【数学】龍谷大学を徹底分析 | 産近甲龍を分析するならロジティー

 

龍谷大学の数学

龍谷大学の一般選抜入試では、

理系数学:数学(1)と数学(2)
文系数学

の3種類があります。

ここでは理系数学:数学(1)と数学(2)を分析しています。

 

数学(1)は数学①と、数学(2)は数学②と表現されることもあります。

これは数年前だと微妙に異なるので、ここ3年ほどの体制となります。

 

龍谷大学分析 → 英語 数学 農学部 経済・経営学部

範囲は通常の理系数学と文系数学

理系数学:数学(1)の試験範囲は ⅠAⅡBⅢC

A:図形の性質・場合の数と確率
B:数列
C:ベクトル・平面上の曲線と複素数平面

となります。

 

理系型で用いられる数学(2)と、文系型で用いられる文系数学は問題が異なりますが、どちらも数Ⅲは範囲外となります。

理系数学:数学(2)と文系数学の試験範囲は ⅠAⅡBⅢC

A:図形の性質・場合の数と確率
B:数列
C:ベクトル となります。

数Bの統計的な推測はどちらも範囲外です。

理系数学:数学(1)が入試に使える学部

環境サステナビリティ学部
情報学部
理工学部
農学部

理系数学:数学(2)が入試に使える学部

環境サステナビリティ学部
情報学部(情報学科 実践データサイエンス専攻)
理工学部(応用化学課程)
農学部

理工学部と情報学部は一部の専攻・課程でのみ数学(2)が利用可能です。

情報サステナビリティ学部(単科)と農学部は全学科で数学(2)が利用できます。

農学部の全学科と先端理工学部の2課程は文系数学も選択できます。

 

関関同立分析 近畿大学

よくある質問・料金・web指導などは → こちら

プロ家庭教師の指導に興味がある方は → こちら

推薦では数学的な要素が大事

龍谷大学の公募推薦(総合評価型:11月出願)は、学力試験があります。

文系型は英語と国語。

理系型では数学(1)と数学(2)があり、どちらも記述式。

数学の重要性がよくわかります。

総合型は数学要素が少ない

総合型は学部学科(課程)で試験科目が異なりますが、基本的に面接が必須。

プレゼンテーションもしくは小論文となるので、数学の学力試験はありません。

 

面接で数学や理科・情報に対する興味をみられるので、数学の能力が低い場合は合格が難しいでしょう。

ただ問題を解くだけではなく、しっかりと理解した上で、会話の中で説明ができるくらいにはしておきましょう。

プレゼンテーションでは理科の要素の中で数学的な部分も必要になるでしょう。

学校の成績は必要

例えば心理学部の総合型選抜入試(学部独自方式)では、数ⅠAを含む複数科目の評定平均が4.0以上必要です。

理工学部も一部の課程では数学の成績や理由が必要。

龍谷大学に強い興味がある生徒は、普段は一般選抜入試に向けて学力を高めつつ、その勉強が同時に学校の成績を高めるようにすると総合型でも有利になります。

 

私の生徒でも、総合型や推薦と一般選抜の両方を狙った勉強をするのが基本です。

総合型や推薦の枠が少なかったり、実施していない大学・学部を志望する場合は一般選抜入試のみの対策をしますが、総合型や推薦のみの対策をするケースは稀。

一般選抜でも合格できるくらいの学力を準備する前提を持ちましょう。

この思考は、大学入学後にも非常に役立ちますし、一般受験合格者に近い学力がなければ苦労することになります。

 

ⅠAⅡBCがとにかく重要

龍谷大学の数学は、理系数学も文系数学も大問3つが基本です。

理系数学は

数Ⅲありの数学(1)
数Ⅲなしの数学(2)

の2種類があるとご説明しました。

実は、この2種類の試験は大問1と大問2が基本的に同じ。

実際2026年や2025年の試験を見てみると、同じ問題が出題されていました。

 

