お子さんの浪人が決まった時に読んでください | 浪人生ならプロ家庭教師のロジティー

親子で焦りすぎないことが重要

受験お疲れ様でした。

 

思うような結果がでず、悔しい思いは、お子さんだけでなく保護者の方も一緒です。

つらい思いに沈んでいるお子さんを、来年笑顔になってもらうために、保護者のみなさんから素早く動くことが重要です。

 

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ただし、拙速ではいけません。

来年の受験にむけて、正しい方向で、切り替えて頑張る必要があります。

 

そのために、

  • 何をすべきか?
  • よい浪人生活のために、保護者が何を考えるべきか?

を、お伝えします。

 

保護者の方ができること

浪人生が失敗する理由でも書きましたが、浪人生は自分の力だけで、継続して1年(2年のこともあり)勉強するのは非常に難しいです。

私自身が浪人経験があり、浪人生の指導経験もあります。

浪人をきっかけに進路を見直した生徒もいます。

 

保護者の方が勉強を教えたり、予定を管理するのは難しいです。

親御さんが先生というご家庭でも、自分の子の教育は勝手が違い、通常より難しくなります。

 

子供のためには、

  • 予定管理をしてくれる人
  • 進路相談を中心として、いつでも子供が相談ができる人
  • 現状の勉強方法の間違いを指摘してくれる人
  • 勉強を教えてくれる人(勉強法も含む)

を用意する必要があります。

 

とりあえず予備校の危険性

親からすると、なんだかんだ予備校に通えばいいだろうと勘違いしています。

予備校のお金を出すことが親の務めである、というのは大きな間違いです。

予備校自体は一つの選択肢として、もちろんありです。

私の生徒でも、生徒の性格や状況に合わせて、予備校を勧めたこともあります。

 

相性がいい予備校であれば、たとえ今回に結果がでなくても継続して利用されることも視野にいれるべきでしょう。

 

しかし、予備校は勉強を教えてくれますが、

  • 勉強法は教えてくれたり、くれなかったり
  • 予定管理は、してくれると言いつつ、ざっくりとした画一的
  • 進路相談は指導ができない(下手な)営業マン

ということが非常に多いです。

 

この結論は、私自身の経験と、実際に教えてきた生徒や保護者の方の意見に基づいています。

 

教育系のご家庭ほど難しい

たとえ親に能力があっても、自分の子を教えるというのは、全然違います。

親御さんが教育系のご家庭を複数見てきました。

その大半で「どうしても親子げんかになって上手くいかなかった」というお話しを伺い、結果指導することになりました。

 

教師などの保護者の方は、どうしても出来る生徒をたくさん見ていると同時にお子さんがなぜ出来ないのか、わかってしまいます。

そして、自分が学生の時はできたのになぜ自分の子が出来ないのか、という疑問になります。

 

頭では自分と子供が違うとわかっていても、どうしても感情的に上手く処理ができません。
すると、「どうしてこんな簡単なことができないんだ」となってしまいます。

どうしてできないの?という言葉を、教育系の保護者の方から何度も聞きました。
やはり、生徒と子供は大きくことなるということです。

もちろん、上手くできているご家庭もあるかと思いますが、非常に難しいと思います。

 

行動すべきこと

浪人が決まってから、1週間~10日程度たったら、次に向けて動き出しましょう。

といっても、目標が定まっていないと何もできません。

そんな時、プロ家庭教師の無料相談を是非ご活用ください。

今はwebでの面談もあり、場所は問いません。

 

お話を進めていくと、

  • 元々行きたい大学や学部があったのに学力で諦めていた
  • 受験のプレッシャーで将来何がしたいのかわからなくなっていた
  • 受験の直前時期に進路が変わっていた

ということは非常に多いです。

 

進路の考え方でも紹介しましたが、親御さんが思っていることと、お子さんが考えていることに、ズレが発生することがよくあります。

浪人をきっかけに、外部の意見をいれて、進路を見つめなおすことは役に立ちます。

 

自分がしたいことを見つめなおし、目標が決まれば気持ちの切り替えもしやすくなります。

なんとなくからでも、先を見始めるきっかけを親が作ってあげることが、子供の素早いリスタートを助けることになります。

 

一度現実を忘れる

浪人したての時期に進路を決めようとすると、親も子も弱気になります。

 

