玉川大学の農学部に合格するのための基本情報
玉川大学には、王道の文学部や工学部に加えて比較的少ない観光学部や芸術学部などもあります。
農学部の中にはつの3学科と1コースです。
玉川大学農学部であれば、現在の偏差値が35~40くらいでも1年間の対策で合格の可能性は十分にあります。
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学科紹介
生産農学科
動物や植物はもちろん昆虫や微生物などすべての生物を学ぶ学科。
その中でも農学分野を中心としています。
食と農に貢献できる人材育成を目指した学科になります。
また、生産農学科には理科教員養成プログラムという特別コースもあります。
進路は、農業系や食品系が中心ですが、製薬会社や公務員になる人もいます。
環境農学科
農業や環境問題に取り組むための学科。
農学部というと、農業メインの学科、植物メインの学科、動物メインの学科などがわかりやすいイメージですが、
近年は環境農学科のような環境メインの学科にも注目が集まっています。
進路は、農業系や環境系がメインです。
先端食農学科
「食」を一番のメインとした学科。
食品の安全性や役割、新しい食品製造など食料生産と食料過去のエキスパートを育てるための学科です。
進路は、食品系がメインですが、病院や学校給食会社などもあります。
似ている大学
東京近郊の農学部や生命科学を勉強できる学校は限られています。
同じ私立では、
・東京農業大学
・法政大学の生命科学部
などが比較的偏差値も近く、受験校として候補に入ってきやすいです。
玉川大学自体は一般的な理解としては難関大学ではありませんが、農学部は数が少ないので、しっかりとした準備が必要です。
正しい努力をすれば高確率で合格することができます。
アクセス
東京都町田市玉川学園6-1-1
小田急線の玉川学園前駅というわかりやすい駅から徒歩3分です。
町田は神奈川県まですぐ 。
東京でありながら、町田ですべてが完結するといえるほど整った町になっています。
新宿にも横浜にも行きやすいですが、実際はそんなところまで行かなくても町田で満足する、という話はよく聞きます。
試験に関して(試験種類・科目)
玉川大学の入試には、総合型(推薦)やAO、給付金に関するものなど様々ありますが、
今回ここで扱うのは以下の3つになります。
- 全学統一入学試験(すべての学部で共通の問題)
- 英語外部試験スコア利用入試(前期・後期)
- 大学入学共通テスト利用試験(3教科型・5教科型)
ポイントは新設された「英語外部試験スコア利用入試」です。
基本的に最も難易度が高くないといわれるのが学部別入学試験ですが、実際には全学部統一入学試験と学部別の両方を受ける人が最も多いかと思います。
英語外部試験スコア利用入試
【理科】(化学・生物から1科目選択)
『英語』
『数学』(ⅠAⅡB) から1科目選択
各100点満点で、合計200点満点
英語は外部試験のスコアを必ず用意しなければいけませんが、一般選抜の英語試験は受験するかしないか選択できます。
一般選抜の英語を受験する場合 → 一般選抜と外部試験の高得点のほうだけ
一般選抜の英語を受験しない場合 → 外部試験のスコア
が合否判定に利用されます。
全学統一入学試験
統一入試の良いところは併願ができること。
例えば農学部と理工学部のどちらも興味がある場合、1回の試験でどちらも出願できます。
【理科】(化学・生物からどちらかを選択)
『英語』
『数学』(ⅠAⅡB) から1科目選択
科目構成は同じなので、英語外部試験利用と全学統一の試験科目は基本的に同じになるはずです。
大学入学共通テスト利用入試
3教科型と5教科型があります。
どちらでも英語は必須です。
詳細は省略しますが、3教科型は数理から選択。5教科型は数国理社から選択します。
各試験の比較・合格最低点
一般入試が一番合格しやすい
3種類の中の合格可能性でいえば
一般入試が最も合格しやすいです。
難易度としては全学部統一の方が合格しやすいのが普通ですが、
科目構成を考えると文系の生徒では、共通テストの方が取り組みやすいでしょう。
明治大学の農学部も文系科目のみで出願できたりするので、文系でも興味があれば積極的に農学部受験を考えてみましょう。
合格最低点と倍率
合格最低点は開示されていません。
同レベルの大学から推定すると、7割あればほぼ合格すると考えられます。
問題を見る限り実際の合格最低点は5~6割の間くらいだと思います。
倍率としては先端食農学は4~5倍くらいありますが、他の3つは2倍程度。
出願して、受験しない生徒も一定数いるので、しっかり対策すればかなり合格しやすいです。
男女比
男女比は学校自体が大体1:1くらい
農学部でいうと男女比が1:2くらい
農学部は女性が多い学部ですが、その中でも女性が多めになっています。
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