数Ⅲありの数学(1)でも、全体の2/3は数Ⅲなしの出題が基本となります。

大問3は数Ⅲの問題が出題されます。

大問1と大問2は共通部分

大問1と2は数学(1)と(2)の共通問題。

範囲としては数Ⅲなしが確定と考えてください。

大問1は3問の小問集合

数Ⅱが中心の計算問題
数Aの場合の数と確率
数Bの数列
数Cのベクトル

この4分野から3つ出題されることが非常に多いです。

 

ただし、必ず上記のパターンではありません。

2025年の1日目(1/29)は数Ⅱの対数関数、数Ⅰの絶対値と2次関数、数Cのベクトル
2025年の2日目(1/30)は数Ⅱの指数関数、数Ⅰの論理と集合、数Ⅱの三角関数

となっていました。

 

大問1の難易度としては基礎~標準で、1問あたりの計算量は1~3行程度。

公式をあてはめればすぐに解ける典型的な基礎問題もあれば、図示を求めたり、少しひねった出題もあります。

大問2はどの大学でも出題されやすい典型問題

大問2は大問形式で2~3問同じ分野からの出題。

(1)~(3)までが一連の流れになっています。

 

出題頻度が高い分野は

数Bの数列
数Cのベクトル
数Aの場合の数と確率
数Ⅱの指数対数もしくは三角関数

などがあり、これらはどこの大学でも大問として出題率が高い分野となります。

 

毎年3日程ありますが、

2026年はベクトル・三角関数・場合の数と確率
2025年は数列・ベクトル・三角関数

でした。

 

特に2025年の3日目(1/31)は三角関数における加法定理の根本に関わる出題。

これは産近甲龍や関西大学、関西学院大学あたりを志望する生徒で差が出やすい問題であり、普段の勉強方法を問うような部分がありました。

典型問題を単なる暗記と捉えず、理系らしい理解が大事であることを示しています。

よくある流れと難易度が多い

全体的に見ても、難問といえるような問題はありませんが、真剣に数学に向き合おうとしないと正解しにくい問題が多いです。

ただ公式を使うような基礎レベルから一つ上。

公式とはどういうものであり、どういった問題だと使いやすく、かつしっかり計算しきる部分まで必要です。

 

よくある事例としては、問題を見たときにはそこそこ解けそうな気がするけど、実際に解いてみると正解まで至らない生徒です。

解けそうだけど解けないところから、本番でしっかり解けるようになるまで明確な差があります。

 

そして、解けそうで解けないレベルのままであるということは、数学の勉強方法を間違えていることが原因のパターンが非常に多いです。

自分の勉強方法や、普段の勉強に対する姿勢に向き合わず、ただ問題集にチャレンジしつづける非効率かつ誤った勉強方法をしていては合格は難しいでしょう。

 

言い換えれば、正しい勉強ができていれば普通に正解できますし、大問2も大問1も満点だって目指せます。

あくまで難易度は標準レベル。

解けないような難問は出題されません。

 

最後の大問は方式で異なる

前述したように、大問3は数学(1)と数学(2)で問題が異なります。

数学(1)は数Ⅲから出題。

基本的に数Ⅲの微積です。

 

数学(2)は数Ⅱの微積から出題されることが基本です。

数学(1)の微積

ほぼ微分積分で確定と考えて大丈夫ですが、入試では100%はあり得ないですし、実際には併願校対策もあると思います。

現在は数Cとなった複素数平面が数Ⅲの代わりに出題される可能性も、一応考えておくべきでしょう。

微積の典型的な流れは理解できているか

数Ⅲの微分積分は、実は根本的な計算力が不足していて解けない生徒が多いです。

数Ⅱの微積よりも計算のバリエーションが多く、公式も多いです。

 

公式暗記でも合格点は取れますが、難しくない公式は理解まで目指したいでしょう。

特に近畿大学や関西大学なども併願校として候補に入っている場合は、勉強方法にきちんと向き合うか、自然と向き合わせてくれる指導者が必須といえます。

集団指導だとなかなか難しいのが現状でしょう。

計算のバリエーションを網羅しただけで解ける問題が多く、それ以上を求められるとしても典型問題になっています。

 