進路は、合格できるのか?は重要ではありません。

まずは、何がしたいのか?を考えるべきです。

 

しかし、親子だけでは、

  • 現実的に合格できそうなところ
  • 金銭的な問題がある
  • 2浪することを必要以上に恐れてしまう

という、進路を考えるうえで邪魔な要素ばかり入ってきます。

 

1年間を正しく偏差値は10くらいは平気で上がります。(もっとあがる生徒もかなり多いです)

受験に使う科目を増やすこともできます。

現時点の学力を基準に、合格できるところを選ぶというのは、的外れです。

まずは、思いっきり夢をみて、本当にしたいことのみを考えましょう。

 

勉強内容の管理が大事

目標さえ決まれば、あとは勉強するのみ。

しかし、浪人においては、
勉強内容勉強時間の2つを高い水準にしなければいけません。

現役で合格しなかったということは、少なくともどちらかに大きな問題があるはずです。

 

逆に、この2条件を揃えてあげることで、偏差値は1年で10~15くらいは普通にあがります。

実際、私の生徒でも、この2条件を見直すことで、成績が大きく向上しました。

内容の向上には確認が重要

勉強内容は、家庭教師などに任せてしまえばOKです。

ただし、予備校などの集団授業では、自分の子に合っている勉強をしていないこともあります。

特に教科書を使って勉強している生徒は、勉強方法の改善で成績を上げやすいです。

 

家庭教師であれば、親がきちんと説明を受けてください。

予備校などの集団指導であれば、小テストのチェックなどをご家庭でしてあげてください。

 

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時間の向上には家族の助けが重要

実は、ここは予備校などが非常に役に立ちます。

多くの浪人生がここでも失敗するからです。

 

悩んでいそうなときやいつもと様子が違うときには、親御さんが話を聞いてあげるなど、モチベーションアップを行うといいでしょう。

ただし、私の生徒でもそうですが家庭教師がきちんと一緒に予定を考え、管理してあげることで、この問題が簡単にクリアできます。

 

私の生徒でも、ご両親・生徒・私の4人で定期的に状況の確認やモチベーションなどに関してお話しをしています。

面倒かもしれませんが、確実に効果があります。

保護者の方が忙しい場合は、それに配慮して報告と相談を行います。

 

また、目標が明確で意志が非常に強い生徒は、ここはむしろ触れない方がスムーズに進みます。

偏差値が65を超える生徒や、そもそも真面目な女の子などは、自分でできることが多いです。
簡単な確認にとどめましょう。

 

費用面も合わせて、予備校と家庭教師を考える

予備校も家庭教師もどちらもいい面があり、不十分な面もあります。

また、どちらも使わない宅浪(自宅浪人)という手段もありますし、どちらも使う(併用する)というのもありです。

 

目安としては、

生活リズムが崩れやすく、自分で勉強法を見直すことが出来るなら予備校
自分で勉強法を見直したり、自己分析が苦手なら家庭教師

というのがよいでしょう。

費用と効果のバランス

もちろん、全体の効率が高いのは、1対1で指導が受けられる家庭教師ですが、その分費用もかかるケースが多いです。

 

ただし、予備校は夏期講習・冬期講習が別料金で、テキスト代が無駄に高いので年間で考えると家庭教師の方が安いということも少なくありません。

 

合格しなければ、子供の人生への影響は大きいです。

私としては、費用対効果が高いのは家庭教師だと思います。

理想をいえば家庭教師と勉強環境(予備校や自習室、自宅の集中できる環境)の併用です。

 

真面目に努力しているのに上手くいかない

勉強はまじめに頑張れば、確実に成果がでます。

しかし、量が足りていても、質が不十分だと、無駄が多いです。

「先生の言うとおりに勉強している」
「人に聞くのが苦手」
「素直で真面目」

という生徒には、この傾向が強いです。

 

特に、
大人しい女の子
そこそこ頭のいい(偏差値55くらい)男の子
によく見られます。

 

そういったお子さんがいる場合、勉強時間の確保や勉強を教えてくれる人はあまり重要ではありません。
予備校などでは、受け身に日々通うだけで、成果が上がらないケースが多いです。

 

最重要なのは、

  • 勉強法を教えてくれ、日々改善してくれる人
  • 相談しやすい人

の2つの条件を満たす人です。

家庭教師など、マンツーマンで教えてくれる人が有効です。

 

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