【日本史】昭和女子大学を徹底分析 | 歴史総合は範囲内でも出題比率は低い

 

昭和女子大の日本史

昭和女子大では、管理栄養学科を除いて、すべての学科で日本史選択が可能です。

範囲は歴史総合・日本史探究。

社会は日本史と世界史は選択できますが、地理と公民は選択できないので注意してください。

 

人間文化学部
人間社会学部
食健康科学部
グローバルビジネス学部
国際学部
環境デザイン学部

と6学部15学科ありますが、すべて文系科目で受験ができます。

社会・理科・数学から1科目選択になるので、必然的に日本史・世界史の受験生が多くなります。

 

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基本は一般入試だが、総合型も充実

日本史が使えるのは

一般入試(A日程・B日程)
共通テスト利用型(Ⅰ型・Ⅱ型)

となります。

実際の定員は一般入試のA日程が最も多く、次いで一般入試のB日程。

その次が総合型(10月実施:1次試験として一部学科では筆記試験あり)となっています。

 

公募制の推薦入学試験(11月実施)も一定の定員はあるので、そもそも日本史がどのタイミングでどれだけ必要なのかを見極めなければいけません。

小論文や英語など複数科目の対策をバランスを見ながら調整してくれる先生がベストです。

 

志望度によってもかなり変わるので、綿密な進路相談をしてくれる先生を早めに見つけてください。

全問選択式

日本史は4つの大問があり、問題数は基本的に50問。

60分の時間の割には問題数が多めですが、ぱっと答えられる問題も数多くあります。

 

時間は十分に余裕があるでしょう。

全て選択式なので、回答しやすいのも特徴です。

 

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史料問題は一定数あるが、無理しなくてもよい

年によってばらつきはありますが、他の女子大と比較して絵や写真が比較的多いのが特徴です。

例えば2026年のA日程では6つの絵図や表が用いられていました。

2020年に7つあったりと、多くても6,7問。

2025年や2019年など少ない年だと2問です。

 

史料・資料に対する文字での説明が少ないものも過去には出題されており、時代と資料だけで回答しなければいけません。

便覧や資料集といったものを参考書の横においてリンクさせながら暗記を進めることが理想的ですが、50問中の数問と考えると個人の戦略によって変わってくるでしょう。

 

出題傾向

昭和女子大の出題傾向は、まんべんなく典型的に。

各大問では原始~現代まで全範囲から出題されます。

他の大学では近現代の比率が明確に高いですが、昭和女子では原始や古代、中世からの出題もしっかりあります。

 

近現代の出題比率が高い大学も多いのに対して、昭和女子大の傾向はある程度の独特さがあるとも言えるでしょう。

明確な昭和女子大用の日本史対策が必須です。

 

また、選択式で用語を記載しなくてもいいので、
漢字を含めた細かい暗記よりも、全体の流れをしっかり把握する必要があります。

必要な知識も基礎的な部分が多いので、中学歴史の勉強法がそのまま使えます。

 

 

各大問分析

各時代の基本知識を理解することは当然ですが、それぞれの世代で活躍した女性を取り上げた問題が非常に多く出題されます。

文化や芸術などの出題比率が高いのも大きな特徴。

文化史は出題されにくい大学も多いです。

昭和女子を候補の一つに加えるのであれば、しっかり過去問(赤本)分析を行い勉強方法を変える必要があります。

歴史総合で変化あり

かつては時代順に出題されていましたが、歴史総合が入試範囲に組み込まれたことにより、順番が変わりました。

 

大問1に近現代および歴史総合からの出題となっています。

日本史探究に含まれず、歴史総合に含まれる範囲が出題されることもありますが、2026年や2025年の出題を見る限り、ほぼ日本史の範囲のみから出題されます。

 

併願校にもよりますが、どれだけ歴史総合を重視するのかは生徒によって異なるでしょう。

歴史総合は高校1年(中高一貫校であれば中学3年からはじまる学校もある)から勉強が始まっています。

早めから受験の準備をしている生徒が確実に有利になります。

原始と古代

大問2(以前は大問1)は、原始・古代からの出題。

 

ほぼ確実にここから出題されるのは昭和女子大の特徴といえるでしょう。

一般的には701年以降の奈良・平安が狙われやすいですが、
昭和女子では縄文や弥生、古墳も出てきます。

 

また、歴史の流れだけでなく文化に関しても問われることが大きな特徴です。

女子大として平安の女性が文化に大きな貢献をしたことも影響しているかと思います。

中世と近世

大問3(以前は大問2)は、中近世からの出題がメインですが、2017年には史料を使った全時代の混合問題も出題されています。

 

2019年には中近世で活躍した女性にスポットライトをあてるなど、昭和女子の特徴がよくでていました。

正誤問題も出題されるので、選択肢の選び方はしっかり練習しましょう。

近代

大問4(以前は大問3)は、江戸時代からの出題が多いです。

開国を含めた近代もあれば、江戸初期・中期の開国前、つまり近世からの出題もあります。

 

身分制度や文化などここでも女性に関わりが深い問題が出題されます。

ただし、江戸は比較的歴史に女性が絡む機会が少なかったこともあるので、一般的でほかの大学と傾向が近い問題が多いといえるでしょう。

特別なことは不要で、普通に基礎~標準レベルの知識を身につけましょう。

 

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現代

大問1(以前は大問4)は幕末以降の近現代がメインです。

 

多くの戦争が着目される時期ですが、現代的な女性の社会・政治進出は当然狙われやすいです。

また、明治~大正にかけての文化が栄えた部分も注目度を高めておきましょう。

 

参考書・問題集

原始・古代から現代まで基礎項目を中心に暗記(Amazonリンク)することになります。

 

全世代を網羅的に出題する大問もあるので、細かい暗記の前にすべての時代の流れ(Amazonリンク)を把握しましょう。

 

また、昭和女子特有の、女性の歴史や文化史は図表といった資料(Amazonリンク)と合わせて勉強を進めましょう。

問題集は圧倒的に基礎が中心になります。

幅広い時代を学習する分、それぞれの時代に対する深さはそこまで求められません。

 

共通テスト、中堅私大向けの問題集(Amazonリンク)が適切です。

昭和女子は記述がありませんが、ある程度の記述問題は流れの理解に役立ちます。

他大を受験する可能性もありますので、記述に全く手を付けないのはやめておきましょう。

 

国公立向け、難関私大向けの問題集を触る必要は全くありません。

一通りのインプットが終わった夏休みごろには、一度赤本を解いてみることがおすすめです。

 

まとめ

  • 全時代の基礎を網羅的に
  • 女性史、文化史もきっちり
  • 選択問題に慣れる

 

保護者の方へ

昭和女子大学の日本史は、女子大らしさがしっかりと入ることもあり、独特の出題傾向があります。

 

日本史だから覚えればいい時代は終わり、考えつつ昭和女子大にあった対策をしなければ合格が難しく、正しい勉強と対策をすれば合格率が大幅に上がります。

特に真面目だけど効率化はちょっと苦手という生徒は、比較的短期間でも点数を上げやすい傾向にあります。

 

お子さんの勉強効率を高め、合格率を高めるのは、保護者のみなさんのサポートにかかっているといえるでしょう。

にお任せはお勧めできません。

 

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