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中央大学 法学部の基本情報
中央大学の法学部には、
法律学科
政治学科
国際企業関係法学科
の3学科があります。
弁護士や裁判官などになるためには司法試験の合格が必要ですが、その司法試験合格者の多くが法学部から法科大学院に進んで、試験に合格しています。
中央大学の法科大学院(ロースクール)は早慶につぐ知名度があり、非常に人気も高いです。 司法試験を見据えて法学部を選ぶ場合には、中央大学は魅力度が高いといえるでしょう。
中央大学には他にも、
商学部
総合政策学部
国際経営学部
などの文系学部があります。
現在は企業経営のサポートをする法務部門も法学部生にとって魅力的な分野です。
銀行などとタッグを組んで弁護士が企業再生を担当することもあるので、法学部だけでなく経済系の学部が充実した質の高い総合大学はおすすめです。
中央大学分析 → 法学部(英語・政経・日本史) 6学部共通選抜 理工学部 経済学部
GMARCH分析 → 学習院大学 明治大学 青山学院大学 立教大学 法政大学
大学分析や学部分析をする際には、他の大学との違いだけでなく、中央大学内での違いにも注目しましょう。
試験方式
6学部共通選抜
学部別選抜(一般方式)
学部別選抜(共通テスト併用)
大学入学共通テスト利用入学者選抜(前期・後期)
があります。
学部別選抜(英語外部入試)は、法学部では定員が0です。
一般選抜だけでも豊富な試験方式があります。
実際の定員を考えると
学部別選抜(一般方式)
のみを考えておけば大丈夫です。
共通テスト利用の単独方式も、法学部では一定数の定員がありますが、詳細は割愛します。
法学部の都心キャンパス移転
2022年冬現在、中央大学の法学部は東京の八王子にありますが、2023年の春から文京区に新キャンパスができます。
もともと人気の高い中央大学法学部ですが、さらに人気が高まることでしょう。
試験に関して(科目・配点)
学部別選抜(一般方式の4教科型と3教科型の2種類)
6学部共通選抜(4教科型と3教科型の2種類)
の2方式に関して、試験科目と配点を記載します。
他の試験方式は併願者のためであり、中央大学の経済学部が第一志望の生徒にはあまり関連がありません。
学部別選抜(一般方式:4教科型)
【英語】150点
【国語】現代文・古文(漢文なし) 100点
【社会】政経・世B・日Bから1つ 100点
【数学】ⅠAⅡB 100点
英語は150点満点で作られていますが、国際企業関係法学科のみ200満点に換算
学部別選抜(一般方式:3教科型)
【英語】150点
【国語】現代文・古文(漢文なし) 100点
『社会』政経・世B・日Bから1つ
『数学』ⅠAⅡB
社会もしくは数学から1科目選択 100点
英語は150点満点で作られていますが、国際企業関係法学科のみ200満点に換算
6学部共通選抜(4教科型、3教科型)
【英語】100点 80分
【国語】現代文・古文(漢文なし) 100点
【社会】政経・世B・日Bから1つ
【数学】ⅠAⅡB
社会もしくは数学から1科目選択 100点 60分
英語は150点満点で作られていますが、国際企業関係法学科のみ200満点に換算
3教科型の場合は、社会と数学は選択で片方だけ。
社会と数学は出願時に選択しますが、両方を受験した場合は、高得点の方のみが合否判定に使われます。
国際企業関係法学科のみは、3教科でも英語を200満点に換算。
合格最低点
合格最低点に関してはメインの試験方式である、学部別選抜(4教科型、3教科型)のみ記載します。
基本的に
法律学科 > 政治学科 > 国際企業関係法学科
となっており、法律学科が最難関となります。
ただし、3学科で合格最低点の違いは、難しい法律学科と、比較的簡単な国際企業関係法学科で3~4%しか変わりません。
法学科はちょっとだけ難しい、 国際企業関係法学科はちょっとだけ入りやすい と覚えておきましょう。
今回は人気の高い法律学科を基準に記載します。
4教科型
55~57%(250~257点:450点満点)が合格最低点です。
基本的に各科目6割を基準として考え、苦手科目が1~2科目へこんだ場合、合否ぎりぎりとなるでしょう。
3教科型
58~60%(203~210点:350点満点)が合格最低点です。
科目が少ないので、3科目全てで6割超えを目指しましょう。
保護者の方へ
もともと人気の高い中央大の法学部ですが、都心移転で2023年から数年はかなり人気が高くなるでしょう。
中央大の問題はMARCHとして標準的な難易度があり、各科目で安定して6割を取ることは簡単ではありません。
一方で、難問は少なく早め早めに対策を始めれば現在の学力が高くなくても十分に合格が狙えるので、保護者の素早いサポートと、努力でカバーができるといえるでしょう。
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