される分野といえます。

また、埼玉県にかかわる記述もあり、興味を誘うように作られています。

実際には埼玉県に特化した対策は不要なので、地理は明の星のために埼玉や関東中心にする必要はありません。

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歴史は幅広く

歴史は学ぶ分量と正確性、その意味の観点から、近現代の出題可能性が高いです。

一方で縄文から全般的な出題の年もあり、明の星や同じくらいの難関校の受験を考えている場合は、しっかりとした学習が必要です。

さらに深く

明の星とはいえ、中心は標準レベルの知識になります。

一方で、一部問題は細かい部分も突いてきており、勉強を頑張ればその分高得点が狙える作問としてあります。

とにかく合格レベルまであげたい、歴史はお子さんの興味が薄い、という場合には、難しい問題や細かい知識は後回し。

本質的には興味を持って理解を進めることが理想ですが、社会の3分野すべてでそれを実行するには時間が不足しやすくなります。

小学校3,4年生から受験勉強をはじめていれば話は別ですが、なかなかそういうご家庭は少ないです。

3分野で興味が強い分野とそうではない分野で指導方法を変えるのも有効です。

できるだけ3分野すべてで標準レベルまでの精度の向上に時間をかけましょう。

公民は可能な範囲内で

明の星もそうですし、他の難関中学でもそうですが、配点などの都合上から社会にかけられる時間が不足します。

最後に習う公民は、復習が間に合わず習熟度が低くなりがち。

明の星では公民がたっぷり出題される可能性が高くないので、時間が不足している場合は、公民の勉強時間を少なくすることも一つの戦略です。

ただし、安易に減らすのではなく、お子さんの現状と特徴に合わせてアレンジしてあげることが重要です。

公民は歴史や地理よりも理解しやすい生徒が多く、公民を効率的に対策するだけで点取り分野に出来る生徒もいます。

公民の難易度は標準

時事問題以外の難易度は標準的で、決して難しくありません。

一定の時間をかければ合格レベルにもっていくことは難しくないでしょう。

現代でも役立つ知識と理解があります。

計画的に勉強することで、受験に加えて日常でも役立つ能力を身につけさせてあげてください。

時事問題は家庭から

大問2では公民分野からの出題となっています。

2019年の入試では、2018年の出来事が月ごとに1問ずつ。
計10問の出題となりました。

2020年は働き方改革、
2021年にも18歳成人に関する問題があり、
塾や家庭教師の対策を超えた普段の家庭でのコミュニケーションが試されている部分があります。

2022、2023年の最新では、2019年の形式と同じ。

ロシアとウクライナに関する問題が時事問題として出題され、なおかつ年表のように1月~10,11月の時事に関連した形式となりました。

すべてが時事ではなく、時事を絡めてはいるものの、シンプルな昔からの知識問題が中心で、ここ2,3年で起きた出来事に直接かかわる問題は2~3問程度です。

家庭での対策が理想的

私は指導の中で時事ネタを話すことも多いですが、その対策が出来ている塾はかなり少ないでしょう。

普段からご家庭でニュースに軽くで構わないので、触れる習慣がつくと、親子のコミュニケーションにもなります。

早くから明の星の志望度が高ければ絶対に行ってほしいですが、問題数が少ない可能性が高いので、無理に時事問題ばかり追う必要はありません。

明の星の教育方針は、外よりも内を重視します。

国際化の時代だからと世界のニュースを追うよりも、お子さん自身を見てあげて、話す時間をとってあげてください。

難易度と参考書・問題集

まずはしっかり基礎~標準レベルの学習が必要です。

また、浦和明の星レベルとなると、暗記ではなく理解中心の学習が高い成果につながります。

社会を勉強しているお子さんに、「覚えたの?」は禁句です。

「どういうことか教えて?」とお子さんに説明してもらってみましょう。

楽しそうに話す
何とか思い出そうとして話す
用語を間違えていることを気にして話す

などの反応の違いで、社会を理解する習慣がついているかおおよそわかります。

参考書と問題集は有名かどうかよりお子さんに合うかどうか

理解を促してくるような、根拠とともに知識がつくような参考書や問題集が理想的です。

参考書や問題集の使い方を間違えているお子さんも多いです。

のノートチェックでカバーできる範囲は限られています。

定期的に保護者の方や、家庭教師などがチェックしてあげる体制が必要です。

市販のものでも、塾のテキストでも正しい勉強をしていれば、ほとんど効果は変わりません。

お子さんが楽しく勉強できるものが最上です。

まとめ

  • 基礎と標準
  • 時事問題は家庭から
  • チェックが勝負を分ける

保護者の方へ

明の星は非常にハイレベルでですが、社会では標準レベルが多くなっています。

そこに加わる時事問題。 保護者の方や家庭教師などが、勉強させるためだけでなく、お子さん自身の成長を助けるような関係性を持っているのかどうかを見られています。

いい先生をつければ合格率を高めることは難しくありませんし、勉強時間が増えれば表面的な点数は向上するでしょう。

合格することに加えて、本質的な力をお子さんが手に入れるためには?を保護者の方が考え、それを助けるサポートをしてくれる先生がみつかるといいですね。

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