日本大学の獣医学科を徹底分析 | 獣医学科ならプロ家庭教師のロジティー

日本大学の獣医学科に合格するのための基本情報

日本大学生物資源科学部には複数の学科があり、獣医師になるためには獣医学科に入学する必要があります。

日大の獣医は私立獣医の中でも日獣や麻布に並んで高難易度で、浪人比率も高いです。

ただし、日大は英語と数学が非常に取り組みやすいので、関東にある私立獣医3校では最も入りやすい大学といえます。

他の私立大学では共通テストを利用している獣医学科も多いですが、日大は共通テストが無関係

年ごとの変化が少なく、浪人生でも受験しやすいというメリットがあるでしょう。

日大の獣医分析 → 英語分析 数学分析 生物分析 化学分析

1年で私立獣医に合格する勉強法 → 英語 数学 生物 化学

他の獣医学科に関しては → こちら

日大N方式(全学部統一試験) → 英語 数学 生物 化学

アクセス

住所:神奈川県藤沢市亀井野1866
最寄り駅:六会日大前駅(小田急江ノ島線)、から徒歩7分

日大は総合大学であり、関東にもいくつかキャンパスがあります。

獣医学科がある生物資源科学部は、江ノ島にも電車で行きやすく、
獣医学科を目指す人からすると江ノ島水族館や動物園(ズーラシア)からも比較的近くなっています。

試験に関して(試験方式・科目・配点)

獣医学科の入試には
一般選抜と推薦入学試験があります。

一般入学試験は2種類

  • A個別方式(学部独自の入試:第1期・第2期)
  • N全学統一方式(全学部統一入試:第1期・第2期)

共通テスト利用入試(C方式)は、獣医学科(生物資源科学部の全学科)で実施していません。

定員

A方式1期:47人
A方式2期:10人
N方式1期:5人
N方式2期:3人

入試科目と配点

獣医学科の入試科目はすべての方式(Aの1・2期、Nの1・2期)で同じとなっています。

私立獣医で一般的な3教科になります。

【外国語】英語 100点
【数学】 ⅠAⅡB 100点
【理科】 生物・化学・物理から1科目選択 100点

英語はリスニングなし。
数学はⅠAⅡBのみ。
理科は化学・生物・物理から1科目選択することになります。

A方式は学部ごとに問題がことなりますが、
N方式は全学部統一であり、数学は文系などと同じⅠAⅡBの試験になります。

各科目100点満点の合計300点満点。

ただし、各科目はそのままの点数ではなく、各科目の誤差をなくすために標準化得点という処理を行い、その上で合否判定を行います。

合格最低点は60%

メインのA方式1期における合格最低点は、180点前後(6割)。

A方式2期では少し高く、185~205点と65~69%くらいになります。。

ここ数年を見てもA方式の1期は178~190点が合格最低点とブレが非常に少ないのは大きな特徴です。

これは日大の問題の難易度が安定していることもありますが、標準化得点という方法で、得点を換算しているからです。

日大は中学校や高校の内部評価でも標準化得点を採用しています。

実際の難易度を考えると180点は流石に簡単すぎるような気がします。

合格するためには210点程度は狙っておきたいです。

N方式は210点程度はほしい

N方式は全学部統一入試ですが、問題が明らかにA方式より簡単です。

標準化得点によって実際の点数からどれだけの変化量になるかはわかりませんが、最低でも300点満点のうち210点は必要だとおもわれます。

勉強段階では240点くらいを狙う前提で勉強する必要があります。

240点とるつもりで受験して210点くらいになると予想しましょう。

男女比・学費

日大の獣医はだいたい6割程度が男性で4割程度が女性の年が多いです。

このあたりは他の私立獣医と大体同じ。

女性獣医師を応援するサイトへのリンクがあったり、女性を応援する姿勢を表向きには見せています。

さらに、日大は推薦入試として、親などに日大出身者がいたりすると受けられるものがあります。

このあたりの制度も、男女比に影響を与えていることが推測されます。

学費

学費は6年間で約1320万円(同窓会費や互助会費などの諸会費を含む)となっています。

初年度は授業料や後援会費などの諸経費もあり、約245万円かかります。(入学金26万円を含む)
2~6年が、215万円となっています。

私立獣医としては他とあまり変わらない金額となっています。

 

保護者の方へ

日大自体がアメフト部の騒動があり、ラグビー部に関してもニュースにありました。

また、2021年も背任容疑で本部が捜索され、2023年には大麻・覚せい剤問題など、母体に大きな不安がある保護者の方も多いでしょう。

お子さんの母校になるかもしれないことを考えると、当然のことだと思います。

学校のブランド力は地に落ちましたが、獣医人気は依然として高く、獣医学を勉強するのに影響はないでしょう。

実際各科目を分析しても、正しい勉強を継続しなければ合格は非常に難しいです。

私も大学時代に日大の獣医学科を含めた私立獣医の学生さんと話した経験がありますが、普通にいい方たちでした。

経営母体と獣医学科は切り離して考えるといいかもしれません。

私の指導では獣医学科入学後の学生生活も含めてモチベーションアップができるお話もしております。

日大獣医の合格実績もある、国立獣医卒業のプロ家庭教師の指導は → こちら

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コメント

  1. […] 私立獣医で長文が短い大学には日大がありますが、400語程度と、200語以下のが数個。 他の大学でも600~1000語程度の長文が1つでる(昔の日獣は2つだが、今は1つ)のが一般的です。 […]

  2. […] 他にも私立では、麻布大学と日本大学は都市型と似たような特徴が強い印象です。 […]