昭和女子の英語
昭和女子大学の一般入試は1月末にあるA日程がメイン。
定員が多く、試験としても取り組みやすいです。
次いで2月のB日程や、10月に実施されレポート・筆記試験や小論文などで受験ができる総合型が大切となります。
A日程、B日程の受験可能性が高い生徒は、英語と国語を中心に勉強を進めておきましょう。
A・B日程は両方出願および複数学科に併願することもできるので、綿密な進路相談が大切です。
総合型でも英語は重要
昭和女子大学では総合型(10月下旬出願)や公募制推薦(11月出願)などもあります。
大事なのは加点要素。
全学科で英検などの英語外部試験で一定以上の成績(英検なら1950以上)を修めていれば加点がもらえます。(漢字検定と数学検定も加点対象)
外部試験を利用するとしても、昭和女子大学の独自試験を利用するとしても、英語は重要な科目といえるでしょう。
昭和女子大学の出題傾向を理解する
A日程とB日程は多少の違いはありますが、基本的に出題傾向は似ており、難易度も同じくらいです。
大問3~5で、長文と会話文が出題されますが、大問3,4の文章は短め。
共通テストのように設問文も英語になっています。
きちんと事前に確認して、驚くことがないようにしておきましょう。
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形式は決まっている
基本的に出題形式や問題数、順番がほぼ同じ構成なので、事前にしっかりと対策をすることは非常に有効です。
時間は60分。
全て選択式で、並び替え以外は4択です。
昭和女子大を志望するのであれば、夏~秋ごろに一度過去問をといておき、形式を把握しておきましょう。
そして、冬頃に2~5年分程度過去問を解くことで、時間配分や重視する問題、解く順番などを自分の中で固定していきましょう。
最初は文法問題
大問1は、4択の文法問題が15問出題されています。
例年の形式で2026年や2025年もAB両方の問題で同様の形式でした。
数年さかのぼっても同じ形式です。
いわゆる動詞の活用や準動詞などの問題や、接続詞や疑問詞の使い方、節の問題などがメインです。
一部、類義語や意味が近い単語の問題も出題されています。
難易度自体は基礎~標準レベルが中心であり、難問ではなく学校レベル~大学入試基礎レベルを丁寧にやりこむことが重要です。
文法問題は理解に基づいた暗記が必要です。
遅くとも高校3年になると同時に徹底した文法の勉強を行いましょう。出来れば高校2年生の夏休みには大学受験の本格的な勉強をスタートしたいです。
長文対策は単語と文法がある程度進んでからはじめても遅くはありません。
大問2は会話文か並べ替え
大問2では文法系の並べ替え問題が5題でていました。
近年はここ5年ほどは会話文となっています。
2021年は並び替えであったことから、今後も復活する可能性も考えられるので一定の対策が必要です。
並び替えの場合は、5つの空欄を並び替える問題。
候補数が限られており、出題される文法難易度も大問1同様に高くありません。
落ち着いて文法的事項をしっかり確認するようにしましょう。
並び替えのときの対策・問題集
この並べ替えタイプの問題は、共通テストでは出題されません。
大問1も文法であることを考えると、共通テスト対策の問題集では不十分。
文法対策や私立大学向け(基礎~標準レベル)の文法問題集を使いましょう。
会話文対策はしっかり実行
近年は大問2が会話文ですが、2021年以前は大問2に会話文がでることもありました。
変わらないのは、会話文の大問が1つ出題されるということです。
形式自体はここ10年ほどで同一であり、一貫した対策が実行できます。
会話表現より文法要素強め
会話文の空欄に当てはまる文を選択する問題ですが、会話表現が極端に多く出題されるわけではありません。
会話文のトレーニングより、長文読解と現代文の読解力の向上、ライティングなどを鍛えることで、自然と解きやすくなっていきます。
大切なのは英文法。
大問2で会話文であれば、並び替えは出題されません。
