立教大学の観光学部
観光学部は日本中にそこまで多くなく、私立大学では立教大学がトップの1つと言われています。
立教大学の中でも看板学部の1つにカウントする人が多い学部です。
経済学部や経営学部、社会学部などで観光に関する部分的な勉強をする大学は多くありますが、観光に特化した勉強をするなら観光学部が第一候補となるでしょう。
立教大学には11の学部があり、経営や経済を中心にしつつも観光学も気になる、 という場合は、経済学部、経営学部などもチェックしてみてください。
2026年からは学部も増えるので、立教大学がさらなる盛り上がりを見せることが予想されます。
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学科
立教大学の観光学部には
観光学科
交流文化学科
の2学科があります。
観光学科が経営より
交流文化学科が国際より
という特徴がありますが、どちらの学科でも観光学がしっかり学べます。
入試に関して
学力試験だけで合否が決まる試験方式としては
一般入試
大学入学共通テスト利用入試
の2種類があります。
一般入試は学部別の入試問題が廃止され、全学部で問題が同じとなりました。
定員の約6割は一般入試に割り振られているので、立教への志望度が高い生徒は必ず一般入試をメインに考えてください。
一般入試
【英語】外部試験もしくは共通テストを利用(立教独自の試験はない) 200点
【国語】現代文、古文(漢文なし)75分 200点
『数学』ⅠAⅡBC(数列・ベクトル)
『社会』歴史総合と日本史探求・歴史総合と世界史探求・地理・公共と政経
数学、社会から1科目選択 60分 150点
合計で550点満点
大学入学共通テスト利用入試
共通テスト利用は、共通テストのみで合否が判定されます。
各学科20人の定員があり、科目選択方法も3科目型と6科目型の2種類があります。
3教科型と6教科型を合わせた各学科の定員が20人ずつです
共通テスト利用入試に必要な科目は、理学部を除く文系学部でだいたい同じです。
立教が第一志望で、共通テストに自信があるけど学部学科に迷っている人は、併願も考えておきましょう。
3科目型
【英語】200点 80分
【国語】現代文・古文(漢文なし) 200点
『数学』ⅠAもしくはⅡBC
『理科』基礎科目は2つで1科目分
『社会』
『情報』情報Ⅰ
数学・理科・社会・情報から1科目選択、100点
合計500点満点
6科目型
【英語】200点
【数学】ⅠA 100点
【国語】現代文・古文(漢文なし) 200点
【社会】1つ選択 100点
『数学』ⅡB
『理科』基礎科目は2つで1科目分
『社会』
『情報』情報Ⅰ
上記の『選択』の3教科から2科目選択 100点×2
合計700点
合格最低点
立教大学では合格最低点は非公表です。
多くの類似学部やMARCHの他の文系学部は6~7割が合格最低点になりやすいので、とりあえず7割を目標に勉強しましょう。
偏差値と科目構成、過去問の難易度を考えると8割をこえることはまずありません。
候補にいれたい併願校
観光系の学部を備えた私立大学は日本に多くありません。
一方で、学科レベルまでいくと選択肢が幅広く存在します。
また、観光学科という名前がついていなくても、観光系の要素をもった学部学科もあります。
観光学は文系でも理系でも学べる要素があり、東京都立大や立命館など難易度が高い大学も含まれます。
目指すためには早めの進路指導が重要であり、ちょっとでも興味があれば相談できる人がいると強いでしょう。
観光学部がある大学
玉川大学(東京)
東海大学(東京)
東洋大学 国際観光学部(東京)
城西国際大学(千葉)
大阪観光大学(大阪)
和歌山大学(和歌山 国立大学)
観光学に関連する学科がある大学
社会学部や建築学系の大学も候補に入ります。
以下はあくまで一部となります。
東京都立大学 都市環境学部 観光科学科(公立 東京)
東京都市大学 都市環境学部 観光科学科(東京)
高崎経済大学 地域政策学部 観光政策学科(群馬)
学費・男女比
観光学部の学費は4年間で約560万円
経営学部を除く文系学部ではだいたい同じくらいの金額です。
初年度は約160万円(入学金22万5千円含む)となります。
男女比
立教大学の観光学部の男女比は女性が多いです。
男子 : 女子 = 3 : 7
くらいと、3人に2人以上が女子生徒。
もともと立教大学は女子生徒人気が高く、学校全体では 約6割が女子生徒となっています。
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