近畿大学の農学部
近畿大学では農学部や生物理工学部など16学部あります。
2026年4月から看護学部も新設されました。
世界で初めてクロマグロ(本マグロ)の完全養殖に成功した近畿大学ですが、農学部の水産学科で現在も研究が続いています。
近畿大学分析 → 看護学部
関関同立は → こちら
学科
農業生産科学科
水産学科
応用生命化学科
食品栄養学科
環境管理学科
生物機能科学科
合計で6学科あります。
比較的学習内容が近い学部として生物理工学部や産業理工学部があります。
きちんと大学分析と進路相談を行い、自分がやりたいことが出来る学部・学科を調べましょう。
入試情報
近畿大学の主な入試形式としては
一般選抜(A日程・B日程・後期)
共通テスト(共テのみ、併用各種)
推薦(一般公募)
の3種類が定員が多くなっています。
2026年の農学部の実績では、推薦が219名で最大の定員。
次いで153名で一般前期A日程。131名で一般前期B日程。
近畿大学を第一志望~第二志望と考えるのであれば、推薦とA・B日程のみを考えればよいでしょう。
推薦(一般公募)
【英語】100点
『理科』生物or化学or物理から1つ
『国語』現代文・古文
国語or理科から1つ選択 100点。
応用生命科学科と食品栄養学科は国語の選択不可
推薦では数学が選択科目にすら入っていませんが、一般では数学が選択できます。
一般選抜(A・B日程)
【英語】
『数学』ⅠAⅡBC or ⅠAⅡBⅢC
『国語』現代文・古文
『理科』生物・化学・物理から選択
『社会』日本史・世界史・地理
数学or国語から1つ選択
理科or社会から1つ選択
応用生命科学科と食品栄養学科は社会の選択不可
方式で高得点科目が2倍になる
近畿大学(農学部含む)では、推薦入試も一般入試も、共通テスト併用方式でも、まずスタンダード方式で合否が決まります。
スタンダード方式は各科目100点で全員が通常通り採点されます。
推薦であれば2科目で200点満点。
一般入試(A・B日程)であれば3科目で300点満点。
この時点で得点が高い人は合格となります。
スタンダード方式で不合格だった人、かつ、併願した人のみが、高得点科目重視方式での判定があります。
高得点だった1科目のみ2倍の200点満点で判定されます。
推薦であれば2科目なので、点数が高かった1科目が200点満点。
もう一つが100点満点で合計300点満点。
一般入試(A・B日程)であれば3科目なので、点数が高かった1科目が200点満点。
残りの2つが100点満点なので合計400点満点となります。
制度上は得意科目と不得意科目の差がはっきりしている方が合格しやすいが、現実の勉強はそんなことはない
高得点科目重視方式のことを考えると、得意科目の点数が高い方が有利です。
2科目で得意科目70点不得意科目60点の場合、スタンダード方式の2科目合計で130点。
高得点科目重視方式なら200点です。
得意と不得意の差が小さいと、得意科目で66点、不得意科目で64点の場合、スタンダード方式の2科目合計で130点とかわりません。
ただし、高得点科目重視方式なら196点です。
つまりスタンダード方式で同じ点数でも、高得点科目重視方式では得意科目と不得意科目の差がはっきりしている生徒が優先して合格することになります。
この事実に基づくと、一見すれば不得意科目に時間を使うより、得意科目をガンガン伸ばした方が近畿大学に合格しやすいようにみえるでしょう。
これが罠です。
そもそも点数が高い科目を1点伸ばすのは意外と大変
現状で70点取れている科目を1点伸ばす。
50点しかとれていない科目を1点伸ばす。
どちらが簡単でしょうか? 得意科目は2倍になるから有利だ。これは事実です。
65点を70~75点に伸ばすのは頑張ればなんとかなるかもしれません。
ですが、75~80点くらいから1点伸ばすだけでもかなり難しくなります。
85点の科目を90点にするのは非常に難しいです。
50点の科目を70点まで伸ばすのも容易ではないですが、伸びしろが大きく短時間で点数を伸ばしやすいのが苦手科目です。
人によってすべき勉強が違うことを理解しよう
得意科目も不得意科目も、どちらもメリットデメリットがあるでしょう。
大切なのは、制度の表面的な部分だけを見るのではなく、きちんとした分析に基づいて戦略を作っていくことです。
現実的には得意科目を伸ばした方が合格しやすい生徒もいれば、不得意科目を頑張った方がいい生徒もいるでしょう。
もともと近畿大学が第一志望だったけど、成績が上がったので関関同立や東京の私立が視野に入ってくる生徒もいるはずです。
事実をしったときすぐに飛びつくのではなく、面談をしたり分析をして、今の自分・お子さんがすべき勉強・対策を落ち着いて考えていきましょう。
合格最低点
水産学科が圧倒的に合格最低点が高いので、水産学科と他5学科に分けて記載します。
前期A日程の合格最低点です。
合格最低点はここ数年で大きなブレはなく、傾向としては2026年をみておけば2025年以前も近しい点数になっています。
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水産学科
2026年(1月24日と25日)の入試は
スタンダード (300点満点)では193点と195点(64~65%)
高得点科目重視(400点満点)では263点と273点(66~68%)
でした。
スタンダードでは、 2025年は195点と196点 2024年は197点と183点 でした。
どちらの方式でも、例年同じくらいの点数です。
5学科
2026年(1月24日と25日)の入試は
スタンダード(300点満点)では156~168点(64~65%)
点差は大きくありませんが、農業生産科学科と応用生命化学科は点数が高く、 食品栄養学科・環境管理学科・生物機能科学科は入りやすい点数となっています。
僅差になりますし、年によって農業生産科学科の合格最低点が低くなることもあるので、学科差をそれほど気にする必要はないでしょう。
高得点科目重視(400点満点)では210~235点(53~59%)でした。
スタンダードでは、 2025年は155~181点 2024年は157~173点 でした。
水産学科と同様に、どちらの方式でも過去データで大きなブレはありません。
候補に入りそうな併願校
関西大学(化学生命工学部の生命・生物工学科)
関西学院大学(生命環境学部)
京都産業大学(生命科学部)
摂南大学(農学部)
関西だと上記のような大学は併願校に入りやすいです。
他にも龍谷大学(農学部・環境サステナビリティ学部)や神戸学院大学(栄養学部)なども候補といえるでしょう。
国公立を併願校にはいれにくい
私立を本命にしている生徒が国公立を併願校として考えるのは、共通テストの及び科目の関係上難しいです。
関西にある私立農学部を併願しないのであれば、国公立より以下に示してある関東やその他の地域の私立農学部の方が受験しやすく、合格率も高いでしょう。
東京の農学部
などが候補に入ります。
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