関西大学の国語(現代文)
関西大学では学部別入試がなくなり、2021年から全学部日程(全学部統一入試)になりました。
文系の一般入試では3教科型、2教科型(英語は外部試験利用)の全てで国語が必須となっています。
また、理系と文系の間ともいえる学部では国語を選ぶことができます。
関西大学分析 → 化学生命工学部 環境都市・理工学部 総合情報学部
関関同立分析
小論文は現代文指導と関連性が非常に深い
関西大学では、
公募制推薦入試(商学部)
AO入試(各学部)
など、総合選抜や学校推薦型選抜もあります。
公募推薦入試でも、AO入試でも、多くの学部で小論文が試験内容に入っています。
基本的に小論文と現代文の先生は同じであることが望ましいです。
正確には、違う先生に習うことの方が不自然であり非効率となります。
現代文と英語も相性がいいので、理想をいえば現代文と英語と小論文の先生を同じ人にしましょう。
古文や漢文は別の先生で大丈夫です。
現代文との親和性がそもそも低いので、同じ先生でもたいして効率は上がりません。
国語が必須の学部
法学部
文学部
経済学部
商学部
社会学部
政策創造学部
外国語学部
人間健康学部
社会安全学部
ビジネスデータサイエンス学部
国語が選択できる学部
大問は2つだけ
関西大学の国語は、
大問1に現代文(評論)
大問2に古文
となっています。
漢文は最初から範囲外となっています。
現代文は評論文となっており、小説は出題されません。
代わりに古文は基本的に小説となっています。
75分で2つしか文章がありませんが、それぞれにしっかりした長さがあります。
落ち着いて解く時間はありますが、非効率な時間の使い方をすると時間不足になる可能性が高まるでしょう。
早読みは一切不要であり、むしろ逆効果になりやすいです。
正しい実力と対策は必須となります。
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漢字はある試験とない試験がある
全学部日程は複数の試験日があります。
基本的に最も志望度が高い生徒たちは2月1日の試験を受けます。
そして2月1日の試験は問1が漢字の書き取り問題2問となっています。
大問1の最後あたりに感じに関する選択問題が出題されています。
これは2月1日以外の試験方式でもほぼ確実に出題されている形式となります。
難しさは標準的
漢字の難易度は大学の難しさを考えると納得いくレベルで、漢検でいえば準2級程度。
中には3級で習うものもあるので、高校2年生までにはほぼ確実に習うものから出題されています。
最後の方に出題されている選択問題も、難易度としては漢検で準2級~2級程度。
学校で漢字や四字熟語、ことわざなどの冊子が高校入学時(中高一貫校だと中3くらいが多い)に配布されているテキストや国語用の単語集があるはずです。
それらを1冊完璧にしておけば、問1の書き取りも、最後の方の選択も満点が狙えるでしょう。
長文は様々な分野から
文系の全学部で利用されるので、長文のテーマは様々です。
2025年の2月1日は読む・書くという行為と日本語に対する文章でした。
構成も比較的一般的ではありましたし、文章全体の難易度も関西大学としては標準的。
ただし、中盤に江戸時代の川柳が入り、古文調と詩(川柳)の2要素が難易度を高くしています。
2024年の2月1日は人権とそれに関わる政治・国家や制度に関する文章でした。
公共や倫理、政治経済に関わる部分がふんだんに盛り込まれていることで、受験生は自然と自分自身の考えとの違いについて思考してしまいます。
自分自身の考えによりすぎると客観性を見失いやすくなり、正しい現代文の読解がしにくくなるように作られていました。
大切なのは過去問に振り回されすぎないこと
上記はあくまでここ2年の出題であり、2023年以前や2月1日以外の日程をみても、出題傾向や方式はほぼ同じです。
文章のテーマに多様性があるのは、全学部入試が重要となった関西系の大学で特に強くみられる傾向です。
難易度自体は標準~ちょっと難しい程度。
大切なことは、正しい現代文(特に評論文)の勉強が出来ていれば、合格点をとることはさして難しくないということです。
簡単ではありませんが、努力で合格をつかみ取れるという事実を認識するとともに、やみくもに文章を読むのではなく、正しい現代文の勉強を行ってください。
偏差値40~50程度の生徒はほぼ確実に、偏差値60以上の生徒でも半分以上が正しい現代文の読み方を理解していません。
現代文、特に評論文の読解と小論文の記載は正しい対策で確実に学力が上がります。
まとめ
保護者の方へ
総合型(AO)でも一般入試でも、関西大学を目指すのであれば国語(現代文)は重要な科目になります。
同時に、国語の勉強方法は間違えている生徒が非常に多いのに、塾では勉強方法そのものの指導が不十分であることがほとんど。
関西大学はもちろん難易度が高いです。
一方で、現実問題として英語や国語の難易度を見ると、合格する生徒と不合格になる生徒の違いは勉強方法と継続性。
正しい勉強方法を継続できていれば、問題としては取り組みやすく、合格しやすく作られています。
保護者の方がお子さんに対して質の高い現代文の先生を用意出来れば、それだけで合格率が高まるといえるでしょう。
はやめはやめに動いてあげてください。
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