【化学】北里大学の薬学部の過去問を徹底分析 | 薬学部受験ならプロ家庭教師のロジティー

 

北里大学の化学を徹底分析

北里大学 薬学部の化学は、私立薬学部によくあるパターンがしっかり詰まっています。

北里だけでなく、他の薬学部も併願する生徒がほとんどだと思いますが、志望校が絞れない場合はとりあえず北里に焦点を当てて勉強するのもよい手段といえます。

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選択式

北里の化学は6つの大問で構成されています。

時間は70分で、計算が極端に多くはないので、正しい勉強と対策をしていれば時間で困ることはないでしょう。

全て選択式ですが、問題の多くは10択となっています。

一部6~9択の問題がありますが、基本はズバリ正解を選べなければ正解できないでしょう。

選択式ですが、記述式とほぼ同じ難易度だといえます。

各大問の傾向をつかんで、勉強方法を確立する

大問1は小問集合ですが、
大問2以降はそれぞれが1つのまとまりとなった大問となっています。

大問1は化学基礎が中心

大問1の問題は、

原子や分子
結合などの基本性質
物質の三態
溶解度・酸塩基などの基本レベルの計算問題
電池や電気分解

といった化学基礎から出題されます。

気体など一部は発展の化学からの出題がありますが、難易度は基本的。

一問一答形式なので、高校2年生でも難易度だけを見れば、ほぼ満点がとれます。

大問2は無機化学

無機化学の出題比率が極端に低い大学もありますが、北里の大問2は無機化学。

暗記が中心にはなりますが、実験の文章があり、流れを理解することがよい対策となります。

無機化学は、単純な暗記でも合格を狙うことは出来ます。

ですが、正しい対策ではありません。

大学入学後を考えても、また合格率を正しく上昇させるためにも、無機化学でも実験の流れを理解した上で暗記する癖付けが必要です。

無機化学でも理解を頑張ってきたよね?と問いかけるような作問になっています。

大問3と4に要注意

大問3は理論化学
大問4は有機化学のなかでも暗記中心の高分子化合物

が出題されがちです。

少ない理論化学

薬学部以外の理系大学では、化学のテストで約半分が理論化学ですが、 北里の場合はこの大問3と大問1の一部となっています。

化学基礎をしっかり勉強しておけば、理論化学の他の分野の学習がまだだったり、復習が不十分でも有機化学の理解には影響が少ないです。

北里が絶対的第一志望であれば、理論化学の優先順位は下げましょう。

逆に、薬学部以外の学部を受験する可能性が残っている生徒は、綿密な計画を立てられるサポートがあるかどうかで、大きな違いがうまれるでしょう。

勉強の順番に注意

北里の出題は、

大問4で高分子化合物で、
大問5と6が有機化学です。
(高分子化合物も有機化学の1ジャンルですが、わかりやすくするために分けています)

一般的な勉強の順番は、

有機化合物 → 高分子化合物

となっています。

自分の勉強した順番の方がテストも解きやすい、という生徒もいるので、本番のときは解答順に注意してください。

有機化学は分量が多め

大問5と大問6は有機化学からの出題。

大問2などは5問ずつですが、大問5と6はどちらかが6問になっている年が多いです。

炭化水素と芳香族

出題されやすい範囲が明確で、鎖状と環状の構造が重要なものが出題されます。

一方で暗記中心となる高分子化合物は大問4で出題されるので、5と6では基本的に出題されません。

薬学部の勉強と、大問4を考えると高分子化合物を無視することは出来ませんが、大問5と6の対策を優先しましょう。

構造と実験の流れを理解する

有機化学は理解の上に暗記を載せることが必須の分野。

まずは理解をしなければ勉強が進みません。

また、構造を理解しないと化学の勉強とは言えませんし、北里の問題は解けません。

実際に問題でも構造式が出題されたり、実験が細かく示されている問題があります。

一つ一つの変化に対して、構造式も含めた理解を行いましょう。

有機化学は質の高い先生に教えてもらうことで確実に成長し、誰でも一定以上の点数がとれます。

入試前の短期集中講座  などでも効果が高いです。

理想は早め早めの準備ですが、どうしても時間が足らないときは、自己分析と志望校分析を組み合わせて総合的に判断しましょう。

参考書・問題集

基本的な問題が一定数あり、残りは標準レベルとなっています。

自分にとって使いやすい、基礎~標準レベルの参考書と問題集があれば、それだけで十分といえます。

参考書

参考書は読みやすく、持ち運べるものがおすすめです。

また、有機化学は時に頑張りたい分野ですので、1冊に独立しているタイプが使いやすいでしょう。

時間があれば書店にいって、自分で選ぶのがベストですが、コロナや立地の関係上難しい場合は、どちらかのシリーズがおすすめです。

問題集

問題集も、参考書と同様に標準レベルが充実しており、解説がわかりやすいものがおすすめです。

実験系が多く、流れの理解が重要な北里をはじめとした薬学系では、問題を解く時間より解説を読む時間の方が重要になります。

センター過去問や、共通テスト系の問題集は実験思考問題も多く、一定量こなしておくと入試の見え方が変わってくるでしょう。

赤本の利用時期は、そこまで早くする必要がありません。

上記の問題集を計画的にすすめていれば、赤本を解くのは12月ごろで大丈夫でしょう。

 

まとめ

  • 早め早めの復習
  • 解説が詳しい問題集を用意
  • 有機化学は一気に仕上げることもできる

保護者の方へ

北里大学薬学部の化学は、形式が明確であり対策がしやすくなっています。

受験対策に入る高校3年生になる前からいい先生の指導を受けていれば、ほぼ確実に合格点がとれるでしょう。

実験文もしっかりあるので、国語や英語の要素も入れて指導ができる先生が最適でしょう。

もし高校3年生や浪人生の夏を過ぎていたとしても、直前対策である程度の成果が見込めます。

網羅的であり、形式も薬学部によくあるパターンです。

薬学系を目指すのであれば、勉強法はとりあえず北里対策を軸にすることは、大学選びに迷っている生徒にはオススメです。

特に化学で顕著ですが、薬学部受験はどの大学でも適切な対策ができるかどうかで合格率に大幅な差が出るでしょう。

自己分析も重要ですが、大学・過去問分析が役に立ちます。

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