【数学】日本獣医生命科学大学の入試問題(過去問)を徹底分析 | 獣医学科ならプロ家庭教師のロジティー

日本獣医生命科学大学の数学

現在の日本獣医生命科学大学は、
一般1回試験
一般3回試験
が日獣独自の入試となっています。

一般3回試験は定員が少なく、一般1回試験と難易度・傾向が同じなので、一般1回試験の対策をしていれば十分です

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2022年は大問が5つに変更

2021年2月の数学の試験では大問が4つでしたが、2022年は大問が5つになりました。

時間は変わらず60分。

大問1は小問集合であり、他の4つの大問が1つの分野の大問となっています。

2023年の試験がどうなるかはわかりませんが、大問が5つでも対応できることが必須といえます。

一般1・3回試験対策

日獣の数学個別試験は、私立獣医で最難関です。

麻布は日獣と数学の難易度がほぼ同じですが、他の私立獣医4校より1~2段階難しいと言えます。

主な理由は、

  • 高い得点率が求められること   
  • 公式暗記ではなく、本質的理解が必要なひねった問題が多いこと

の2つです。

裏技や暗記に頼るような数学の勉強法をしていると、合格することは非常に難しくなります。

問題自体の難易度は極端には高くないので、理解に重点を置けば満点に近い点を狙うことも十分に可能です。

全範囲の完全記述が基本

しかし日獣は基本的に完全記述。 ただし、他の大学でも誘導ありの記述などは普通にでます。

出題形式が少し異なるからといって、勉強方法が本質的理解に基づいていれば何も気にする必要はありません。

出題範囲はまんべなく

私立獣医の中には明確に出題範囲が絞られている大学もありますが、日獣はまんべんなく出題されます。

特に数Ⅰ・Aの分野から出題されることも少なくないのが特徴です。

難易度が幅広い

難易度も様々で

2015年の大問1
2014年の大問2

など、中学生でも解けたり、高校1年の定期テストに出るような問題が出題されることもあります。

一方で2016年の大問5や2017年の大問3など、他の私立獣医ではあまりお目にかかれないような時間がかかる問題・難問が出題されていることもあります。

注目したいことは、単なる公式暗記では解けない問題を出してくるということです。
特に、頻出ではない分野。

中学入試に出てくるような、根本理解に基づいた発想をもとめられることもあります。

2022年は大問数が変わった分、誘導に変化があり、根本理解がさらに重要となりました。

数学では場当たり的な勉強をしていると、高確率で落ちます。

この意味を、日獣の過去問をみても理解できないのであれば、何年も無駄な時間を過ごすことになりかねません。

逆にこの意味がわかるようになれば、合格は近いです。

各大問分析

各大問で重要なのが、問題の難易度をしっかりと見極めることです。

出題範囲が幅広く、難易度にも差があります。

また大問の3,4あたりに、受験生の好みがわかれる問題を配置することで時間切れや焦りを誘う構成にもなっています。

自己分析をしっかり行い、本番では解く順番をしっかり考えましょう。

必須範囲は早めに仕上げる

大問5は基本的に微分積分の出題。

また、大問4or3に数Bのどちらか(ベクトルor数列)から出題されやすくなります。

位置をずらしてくる年もありますが、大問でこの2種類が出ることは確定です。

この2つは他の私立獣医および国公立獣医でも必須範囲です。

しっかり時間をかけて練り上げるのはもちろん、深い理解を心掛けましょう。

大問1から大問2以降の出題がわかる

どの獣医でも数Aの場合の数・確率が出題されやすいです。

大問1に確率が出た場合は、大問2や3では出題がほぼなくなります。

確率は正しい理解をしていると別解が最もつくりやすく、別解は時間短縮および正解率の向上が見込めます。

中学受験に使うような算数の発想があると、非常に有利で、これは平面図形でも同様の効果があります。

平面図形は麻布と日獣

私立獣医で難関の2校は数Aを中心とした図形と計量でいわゆる平面図形の問題が出題されやすくなっています。

平面図形は一度道筋を間違えると混乱し、時間がかかりやすい構造です。

実際に日獣の平面図形は、無駄に時間を使うような出題が見て取れます。

正しく出題者の意図に沿うのが合格への近道ですが、そのためには公式暗記では太刀打ちできません。

他の獣医で出題されにくい平面図形でも、しっかりと理解を怠らず、正しい努力を継続できる人を日獣が欲しているというメッセージともいえるでしょう。

こちらも確率同様に、算数的考えを持っていると有利になります。

絶対値はよくでる

問題を複雑化させるために、式はシンプルでも絶対値や場合分けをからめることで、難易度を上げ、より深い理解を試してくる問題がみうけられます。

直近では2022年2月の試験でも出題がありました。

実はこういった問題はラッキーです。

根本的理解ができていれば、丁寧な処理で簡単な問題へとすぐに変換できます。

しっかり理解することで問題の本質を見ぬくことができます。

こういった能力は現代文など複数科目を複合できると身につけやすいです。

そうすれば効率的に得意な問題に集中して点をあげることができます。

対策・勉強法

大問分析でもあったように、半分程度の問題は標準レベルであり、そこまでひねっていません。

黄チャートやニューアクションβなどの標準的な受験用問題集を何度も解くことで十分対応できます。

ですが、根本的な理解をせずにただ問題集を解いても効率が悪く、身につきません。

まずは公式をひとつひとつしっかり根本理解することからはじめましょう。

難易度の高い問題が7割越えのキーポイント

共通テスト(形式違いに注意)レベルや標準レベルを完璧にすることでほぼすべての問題に対処可能です。

しかし、中には難易度の高い問題も混ざっています。

あなたが数学でしっかり点を確保したいのであれば、青チャートなどの難しい受験用問題集にも取り組みましょう。

ただし、根本理解をしていることが前提。

青チャートを使いこなすことが目標ですが、難易度が合っていないのに無理して使おうとしていると、非効率で逆効果です。

数学が苦手であれば標準レベル(黄チャート)で大丈夫です。

まとめ

  • わかる問題は記述で満点になるように精度を高めよう
  • IAも根本的な理解をしよう
  • 早めに基礎問題の受験勉強をしよう

保護者の方へ

日本獣医生命科学大学の数学は、難易度が高いです。

勉強に対する姿勢そのものから変えないと、合格は難しいです。

数学の公式を暗記しはじめたら、お子さんの合格は非常に難しくなったとお考え下さい。

数学の偏差値が60以下の生徒は、9割以上が勉強法を間違えています。

現在の数学の全国偏差値が60以下であれば、
最低でも1年半、
出来れば2年
は正しい勉強が必須となります。

そもそも獣医では浪人が当たり前で、2浪3浪も普通です。

正しい先生の指導を受ければ、高校3年生で部活や青春を楽しみながら合格を目指すことは難しくありません。

保護者の方が、お子さんの状況を細かく確認して、獣医学科に興味がありそうならその道のプロに早く依頼することをおすすめします。

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コメント

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