【文学部】青山学院大学を徹底分析 | プロ家庭教師のロジティー

 

青山学院大学の文学部

青山学院大学の文学部には

  • 英米文学科
  • フランス文学科
  • 日本文学科
  • 史学科
  • 比較芸術学科

の、5学科があります。

 

比較芸術学科は他の文学科には少なく、芸術系大学にあるような分野です。

「美術」「音楽」「演劇映像」の3分野で構成されており、実践よりも学習・研究という方針から、芸術系大学とは一線を画す内容となっています。

 

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試験方式

  • 一般選抜(個別学部日程)
  • 一般選抜(全学部日程)
  • 大学入学共通テスト利用入学者選抜

の3種類があります。

 

試験科目・配点

一般選抜(個別学部日程は最大でA、B、C、Dの4方式)
一般選抜(全学部日程)
大学入学共通テスト利用入学者選抜

の3つで微妙に科目構成が異なります。

 

基本的には英語、国語、社会(世界史or日本史)の3科目がそろっていれば、全学科のすべての試験が受けられます。

一部例外があるので、 学科ごとに科目をしっかり確認しておきましょう。

 

個別学部日程の科目は、学科ごとに異なりますが、全学部日程と共通テスト利用は、5学科すべて同じ構成と配点になっています。

 

個別学部日程

英米文学科はABCDの3方式ありますが、他の4学科は1~2方式しかありません。

英米文学科

個別学部日程(A方式)

【英語】150点 60分

共通テスト
【英語】リーディング + リスニング100点(200点満点を100点に換算)
【国語】現代文・古文・漢文 100点(200点満点を100点に換算)
【社会】1科目選択 100点

個別学部日程(B方式)

【英語】150点 
【総合】リスニングやライティングを含む英語 100点 

個別学部日程(C方式)

【英語】リスニングあり  200点 
【国語】現代文 + 古文 100点  

個別学部日程(D方式)

【英語】外部試験を事前に受験

【英語】独自問題で英語の論述 100点  

 

フランス文学科

個別学部日程(A方式)

【総合】文章読解が中心 200点 90分

共通テスト
【英語】リーディング + リスニング 200点
【社会】1科目選択 100点

個別学部日程(B方式)

【英語】共通テスト利用 200点 
【総合】文化・社会等に関する長文読解および論述 200点 90分 

 

日本文学科

個別学部日程(A方式)

【国語】150点 

共通テスト
【英語】リーディング + リスニング100点(200点満点を100点に換算)
【社会】日本史・世界史(+歴史総合)から1科目選択 100点

個別学部日程(B方式)

【国語】独自問題 150点 

共通テスト

【英語】100点 

史学科

個別学部日程

【歴史】日本史探究、世界史探究から1つ 150点 

共通テスト
【英語】リーディング + リスニング(200点満点を100点に換算)
【国語】100点(200点満点を100点に換算)

『社会』
『数学』
『理科』

1科目選択 100点

 

比較芸術学科

個別学部日程

【論述】芸術にかかわる評論を読み論述 800字 150点 

共通テスト
【英語】リーディング + リスニング100点(200点満点を100点に換算)
【社会】歴史から1科目選択 100点
【国語】100点(200点満点を100点に換算)

全学部日程

【英語】150点  
【国語】現代文 (+ 古文、漢文) 100点(150点) 

『数学』ⅠAⅡBC(数列・ベクトル)
『社会』世界史探究・日本史探究・政治経済

数学社会から1科目選択 100点 

 

英米文学科とフランス文学科は古文漢文なし。ほかの3学科は古文漢文あり。

社会は歴史総合、公共は範囲外。

 

共通テスト利用(3科目型のみ掲載)

【英語】200点 リーディング + リスニング
【国語】200点(100点)

『数学』
『理科』
『社会』

数学・理科・社会から1科目選択 200点(100点or300点)
理科の基礎科目は2科目合わせて1科目と計算 

 

合格最低点

学科によっては総合問題や論述もあるので、文学部の合格最低点は目安程度に考えるのがよいでしょう。

方式も多様なので、最も定員が多い個別学部日程のメインのA方式のみ合格最低点を載せています。
(一部はB方式なども触れています)

英米文学科

66~71%が必要です。

過去には60%未満でも合格者が出たことはありますが、ここ5年は70%前後が多くなっています。

2024年は64%と低くなりました。

 

方式の多い英米文学科ですが、B方式は科目が少ないので65~78%と高めになっています。

フランス文学科

65~70%が必要です。

ただし、ここ5年は独自試験が総合問題で、総合問題単独の点数が115~130点(58~65%)を超える必要があります。

 

B方式でも総合問題は50~66%を超える必要があります。

日本文学科

ここ5年ほど高くなり、75~80%が必要です。

6年前までは66~70%程度が多かったですが、試験方式の変更により高い点数が求められるようになっています。

史学科

69~71%が必要です。

 

5年前から試験方式が変わり、現在は独自試験である歴史の150点がはっきりと重要になりました。

史学科ですので、誰もが歴史は高い点数を狙ってきます。

比較芸術学科

67~72%が必要です。

800字の論述が合否を分けるので、共通テストでできるだけ点を稼いでおきましょう。

論述は正しい訓練と国語の読解勉強をつなげることで比較的安定して高得点をとることができます。

 

保護者の方へ

青山学院大学の文学部は学科ごとに試験方式が微妙に異なります。

独自試験であれば歴史総合や公共が不要だったり、学科によって古文漢文が不要な試験もあります。

上智や明治、法政など併願校との違いがあり、志望度と時期によって勉強方法やペースが大きく変わるので、早め早めの進路相談が必須といえるでしょう。

 

学科によっては最も定員が多い個別学部日程で、論述や総合問題といった青学対策が必要です。

科目に捉われない横断的な勉強が必須と言えます。

私の生徒では、中学生のときから興味を伸ばしながら深堀する授業を随時行っています。

お子さんが文学系や歴史系に興味がある場合には、
勉強だけでない進路に関する話をしてくれる先生を探してあげましょう。

 

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