【数学】近畿大学を徹底分析 | 産近甲龍ならプロ家庭教師のロジティー

 

近畿大学の数学

定員が多くメインの入試であるA日程(1月の下旬)の分析です。

近畿大学において主な数学は3種類あります。

数学①:理系数学で数Ⅲなし
数学②:理系数学で数Ⅲあり
文系数学

この中で数学①と文系数学は一部もしくは全部が同じ問題です。

 

例えば2025年1月25,26日の理系における数学②と文系における数学は、問題が完全に同じでした。
同様に2024年1月27,28日も問題が完全に同じであり、2023年も同様でした。

 

ここでは
数学①
文系数学
の選択を考えている生徒、ご家庭のための分析となります。

範囲はⅠAⅡBCで、

数Bは数列
数Cはベクトル

が出題範囲となります。

 

理系でも文系でも、ⅠAⅡBCが範囲となる数学は使える大学・学部に差が大きいので、注意が必要です。

近畿大学や関関同立、場合によっては国公立とのバランスがあるので、早めに相談をしてみてください。

 

近畿大学分析 → 学部 看護学部 

関関同立は → こちら

文系数学・数学①が利用できる学部

法学部
経済学部
経営学部
文芸学部
総合社会学部
国際学部
理工学部(2学科)
建築学部
薬学部
情報学部
農学部
生物理工学部
工学部
産業理工学部

 

基本的に前期(A日程)で数学が利用できる学部・学科は前期(B日程)でも利用できます。

多くの学部は推薦入試(一般公募)でも利用可能です。

 

傾向が明白で、対策がはまりやすい難易度

近畿大学の数学①および文系数学は、標準レベルの問題ばかり。

大問が3つありますが、それぞれが独立した大問であり、いわゆる小問集合がありません。

多くの大学では問題が進むにつれ難易度が高くなる事も多いですが、近畿大学では3つとも同じくらいの難易度に設定されています。

出題範囲は王道がメイン

年や日程で違いはありますが、基本的に

数Ⅱ(微分積分以外)
微分積分
数ABC(Bは数列、Cはベクトル)

という構成が最も多いです。

 

ただし、2026年では微積が出題されなかった日程もありました。

指数関数や三角関数と微積がセットになっている年もあります。

数ABCが2つ出題されている年もあります。

出題される範囲は他の大学でも出題率が高い分野ですが、組み合わせ方は年によるといえるでしょう。

優先順位が高い分野

数Ⅰ
数と式(直接的には出題されませんが、この範囲ができないと他の範囲への影響が大きい) 2次関数(数Ⅱの微積とセット)

数A
場合の数・確率

数Ⅱ
複素数と方程式(計算力として必須)
三角関数
指数関数・対数関数
微分・積分

数BC
数列
ベクトル

そこそこ優先順位が高い分野

数Ⅰ
図形と計量

数A
図形の性質
数学と人間の活動(一部)

数Ⅱ
式と証明
図形と方程式

データは今後出題される可能性があるのか?

近畿大学では数Bの統計的な推測が範囲外となっています。

数Ⅰにはデータの分析が範囲内としてありますが、データの分析だけで一つの大問を占めるのは出題側としては勇気が必要です。

 

もしも今後1つの大問を2つに分割して出題されることがあれば、データの分析も出題される可能性は考えられますが、現状では出題率が低いといえます。

同様の理由で数Ⅰの集合と命題も範囲が狭いので出題しにくいです。
(あくまで出題しにくい、かつ過去に出題率が低いだけであり、絶対に出題されないわけではありません)

 

どちらも重要な範囲であることは事実です。

数学が得意
数学でしっかり点数を稼ぎたい
経済学部や経営学部など大学入学後も数学大事

といった生徒は時間を確保して対策をしておきましょう。

他の学生は優先順位を下げる戦略もありでしょう。

 

数学の理解はそこそこでも合格を狙える

近畿大学の数学は標準レベルの典型問題が非常に多いです。

数学は標準レベルの典型問題くらいなら、ある程度暗記を活用した勉強でも点数がとれます。

ただし、大体の学部において、数学の得点は合格最低点くらいで大丈夫という場合です。

 

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考えるべき項目は多い

生徒の学力とやる気
指導者のレベル
近畿大学が第一志望なのか、関関同立なども狙うのか
現在の学年
数学が重要な進路に進む可能性

こういったものを複合して考える必要があり、進路相談の結果として暗記の数学で頑張ろうという生徒もいるでしょう。

 

