【国語】津田塾大学の入試問題を徹底分析 | 津田塾らしさを入試問題で表現

 

津田塾大学の国語(現代文)

津田塾大学の一般選抜におけるメインの受験方式はA方式(Amazonリンク)。

 

津田塾大学の一般選抜には

A方式
A方式(英語外部試験利用)
B方式
C方式(前期・後期)

があります。 A方式は普通のものも英語外部試験利用も全学部学科で実施。

B方式は学芸学部の5学科で実施されていますが、総合政策学科では実施されていないので注意してください。

国語は6学科中4学科で必須

A方式において、国語は数学科と情報科学科を除く2学部4学科で必須科目です。

また、国語の対策は小論文とも関連性が深く、A方式でも最後の問題は小論文といっても過言ではありません。

 

A方式だけでなく、B方式は国際関係学科と多文化・国際協力学科で小論文が必須。

総合型選抜でも、直接的に国語が選抜科目としてはありませんが、国語的な能力をもとめる文章が記載されています。

 

どの方式を受験する場合でも小論文の練習が必須であり、一定の時間がかかります。

津田塾に本気で興味があるなら、国語(現代文の読解)と小論文などを合わせて指導してくれる先生がおすすめです。

総合型の受験やB方式で小論文がある生徒は、早めから対策を実施しましょう。

 

津田塾分析 → 基本情報 数学 日本史

女子大分析 → 日本女子大 実践女子大 昭和女子大 東京女子大 

 

長文読解は視点が大事

津田塾大学の国語は現代文のみ。

古文や漢文は出題されません。

 

大問は2つあります。

大問1は、一般的な長文読解をベースとした問題。

大問2は、要約と小論文のような問題。

それぞれに異なった要素と、同一の技術が必要になります。

テーマは違うようで同じ

例えば、

2025年は海の透明度を通して価値観を見直す文と、自由の価値に関わる文
2024年は年代と個性に対する認識についてと、ロシアウクライナ戦争をはじめとした関心度の格差

となっていました。

 

一般的な考えですと、文系的な文章が多いといえますが、それだけではあまりにお粗末な分析でしょう。

他にも2023年、2022年とさかのぼって何年も見ていくと、明確な傾向がわかります。

 

それは、一般的に知られているようなニュースや手に入りやすい情報・考え方を基本としながらも、そうじゃない面に焦点を当てた文章が多いということです。

受験にも役立つ多面的な視点とは何か?

そうじゃない面、とは多面性に他なりません。

一般的にはAという考えになりがちですが、同じ事柄でも考え方や視点を変えることでBという意見も出てくる。

さらに変えるとCやDも考えられる。

そういった1つの事柄に対して複数の視点や考え方があると認識することは、非常に重要です。

 

現代でもダイバーシティという話が多面性の象徴のようにテーマとして扱われています。

実は日本におけるダイバーシティは、限定的な扱いにとどまりがちです。

ほとんどが性差のテーマでしかなく、ダイバーシティという事柄の1面にだけ光が当たることが多いです。

しかも、女性側視点と男性側視点の2面だけになりやすく、主語が大きくなりがちで多面性にかけやすいです。

 

宗教や文化、所属や学歴、思想や国籍。

他にも多様性は様々な面がありますが、日本のダイバーシティは性に関することばかりというものが、日本では多面的な視点が育ちにくい例の1つといえます。

そういった多面性を与えてくれる問題になっており、多面性に対して考えようとする姿勢を持った生徒が入学してくれることを望んでいる出題内容となっています。

 

多面的な視点は、一般生活でも役立つだけでなく、社会人になったあと(Amazonリンク)にも非常に有効です。

同時に人生そのものを豊かにしてくれる視点だと、私は考えています。

画一的なテキストよりも1対1など、貴女の意見と筆者の意見を区別しながらも、多面的な視点について解説してくれる先生の授業が必須でしょう。

表面的なテクニックとは相性が非常に悪いです。

 

大問2はほとんど小論文

大問2は3つの問題から構成されているのが定番。

 

