【政治経済】青山学院大学の入試問題(過去問)を徹底分析 | 青学ならプロ家庭教師のロジティー

青山学院大学の政治経済

青山学院大学の主な入試方式として、

学部別に問題が異なる一般選抜(個別学部日程)
全学部問題が共通な、一般選抜(全学部日程)

があります。

個別学部日程は半分が共通テストで、残り半分が青学の独自問題
全学部日程は全てが青学の独自問題

さらに別で大学入学共通テストのみの、大学入学共通テスト利用入学者選抜もあります。

青山学院大学分析 → 学部 教育人間科学部 理工学部 経済学部

青学統一日程分析 → 英語 文系数学 理系数学 化学

本記事は、全学部日程の政治経済の分析です。

政治経済は60分で100点満点。

政治経済を含む、社会はほぼすべての学部の全学部日程で試験科目となっています。

社会の選択科目は、

政治経済
日本史探究
世界史探究

の3つに加えて、文系数学もあわせた4つから1つ選択する学部が多いです。

2025年1~3月の入試では、独自試験では公共や歴史総合は試験科目に入りません。

共通テストを利用する場合は、公共や歴史総合も試験範囲内の予定となっています。 

また、推薦ではなく一般選抜で論述の総合問題や、小論文が課される学科も一部あるので注意してください。   

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一般選抜で政治経済が選択の学部

文学部
教育人間科学部
経済学部
国際政治経済学部
法学部
経営学部
総合文化政策学部
社会情報学部(A日程)
地球社会共生学部
コミュニティ人間科学部

多くの大学の文系学部では、日本史や世界史が試験科目に入っていても、政治経済が試験科目の選択に入っていないことがあります。

もともと、経済学部や経営学部、商学部などを志望している場合は、政治経済がおすすめです。

また、理系から文系に変更した生徒や、受験勉強をスタートさせるのが遅かった生徒にもおすすめ。

暗記分量が日本史や世界史より明らかに少ない政治経済がおとくな科目といえるでしょう。

政治は国際政治の出題率が高い

3つの大問のうち、一つが政治分野から出題されます。

ただし、小問数でカウントすると4割の出題を占めます。

特に、国際的な問題に焦点を当てられる出題が多く、過去の条例など、歴史的な側面に関しても問われます。

比較的出題傾向に偏りがあるので、予測がしやすく、短期間で点がとりやすいでしょう。

標準的難易度

全編マーク式であり、政治分野の難易度は標準レベル。

普通の問題集において、当たり前に出てくる知識をしっかりと理解しておきましょう。

マーク式であり、一問一答の知識問題ばかりなので、暗記中心になります。

日本の政治もチェック

日本の政治システムは出題が少ないですが出題されたことはあります。

また、国際社会での日本という視点は当然必要でしょう。

経済分野が中心

大問2と大問3が経済分野からの出題。

実際の小問数では6割程度が経済分野になっています。

知識と思考力のバランスに注意

政治分野と比較して、経済分野のほうが暗記比率が低くなります。

社会の1科目ですので、もちろん基礎知識の暗記が重要であり、単純な知識問題も相当数出題されています。

一方で、知識を持ったうえで考えなければいけない問題や、現代の経済的考えが出来るようになった経緯を理解しておくと、より解きやすくなる問題もあります。

単なる一問一答での暗記は思考力を高める役に立たないだけでなく、将来に役立たない勉強法を習慣化させてしまう危険があります。

社会だから、どうせ覚えるだけとお子さんが思っていたら、青学レベルの勉強法が出来ていない証拠です。

逆に理解の習慣がついている生徒は、「あとは覚えるだけ」といった言い方をします。

数学や理科に比べると理解の難易度が低く、計算も小学生レベルで解けるので、質の高い指導を受ければ対策にかかる時間は短いです。

超基礎的時事知識はおさえよう

過去に軽減税率に関する問題がでるなど、時事問題が出題される可能性もあります。

ただし、中学受験のように時事問題がたくさん出ることはなく、問われるレベルも超基礎的。 

私の授業でも、時事問題に対して話題を出すことはよくあります。

ご家庭で新聞をとっている場合は、毎日見出しの1文をみて(5秒でおわります)、気になった場合のみ人に聞いたりスマホで簡単に検索する習慣をつけるとよいでしょう。

スマホでニュースアプリをいれて、ちょっと見るだけでも効果があります。

まとめ

  • 経済分野が中心
  • 国際はずっとキーワード
  • 標準レベルの知識が中心

保護者の方へ

青学は社会の選択で政治経済が選びやすい大学といえます。

政治経済は常識的な知識の側面があり、歴史よりも現実にわかりやすく活かせる知識になります。

経済学部や経営学部以外を進路に選ぶ場合でも、勉強すべき分野であり、高校の政治経済を理解する習慣がつけば、大学入学以降や社会人になっても役立つ知識となるでしょう。

そのためにも、単なる暗記ではなく、理解を大切にしながら点数がとれる勉強法を身につけましょう。

覚えればいいんでしょう。という間違った勉強をお子さんにさせないように注意してください。 政治経済は日本史や世界史と比較すると勉強時間は短くても一定以上の点数は取りやすいです。

英語や国語など複数科目での勉強時間を総合的に考える指導が特に有効でしょう。

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