慶応義塾大学の商学部
慶応義塾大学は、学科が1つの学部が多く、商学部(Amazonリンク)も商学科のみとなっています。
一般選抜の募集は600名あり、
A方式が480名
B方式が120名
となります。
商学部全体では年間1000人の定員。
総合型はなく、指定校推薦の枠が200あり、残りの200弱程度が内部進学等となっています。
基本的には一般選抜で合格を狙いましょう。
慶応義塾大学分析 → 商学部(英語・数学) 経済学部 看護医療学部 薬学部
商学部・経済学部分析 → 立教大学 青山学院大学 明治大学 学習院大学 法政大学
慶応の商学部の特徴
経済学部は社会全体で理論的
経営学部は企業中心で実践的
商学部 は商品中心で実践的
理論と実践は常に両輪であり、どちらも重要です。
実際にはどの学部に行っても両面の授業があるでしょう。
慶応の商学部では、 独立心と実学の精神を重要としており、福沢諭吉の業績をもととしながら、成長してきました。
実践力はどの会社でも求められる要素であり、その基礎を作ることができる学部となっています。
アクセス
1,2年生は神奈川県の日吉キャンパス 3,4年生は東京都の三田キャンパス
日吉キャンパス
住所:神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
三田キャンパス
入試科目
入試には
A方式
B方式
があり、科目構成などが異なります。
自分の得意分野と定員、併願校の状況を見て対策を行いましょう。
2025年1~3月の入試では、社会は歴史総合・地理総合を含みません。
2026年からは総合と探究の両方が必要になりそうです。
A方式
【外国語】英語(Amazonリンク)
【数学】ⅠAⅡB
【地理歴史】世界史・日本史・地理から1つ
B方式
【外国語】英語
【地理歴史】世界史・日本史・地理から1つ
【論文テスト】資料から論理力と表現力を問う(Amazonリンク)
配点
ABどちらも
英語200点
歴史もしくは数学100点
論文100点
合格最低点
偏差値が日本トップクラスの大学は、合格最低点が比較的低くなります。
商学部でも経済学部でも同様の傾向にあり、数学が入るかどうかで合格最低点が変化します。
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A方式
A方式では245~270点(61~67%)程度の得点が必要になります。
だいたい3問中2問の正解比率で合格することができます。
B方式
B方式では290~320点(72~78%)程度の得点が必要になります。
文系だと苦手な生徒や、そもそも併願校まで含めて数学を勉強していない生徒もいます。
そういった生徒はA方式は最初から除外されており、勉強科目を絞れることから、B方式の方が合格に必要な点数が高くなっています。
商学部や経済学部に入るのであれば、最低限の数学力は必要ですが、入試で合格点をとる勉強と微妙に違いがあるのは事実です。
慶応に通用するレベルの数学対策をするかしないかは、しっかり考えておきましょう。
現役浪人比・男女比・学費
商学部の現役生はだいたい6割。
浪人生の中でも1浪が3.5割、
2浪以上が0.5割くらいとなっています。
慶応大学では、どの学部でも浪人率が4割前後はあり、浪人して入学する生徒は大勢います。
慶応だけでなく、難関国公立や早稲田、上智、東京理科などは高い浪人率が普通です。
男女比
商学部ではだいたい男子が7~8割、女子が2~3割となっています。
ただし、推薦は女子比率が高いので、一般受験生は男子生徒の比率が高いようです。
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