その分英文法要素の強い会話文を出題しやすく、会話文であると同時に英文法や熟語、慣用表現の大問だと考えてください。
英文法の理解は大問1と合わせて継続した勉強が求められます。
英文法は勉強方法を間違えている生徒が多く、勉強そのものを改善してくれる先生がおすすめです。
会話だからこそ気軽に使うような英語も選択肢にときどき出てくるので、会話文の練習も軽くしておきましょう。
大問3,4,5が長文読解
2021年以前と、2022年以後では、長文読解の分量が最大の違いといえます。
2026年や2025年など、最近の昭和女子大は英語長文が多くなりました。
長文数が3つになっただけでなく、大問あたりの問題も増加しており、総合力で英語を判定したいという大学側の意図が見えてきます。
英語の総合力を理解していない学生が多い
英語長文や英語の総合力と聞くと、難しい英文が読める能力だと考えがち。
違います。
昭和女子大学の英語は、基礎英単語や基礎文法をしっかり理解し、それを標準レベルの英語長文で使用できることを求めています。
そこに、女子大学らしい国語と知的な興味や学習意欲を組み合わせることが重要なのです。
特殊な能力ではなく、当たり前の能力を身につけ、なおかつ使いこなせるレベルまで真面目にトレーニングしているかどうかを判定しています。
特殊な能力や、難易度の高い英語を読む必要はありません。
タイトルがあって読みやすい
長文のタイトルがあるので、長文のテーマを勘違いすることはありません。
長文読解において、最も危険なミスは行き過ぎた推測によるテーマの捉え間違え。
昭和女子ではテーマがあるので起こりにくいですが、現代文の読解力を活かせないとテーマがあっても読み間違えをしやすくなります。
国語と英語を複合して指導してくれる先生がベストです。
英語と国語は合わせて勉強することで効率化していきます。
内容把握は丁寧に
大問3と大問4は空所補充。
大問5は完全に内容把握の問題です。
空所補充は内容を理解するとともに、単語や熟語、文法要素も一定量入った総合問題。
長文が3つになったので、自然と時間がかかりやすくなり、内容把握が雑なまま読み進めてしまうと失敗につながります。
時間を気にする前に、丁寧に時間をかけて正しく読む練習を継続しましょう。
正しく読めるようになってくると、読む速度は自然と上がってきます。
過去の大問4は変化あり
以前の大問4は前半は、空欄補充で後半は、単語の意味を推測するという2部構成でした。
出題傾向の変更から5年以上経過しており、そろそろ新しい変更の可能性もあります。
過去の傾向を理解しつつも、併願校も含めて柔軟な対応ができる能力を身につけることが理想的です。
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単語がベースは変わらない
単語の意味の推定は出題されなくなりましたが、英単語の重要性は変わりません。。
英語の勉強では夏くらいまでに徹底して共通テストレベルの英単語を叩き込み、秋以降に長文読解の練習で出てきた単語や熟語を復習するようにしましょう。
いざとなったら和訳しまくろう
あるていど英語が読めるはずなのに、気が付くとよくわからない、上手く内容がつかめない生徒もいると思います。
長文がどちらも長くないことを活かして、わかりやすい長文から読みましょう。
そして、残り時間で読みにくい長文を徹底的に和訳。
日本語にすることで印象が大きく変わり、文章が自分の中に入ってきます。
まとめ
- 基礎~標準レベルの文法対策には1年かけよう
- 長文対策は和訳を中心にしよう
- そろそろ出題傾向に変化があるかも
保護者の方へ
昭和女子大学の英語は重要性が高いですが、難易度は高くありません。
英語の正しい勉強方法を継続できれば、お子さんの偏差値が40くらいでも十分に合格を目指すことができます。
大切なのは英語を単独として扱わず、国語など他の科目と連動して勉強することで効率化すること。
勉強法がお子さんに合っていて、正しく継続できれば合格が一気に近づくでしょう。
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