麻布大学の動物応用科学科に合格するのための基本情報
麻布大学は2学部5学科の大学で、
「獣医」「動物」「健康」「食物」「環境」
という5つの視点から“地球と共に生きる”未来を描いています。
動物応用科学科は 「動物」 です。
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学科説明
獣医学部の中にある動物応用科学科は、人と動物との理想の関係づくりがテーマです。
動物と人間というとペット関係が思いつきやすいですが、それは一部にしかすぎません。
獣医などもそうですが、食肉などの食品関係、畜産関係の技術者や畜産農家も進路としてあります。
さらに防疫や公衆衛生に関する公務員、医薬品やバイオ関連に進む人もいます。
アクセス
住所: 神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71
最寄り駅:JR横浜線 矢部駅 から徒歩4分
正門は矢部駅からの方が近いですが、校内に入るだけであれば相模原駅も非常に近いです。
新横浜からだと30分、新宿や渋谷などからは1時間ほどで到着します。
2学部のみの大学なのでキャンパスはこの一か所になります。
試験に関して
動物応用科学科は、主に4つのタイプがあります。
定員
一番多いのが一般入学試験Ⅰ期
各学科全体で130人の定員がありますが、約半分の60人がこの一般Ⅰ期。
一般Ⅱ期は5人です。
次に多いのが推薦入学試験で25人です
後は、共通テスト利用で
Ⅰ期が20人
Ⅱ期で 5人。
基本的に志望度が高ければ一般Ⅰ期。
滑り止めであれば、一般もしくは共通テスト利用で受験しましょう。
私の指導した、麻布に合格した生徒も一般Ⅰ期での合格でした。
試験科目
一般Ⅰ期
3科目から2科目選択で200点満点
『英語』 英語
『数学』 数I・数A・数II
『理科』(化学・生物から1科目選択)
各100点満点。
数学はBがなく、 Ⅰ、Ⅱ、Aとなっているのが獣医学科との違いになります。
総合問題のE日程
獣医学科と異なり、獣医学部動物応用科学科は複数の日程があります。
一般試験の最後の日程であるE日程では、
総合問題(英語、数学、化学、生物の知識と理解)での受験も出来ます。
数学は数ⅠAⅡなので他の日程と試験範囲は同じといえるでしょう。
ちなみにⅡ期は、
英語が必須
数学もしくは理科から1つ選択です。
共通テスト利用入学試験
500点満点
【英語】 英語(リーディング160点、リスニング40点
【数学】 数学はⅠAかⅡBのどちらか1つ選択。100点
【理科】(化学・生物・物理から1科目選択もしくは、化学基礎、生物基礎、物理基礎から2つ選択)
英語が200点満点、数学はⅠAかⅡBのどちらか選択で100点満点、理科は発展であれば1科目で、基礎であれば2科目で200点満点となっています。
受験モデルとしては、
- 英語、数学ⅠA、生物基礎、化学基礎
- 英語、数学ⅡB、生物
のような形になります。
Ⅰ期もⅡ期も科目・配点は同じです。
合格最低点と得点目安
麻布の動物応用科学科では、3科目から2科目に変更されました。
おそらく合格最低点はあまり変わらず、6割前後がひとつの目安となるでしょう、
動物関係の学科の中でも問題は標準的で、半分強が目標なので、比較的勉強しやすいのが特徴です。
センターは7割弱だったが今は共通テスト
共通テストが数年行われ、少しずつ傾向がわかってきましたが、合格最低点は年によって大きな開きがあります。
次回以降は、500点満点中300点くらいは必要になりそうですが、昨年のように大きく低下する可能性もあります。
基本は不安定な共通テストではなく、一般入試での合格をめざしましょう。
1年真面目に勉強すれば、合格の可能性は間違いなく開けるでしょう。
男女比・現役浪人比
男女比は大体1:2
現役と浪人は大体2:1
現役生が7割ほどなので、現役生が多めですが、生命環境学部よりは浪人生が多くなっています。
麻布大学は獣医学科もあるので、獣医学科と動物応用科学科のどちらもうけて、獣医学科に残念ながら落ちてしまった人が動物応用科学科に入学することも少なくありませんでした。
一方で2023年1月からの入試では、獣医学科の第2志望性が廃止されました。
ちなみに動物応用科学科に合格できる学力があり、正しい浪人生活ができていれば、1~2年頑張れば獣医学科に合格できる可能性は高いです。
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