逆に、目標から考えてある程度まで理解を目指すべき生徒もいるはず。

大切なのは、理解の数学と暗記の数学は勉強方法にかなり違いがあるという事実です。

方針によって勉強方法が変わるので、受験までの時間が短い状況では対策が難しくなります。

合格最低点から勉強方針を考える

例えば理系学部で数学①が選択できる農学部の水産学科を考えてみましょう。

あくまで一例として水産学科をとりあげているだけなので、他の学部でも基本的な考え方は同じです。

スタンダード方式(300点満点)でだいたい190~200点(63~66%)必要です。

 

近畿大学の水産学科が第一志望。

ただし、チャレンジ校的な側面もあるので、併願校としてもう少し難易度が高くない大学でもOKと考えている場合としましょう。

数学以外の科目でもしっかり点数が取れるのであれば、7~8割型暗記の数学でも合格は目指せます。
(実際には他の科目とのバランスなど、複数の要件でかなり変わります)

 

逆に、同じく水産学科を目指しているとしても近畿大学は圧倒的な第一志望。

併願校は受験するけど、絶対に近畿大学の水産学科に合格したい、もしくは数学で点数を稼いで他の科目が多少へこんでもフォローできるようにしたい生徒だと考えましょう。

上記の優先順位が高い範囲を中心5~8割くらいは理解の数学を目指しましょう。

 

暗記がだめではなく、いきなり暗記をするのではなく理解をまず目指すことが重要ですし、理解を目指す途中過程で暗記も理解もある程度進みます。

近畿大学の難易度は高いですが、完璧な理解ができていなくも合格できることも事実です。

経済学部や経営学部などは文系ですが、大学入学後も数学をふんだんに使います。

受験科目として数学を使わない生徒も、高校生の間に最低限の理解をすすめておきましょう。

 

効果的な暗記は理解と組み合わせやすい

理解の数学を中心にする生徒
暗記の数学を中心にする生徒

どちらも、演習自体はある程度暗記比率を高くして大丈夫です。

 

理解の数学は演習問題を解くよりも前がメインです。

チャート式やニューアクション、学校の問題集などは一定レベルまでパターン暗記が通用しやすく、近畿大学の対策としても有効です。

理解はしなくていいの?

理解の数学を中心にする生徒は、公式の意味とその応用性を理解する必要があります。

 

演習のパターンではなく、微分や積分そのものの意味と、考えるべき項目や性質など。

演習よりも前の公式を習う段階で差がでます。 学校や塾の授業で公式が出てきました。

 

公式をそっくりそのまま覚えたのでノートに書けます。

だから基礎問題が解けます。ということは大事ではありますが理解の数学としては不十分だといえます。

 

数学だけでなく理科や社会、英語などもそうですが、理解をした方がシンプルに楽しいのでやる気も高まります。

問題が解けたときの達成感も大きくなるでしょう。

ただし、優秀な指導者がいないと効率が悪くなる可能性が高く、一方的に教わるではうまくいかない例も多いので生徒に合わせた勉強が必要となります。

 

生徒(やお子さん)の状況に合わせて範囲ごとに理解や暗記のバランスを変えていくのが理想的です。

実際には残された時間などにもよるので、計画と合わせて複数科目を高いレベルで指導できる先生がいると、非常に有利になります。

標準レベルの典型問題と記載しましたが、基本的に生徒はどれが標準レベルで、どういったものが典型的なのかわかっていない場合が多いです。

 

また、テキストに標準レベルと書いてあっても、なぜ標準レベルで基礎とどれくらい違うのかも理解しにくいものです。

保護者の方はお子さん任せにしすぎないように注意してください。

 

まとめ

  • 標準レベルの典型問題が多い
  • 出題傾向に合わせて優先順位を考えよう
  • 早めの準備と進路相談が合否を分ける

 

保護者の方へ

近畿大学は年々人気が高まっており、数学は選択ができる学部も多くなっています。

 

質の高い先生の指導を受けていれば、実は数学は安定して高得点が取りやすい科目。

現在数学が得意ではなくても、目指すべき学部や併願校によっては数学が有利になる生徒も多くいます。

 

傾向が比較的わかりやすいので、残り時間が少なくなっても対策の効果がある程度出しやすいのも特徴です。

保護者の方が積極的かつ早めに動くことで、お子さんの合格率はわかりやすく高まっていきます。

 

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