青山学院大学の教育人間科学部
青山学院大学の中で、
教育と心理にスポットをあてた文系学部が、教育人間科学部です。
「臨床」
「発達」
「情報」
「身体」
の4分野における専門知識を修得できます。
青学統一日程分析 → 英語 文系数学 理系数学 化学 政治経済 日本史
学科は2つ
教育学科
心理学科
の2学科があります。
他の大学における教育学部と心理学科を融合させたような学校であり、就職先も教員や学芸員などがあります。
図書館司書や公認心理師(国家資格)に加えて心理学を活かしたマーケティング関係も進路の1つです。
アクセス
教育人間科学部では、東京の青山キャンパスになります。
住所 :東京都渋谷区渋谷4-4-25
最寄り駅:渋谷駅、表参道駅
試験に関して(試験の種類・科目・定員)
試験の形式としては
一般選抜(個別学部日程)
一般選抜(全学部日程)
大学入学共通テスト利用入学者選抜
の3種類が主となっています。
試験科目と配点は、2学科で共通となります。
他にも総合型や各種推薦が別であります。
試験科目と配点
他の学部との違いが、特に個別学部日程で大きいので注意してください
配点等は2024年5月ごろに公式HPで発表予定となっています。
個別学部日程
共通テストを利用
【英語】リーディング + リスニング
【国語】
青学の独自試験
【小論文】
個別の学部試験は、
共通テストから2科目
独自問題は小論文
となっています。
私も小論文の指導をしていますが、小論文は正しいトレーニングをすることで、確実に上達します。
一方で闇雲に書くだけでは効果が薄いので、注意してください。
プロ家庭教師による小論文指導は → こちら
全学部日程
全学部日程はすべて独自問題になります
【英語】
【国語】現代文のみ
『数学』ⅠAⅡBC(Aは図形の性質・場合の数と確率、Bは数列、Cはベクトル)
『社会』世界史探究・日本史探究・政治経済
選択は数学と社会から1科目選択。
歴史総合や公共は範囲外となっています。
共通テスト利用(3科目型)
【英語】200点
【国語】200点
『数学』ⅠA、ⅡBCのどちらか
『理科』基礎4科目複合、発展1科目のいずれか
『社会』
『情報』情報Ⅰ
選択は上記から1科目を利用。
5科目型は、上記の選択科目から3科目を利用します。
定員(2026年の例)
個別 | 全学部 | 共通テ | |
教育 | 20 | 65 | 15 |
心理 | 15 | 58 | 10 |
合格最低点
個別学部入試は小論文になったため、合格最低点の判定がわかりにくくなりました。
個別学部日程
絶対に上回る必要がある、英語と国語の共通テストは70%程度でした。
共通テストは点数が安定していないので、今後も目安が変わる可能性があります。
総合点で200~222点(300点満点)であることを考えると、全体でも70%前後が合格最低点。
小論文も7割は点数が欲しいところでしょう。
基本的に現代文とデータ読み取りを含めた問題ですので、現代文と小論文の先生は同じ人であることが圧倒的におすすめです。
全学部日程
ここ2年(2024、2025年)は両学科でだいたい70%前後。
最も合格最低点が高かったのは、2024年の心理学科で71.14%でした。
2023年までの全学部日程では、
教育学科が260~280点(74~80%)
心理学科が265~285点(75~81%)
程度となっていましたが、共通テストの難易度によって変動します。
男女比・現役浪人比・学費
男女比は3:7
3人に2人が女子生徒となっています。
現浪比
浪人率は15%前後。
文系学部は現役率が高くなりやすいですが、
現役が85%程度になるのは、青山学院大学でも最も高い部類です。
他の学部では75%程度のところもあります。
学費
初年度の納入金が142~144万円(入学金20万円含む)となっています。
その他徴収費が若干ありますが、
基本的に年額120万円程度です。
4年間で約500万円強になります。
偏差値40台からGMARCH合格を目指すなら → こちら
他の記事一覧は → こちら