中央大学 経済学部の政治経済
中央大学の経済学部では、政治経済は選択科目。
社会は、
世界史探究・歴史総合
日本史探究・歴史総合
政治経済・公共
もしくは数学(ⅠAⅡBC)
の4つから1つを選びます。
経済学部や商学部、経営学部でも政治経済が必須という大学はほぼなく、基本的に選択となっています。
経済系以外の文系学科で迷っている場合は、世界史などもありです。
情報系など理系学科で迷っている場合は、数学を勉強するのもよいでしょう。
政治経済を受験科目にしない場合も、経済系の学科が視野に入っているのであれば、共通テストレベルくらいの勉強はしておきましょう。
経済学部の共通テスト・独自試験の併用方式では、社会は選択できず数学が必須となっています。
中央大学分析 → 経済学部 理工学部 法学部 6学部共通選抜
経済・経営・商学部分析 → 慶応義塾大学 明治大学 立教大学 青山学院大学 学習院大学 法政大学 立命館大学
時間は気にしない
政治経済など、中央大学の選択科目は60分で100点満点。
時間が不足する可能性はほぼありません。
重要性を考えると、まずは英語を時間をかけてでも高めて政治経済は効率的に勉強を進めましょう。
大問1は政治
大問は1~3まであり、大問1が政治分野からの出題です。
出題形式は政治経済をはじめとした、社会で一般的なもの。
2025年からの入試も、政治比率はあまり高まらないことが想定されます。
最初に長文があり、1問目は長文中の空欄に語句を補充するもの。
中央大は、語句の補充に加えて、後半の問題でも、条約名や法律名などを記載する問題がでます。
GMARCHの中で、比較的偏差値が低めの大学は、全部選択式のこともありますが、中央大学では語句を正しく記載できるようにしましょう。
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標準レベルで十分に合格点がとれる
政治分野は特に暗記中心になります。
全体的に標準レベルがほとんどですが、一部細かい知識まで要求される問題もあります。
合格最低点を考えると、そこまで細かい知識がなくても、無理なく合格ラインは超えることができます。 政治分野は、基礎~標準の暗記を重視しましょう。
大問2と3は経済
大問2は価格や企業といった、比較的身近なテーマが多め。
大問3は日本、もしくは世界をテーマにした広めの経済問題になることが多いです。
2025年以降もやはり経済分野が中心となるでしょう。
公共が入っても、経済学部なので経済が最重要です。
経済分野も暗記中心
政治経済は世界史や日本史よりも理解が重要な科目ですが、問われる部分は暗記が多いのは事実です。
数値に関する問題も一部はありますが、実際に必要な計算力は小学生の算数レベル。
極力理解を目指しつつも、暗記中心の勉強になるでしょう。
ただし、暗記のためにも数学的な理解は必須であり、数学と政治経済に加えて、現代文の要素も複合して教えてくれる先生がいる方が圧倒的に有利でしょう。
一問一答形式の問題を上手く使う
理科の暗記には全体的な流れを重視しますが、政治経済など社会の暗記は、理科と逆。
一問一答で、それぞれの用語とその説明の理解が効率的です。
実際には複数の項目を結び付けた方がいい部分がありますが、関連性が重要な部分は多くありません。
参考書・問題集
参考書としては、基礎~標準レベルをしっかり理解できるものがおすすめです。
暗記中心の政治経済では、集団指導塾は非効率になりやすいです。
自分で理解できるところは自分で。
勉強法とピンポイントの説明で家庭教師などを利用した方が、効率がよくなります。
問題集
GMARCHクラスが第一志望であれば、いきなり難易度が高いものは使ってはいけません。
共通テストや中堅私大レベルの物がおすすめです。
一問一答は参考書の理解の後に使うことが有効で、定期テスト対策のために理解が不十分なまま使うと効率が悪くなります。
まずは学校で使っている基礎理解と基礎暗記をしっかり固められる問題集を1冊選び、2回転くらいしてみましょう。
参考書を一部の範囲読み理解した後に、その分野の問題集を解く。
この繰り返しを正しく行うことで、相当力がつきます。
赤本は早めに一度チャレンジ
全範囲が一通り勉強し終わった、高校3年生の夏くらいに、一度赤本を解いてみましょう。
浪人生は、勉強法を確立するために、赤本を利用するのもありです。
早めに一回。 受験が迫ってきた冬に、残っている赤本の問題をこなしていくのがよいでしょう。
まとめ
- 基礎~標準を大切にする
- 効率的な勉強法を見つける
- 他の科目とのバランスも大事
保護者の方へ
経済学部の主要科目にも見える政治経済ですが、中央大では配点も高くなく、そもそも選択科目です。
お子さんの現状を理解し、他の科目であったり、勉強計画に関しても相談できる先生がベストでしょう。
政経以外の科目も相談ができる、複数科目指導してくれる先生は、非常に強力なサポートとなります。
特に高校3年生、浪人生には重要になるでしょう。
政経は後からでも間に合うとタカをくくっている生徒は多いです。
暗記要素が強くなるので、早め早めに勉強をスタートするために、保護者の方が塾や家庭教師との面談をセットするなど、早めのフォローをしてあげてください。
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