立命館大学の生命科学部の基本情報
立命館大学の生命科学部には
応用化学科
生物工学科
生命情報学科
生命医科学科
の4学科があります。
生命医科学科は医学部医学科とは異なるので注意してください。
2025年からの変更点
大きな変更点は数学のCです。
文系数学は
数学B(数列)
数学C(ベクトル)
となります。
生命科学部を含む理系数学は
数学B(数列)
数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
となります。
授業時間が95分に
立命館大学では、全学部で1限あたりの授業時間が5分伸びて95分となります。
その分、1学期あたりの授業回数が1回へって14回となり、+20分のビデオ授業で補完されます。
コロナの再流行やインフルエンザ、社会情勢の変化もあり、オンラインのさらなる活用が当たり前となるでしょう。
社会人になってもウェブ会議は普通にあるので、いい練習だと思います。
よくある質問・料金などは → こちら
web授業に関しては → こちら
キャンパス
立命館大学には、キャンパスが3か所あります。
生命科学部は4学科すべてで 「びわこ・くさつキャンパス」となります。
びわこ・くさつキャンパスは他にもすべての理系学部と経済学部が入っています。
試験方式
立命館大学で独自試験のみで行われる一般試験は、
全学統一方式
学部個別配点方式
理系型3教科方式
の3種類があります。
理系型3教科方式は文系学部の一部のみでしか受験できないので、実質2方式のみが重要になります。
さらに、共通テスト方式も一定の定員があります。
また、共通テスト併用方式では、一部科目が共通テストで、一部科目が立命館大学の独自試験となります。
学部個別配点方式
理系の全学部で問題が同じ方式です。
1科目型と2科目型があり、どちらかのみしか受験できません。
1回の受験で、生命科学部の2つの学科を併願することが可能です。
理系1科目型
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢ 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 150点 80分
理科の配点が150点と高くなっています。
理系2科目型
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢ 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から2つ選択 100点×2科目 2科目で120分
理科は100点満点が2科目で200点満点の配点があります。
総合400点満点となります。
全学統一方式
最も定員が多い全学統一方式はメインの入試です。
こちらも1回の受験で、生命科学部の2つの学科を併願することが可能です。
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 100点 80分
共通テスト併用方式(生命科学部は生命情報学科のみ)
立命館の独自試験
【英語】
【数学】ⅠAⅡBⅢC
共通テスト
【情報】情報Ⅰ
【理科】物理・化学・生物から1つ
合格最低点
以下には、
学部個別配点方式(理系1科目型:350点満点)
学部個別配点方式(理系2科目型:400点満点)
全学統一方式(300点満点)
の3種類の合格最低点の目安を記載します。
基本的に
生命医科学科 > 応用化学科 > 生物工学科 = 生命情報学科
という難易度となっています。
学部個別配点方式(理系1科目型:350点満点)
合格点は各学科でだいたい190~210点(55~60%)
過去問等では、6割を一つの目標にしましょう。
学科別の目標とすべき点数は、
生命医科・応用化を目指すなら200~215点(57~62%)
生物工学科・生命情報学科を目指すなら190~210点(54~60%)
です。
学部個別配点方式(理系2科目型:400点満点)
合格点は各学科でだいたい210~250点(53~63%)
過去問等では、6割を一つの目標にしましょう。
目標とすべき点数は、
生命医科を目指すなら230~250点(57~63%)
応用化・生物工・生命情報を目指すなら210~240点(53~60%)
です。
全学統一方式(300点満点)
合格点は各学科でだいたい160~195点(53~65%)
過去問等では、6割を一つの目標にしましょう。
目標とすべき点数は、
生命医科・応用化を目指すなら160~200点(53~67%)
生物工か生命情報を目指すなら155~185点(52~60%)
候補にいれたい併願校
私立であれば、関関同立が最初の選択肢としてあげられるでしょう。
同志社大学は生命医科学部や理工学部
関西大学は生命科学工学部
関西学院大学は理学部や生命環境学部
があります。
そこにつぐのが、
近畿大学
甲南大学
京都産業大学
などがあります。
関西に限定し、医学や薬学、獣医学などの制限がなければ、関関同立から2~3校で、産近甲龍からいくつか選ぶというのが実質的な併願校になりそうです。
特に近畿大学の人気は高まっており、候補に入れる生徒が増えています。
高校2年生から共通テストの対策を行えば国公立を考えることもできますし、私立でも関東圏も含めると大きく選択肢が広がります。
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