1問目と2問目は要約や説明が出題されます。

比較的短い長文に対して、どれだけ正しく理解しているかが問われており、現代文の基本であると同時に最重要項目といえます。

 

3問目は200字の記述。

筆者の考えを正しく理解した上で、自分自身の意見を記載する問題です。

200字は国語の記述問題と考えると長く見えますが、小論文と考えるとかなり短いです。

書く内容を厳選しなければならないため、小論文の勉強が必須といえます。

貴女の考えを作るためには正確な理解が必要

大問2が小論文的な記述だけになっていないのには理由があります。

大問1で多面的な視点という話をしましたが、多面的な視点はなんでもあり、ということではありません。

一つ一つの意見を正しく理解し、尊重する姿勢が必須となります。

 

大問1での最初の2問は、筆者の意見を正しく理解しているかどうかを問う問題です。

自分の意見を持つためにも、多面的な視点を持つためにも、相手が言っていることを正解に理解・整理する必要があります。

読解力と言い換えができるでしょう。

 

そのために、要約・説明の問題があります。 要約や説明の問題は明確なやり方があります。

正しい現代文の授業ができる先生がいれば、意外と簡単に解けるようになりますが、なんとなくの勘で解いていると再現性がありません。

点数が安定しない、高い点数が全然とれない生徒は、今すぐ勉強方法を根本から変えてください。

3問目は小論そのもの

小論文は基本編に加えてテーマ編で書き方を解説しております。

ぜひそちらをご覧ください。

 

問題集・指導者の条件

良質な現代文に対する参考書や問題集は限られています。

何を使うか?よりもどのように使うか?が大事。

 

一応おすすめは記載しますが、ただ買うだけでは不十分です。

きちんと解説を理解する姿勢を持つだけでなく、多面的な視点も含めて話をしてくれる家庭教師や個別指導の先生を合わせることで本当の理解が促進されます。

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大問2の対策は良質な先生が必須

大問1は現代文の一般的な部分が大きいですので、一般的な対策である程度効果があります。

ただし、一般的なだけの教育では、大問2とのギャップに苦しむこととなります。

 

本当であれば大問1と大問2を合わせて指導してくれる先生が最良でしょう。

小論文の先生と読解の先生は同じ

自分の意見を書くことは簡単ではありません。

文章の意見を整理し、指定された文字数内で収めるためには書き方があります。

そういった要約や説明の書き方は文章ごとに説明してもらえないとわかりにくいです。

 

基礎解説をある程度しつつ、添削をしながら個別に説明してくれる先生をつけてください。

集団指導との相性は最悪であり、個別指導との相性が非常にいいです。

多面的な視点を理解しつつ、個別の添削が上手ければ小論文指導も確実にできる先生です。

テキストよりも先生が大事になります。

下手な先生はみつけやすい

添削や小論文指導が上手い先生の条件は画一的ではなく、見つけにくいです。

 

ですが、下手な先生は見つけやすいです。

それは技術論にこだわり、本質的でわかりやすい指摘をしない人です。

 

具体的には漢字ミスや読点のつけ方、接続詞などに対する指摘ばかりの人。

あらさがしばかりをして、要約に必要なポイントや、生徒自身の考えのよい点・悪い点を中心に授業をしない先生です。

 

これを逆にしたのがいい先生といえるかもしれません。

基本的には上手い先生を探すより、下手な先生を避ける方がやりやすいでしょう。

 

まとめ

  • 多面的な視点とは何か
  • いい先生がベストだが、悪い先生を避ける方が簡単
  • 個別指導が必須

 

保護者の方へ

津田塾大学では国語の重要度が非常に高く、お子さんのためになるような出題方法が採用されています。

ただ受験の対策になるだけでなく、津田塾が求めている学生像が反映された問題。

対策には間違いなく時間がかかるでしょう。

 

津田塾の合格率を高めるとともに、お子さんの人生に活きる視点を養うには、指導してくれる先生が非常に重要になります。

避けるべき指導者のポイントなども前述しておりますので、ぜひ活用してみてください。

 

私も上記のポイントを守ったよい指導が出来るように日々つとめております。

興味をお持ちいただけた際にはお問い合わせください。

 

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