2~6ヵ月の入試直前対策の大きな効果 | 受験対策ならプロ家庭教師のロジティー

 

直前対策は効果てきめん

私の生徒では、基本的に半年~2年かけて受験の準備をします。

 

これは中学受験・高校受験・大学受験を問わず、基本的にどの受験でも同様にかかる時間です。

 

一方で、半年未満の指導で合格を勝ち取った生徒もいます。

数か月前の対策でも成果は確実にあります。

現在がD判定、E判定でも、残りの時間を効率的に進めることで合格を手にすることはできます。

そして、時間をかけて準備する受験勉強と、 短期間でつめる受験対策は勉強内容が大きく異なります。

 

現在、半年未満の短期指導は指導者不足からお断りすることがございます。

大変申し訳ございませんが、あらかじめご了承ください。

 

お子さんが浪人するときに親ができること

大学受験に向けた勉強を始めるべきタイミング

(文理選択)正しい進路の考え方

教科書は使うな  理解の4段階

 

過去問分析は第一志望だけではない

多くの生徒が、過去問分析とはとりあえず過去問を解くことだと思っています。

 

過去問を解くことは必要ですが、それは過去問分析としては不十分。

受験校の過去問から、出題者の意図を見抜き、必要な能力を推測して勉強につなげることが過去問対策です。

 

また、解く時期と生徒の実力で過去問は使い方が変わりますし、大学受験の場合は浪人生か現役生かでも使い方が違います。

私の生徒では、基本的に2つのタイミングで過去問に取り組みます。

1回目は受験の9カ月~1年半前。

2回目は受験まで1~3か月。

過去問には正しい使い方がありますし、生徒ごとに使うべきタイミングが異なります。

 

中学受験と大学受験では、学校からのメッセージが色濃くでており、学校の方針を受験問題が表しています。

学校説明会などで学校が言っている表向きの発言と、受験問題の傾向が矛盾している場合もあるので、注意が必要です。

 

勉強内容は第2、第3志望との組み合わせでも変化する

第1志望の学校では、Aという内容の勉強を重点的にする。
第2志望の学校では過去問の傾向が違うからBという内容をする。
第3志望も傾向が違うのでCという勉強を頑張る。

1校1校、別物と考えて受験勉強を行うと、無駄が多くなり失敗します。

過去問分析は、受験の候補になっている学校すべてを行い、複合的に受験校と勉強内容を考えるべきです。

例えば、
第1志望と第3志望はAに関する勉強が必要であり、
第2志望ではBの内容が出やすい。

 

ということになれば、第2志望を受けないことで、効率的に第1志望を狙いつつも、第3志望で保険をかけることができます。

AとBの両方より、Aのみの勉強に絞った方が当然合格率は高まります。

偏差値や家からの距離などだけでなく、実際の志望度や将来にどれだけつながるか、生徒自身の意見が本当に反映されていて親のおしつけになりすぎていないかなど、多面的に考える必要があります。

多面的に考えるには、生徒と先生の細やかな会話が必須であり、保護者と先生の間での面談も重要になります。

 

科目選択と科目複合

中学受験では、数学と国語の配点が極端に高い場合もあります。

高校受験では、私立では英数国の3科目の学校もあります。

大学受験では、理科や社会の選択によって有利不利が変わりますし、英語は外部試験も利用できます。

 

特に大学受験の生徒では、この組み合わせを早期に決めておくことで有利になりますが、 受験科目に振り回されて、進路選択を大きく間違えている生徒が見られます。

また、科目の組み合わせは科目複合による勉強にも大きく影響します。

この勉強法は最も効率的な方法のひとつで、集団指導塾ではほぼ実現不可能な方法です。

 

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定員に注目

中学受験と大学受験では複数日程が用意されており、定員が大きく違います。

そして、日程で試験科目や配点が違うこともありますし、難易度や合格最低点も少し違うことが多いです。

 

表向きの偏差値や科目だけでなく、合格最低点や日程まで考えた総合的な選択が必要です。

私の生徒でも、3か月前で志望校をかなり変えた生徒がいましたが、気づいてよかったと言ってくれました。

3か月あれば十分に修正が可能です。

当然のことですが、より早くから修正した方が有利です。3カ月でもできることはありますが、3カ月より半年、1年、2年と時間をかけて準備した方が成績は向上しやすく、合格率も高まるのはゆるぎない事実です。

 

自己分析は足りているか?

ほとんどの生徒が自己分析を間違えています。

 

現役生は過小評価しがちで、浪人生は過大評価しがちです。
(模試の結果も影響しています)

男子生徒は過大評価しやすく、女子生徒は過小評価しやすい生徒が多くなります。

あくまで傾向ですので、実際には一人一人違います。

 

自己分析とは、模試の判定や偏差値とは少し違います。

半年前の時点でE判定だから、志望校を下げるべき。

この判断は正しいのでしょうか?

 

結論としては、この判断が正しい生徒は半分くらいです。

 

残りの半分は、合格可能性が思った以上に高くなります。

理由は、判定は模試の点数による統計学的結果であり、受験の時のあなたの実力ではないからです。(正しい指導を半年するだけで点数が大きく上がる生徒がいるからです)

 

基礎力がついていて、応用力が不十分な場合は、模試では点数が伸びませんが、2~3か月の応用力特訓と過去問分析に基づいた勉強で大きく点を伸ばすことは誰にでも可能です。

現在がD、E判定の生徒だからこそ、正しい自己分析の影響で受験が大きく変わることは間違いありません。

 

A判定も油断できない

逆にいえば、入試まで半年の時期にA判定やB判定が出ていても安泰とは言えません。

ここから急激に伸びてくる人はいますし、自己分析や勉強方法で間違えれば普通に落ちる可能性があります。

A判定であれば、他の受験生とは勉強方法が違っているはず。

 

A判定という素晴らしい途中経過を上手く生かして、最終的に合格できるような勉強を行ってください。 判定がいいほど有利なのは事実です。

 

保護者の方へ

残り時間が限られているからといって、最後まであきらめないでください。

正しい分析に基づいた正しい勉強を行えば1か月でも大きな効果が得られます。

私の生徒でも、1ゕ月で点数を大きく伸ばした生徒が何人もいます。

 

3か月あればE判定をD判定にすることができます。

D判定であれば十分に合格の可能性があります。

 

現状を正しく分析し、お子さんが上手くいっていない場合には方法を変えてギリギリまで粘ってください。

粘る経験、頑張り切る努力がお子さんの代えがたい人生経験になると同時に、合格率を間違いなく上げます。

努力するのはお子さんですが、そこから一段階押し上げるのは保護者の皆さんの行動にかかっています。

受験まで2~6か月でも、まだまだ合格できるチャンスが大きく残っています。

 

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