微分を正しく行い、グラフを理解して、接線や法線、不等式の証明や積分の面積計算などが出来ていれば一定の点数は狙えるでしょう。

さらに細かい典型問題まで網羅出来れば、普通に満点がとれます。

計画性なしに数Ⅲは難しい

よくあるパターンとして、中高一貫校に通っているから数Ⅲまで計画的に勉強ができる勘違いです。

中高一貫校でも学校によって勉強進度は異なりますし、高校受験をした生徒でもペースは異なります。

一人一人に合わせた勉強計画と内容でなければ、数Ⅲを始めたときの差が恐ろしく開いてしまいがちです。

 

中高一貫校は進度が早く、龍谷大学などを目指す子は途中で学校や塾の勉強についていけず、わからない部分が溜まったまま高校2年生になり、数Ⅲがよりわからなくなってしまいます。

そもそも数Ⅲに入る前の段階(高校1年生の冬~高校2年生の夏)に理解度を確認し、不足部分は復習しなければいけません。

 

きちんとした計画性と、生徒の理解度を確認してくれる先生がいれば、大丈夫。

中学3年生から高校数学に入る学校がほとんどですが、その時点から不足部分も復習する計画に基づいて指導してくれますし、高校1年生で数学が難しくなった時もカバーしてくれます。

 

進路面談や、これからの勉強計画についても。お子さんの現状の学力に基づいて、しっかりお話してくれる先生を選びましょう。

よくある画一的な面談しかしない塾も多いので、そういった塾や先生は避けましょう。

数学(2)も最後は微積

数Ⅲが範囲外の数学(2)。

最後の大問である大問3では、数Ⅱの範囲内の微分積分が定番です。

数Ⅱの微積は点取り分野

数Ⅱの微分と積分は、勉強をスタートした時点で大きな差が出ます。

 

学校や塾で数回授業を受けた時点で、微分ってちょっと難しいと感じたあなた。

確実に指導者が悪いです。

今すぐ指導者を変えることをおすすめします。

 

正しい指導ができる先生であれば、微分は数回どころか1,2回授業をうけただけで受け入れやすい状況を作ることができます。

この微分の理解がないと積分が上手くいきません。

流行大学では数Ⅱの微分積分も標準レベルの典型問題が多く、正しい勉強が出来ていれば満点も普通にとれる難易度設定になっています。

いい勉強が出来ていれば楽勝ですが、勉強方法を間違えていれば致命的といえるでしょう。

 

難易度と参考書・問題集

有名な問題集でいえば

黄色チャート
ニューアクションフロンティア

くらいがおすすめです。

 

よく自称進学校などと言われる学校で青チャートを使う学校がありますが、そもそも産近甲龍が第一志望であれば青チャートは難しすぎます。

関西大学や関西学院大学で黄色チャートで余裕で合格できます。

 

青チャートやニューアクションレジェンドを使うのであれば、数学の全国偏差値が60以上かつ同志社や大阪公立大学、大阪大学や京都大学などを目指す場合のみで大丈夫。

4stepや基礎問題精講なども選びがちですが、これらは良質な授業をしてくれる先生が100%にちかい授業をしてくれる場合のみ有効です。

基本的におすすめしませんが、使っている学校が多いのが現状です。

 

4stepや基礎問題精講を使っている学校は、基本的に相当注意が必要です。 (正しい先生の指導の下、正しく使うことが出来れば非常に有効で素晴らしい問題集ですが、それを実行できている学校や塾はほとんどありません)

 

まとめ

  • 出題傾向をしっかり確認
  • 難問はでない
  • 典型問題は勉強法の質が点数の差になる

 

保護者の方へ

龍谷大学の数学は、標準的な典型問題が多く、日々の勉強の質が問われます。

良質な勉強ができていれば、満点も普通に目指せます。

 

このまま勉強すれば満点もいけそうと感じない時点で、お子さんは勉強方法を間違えている可能性がきわめて高いです。

質の高い先生は、授業をする先生と面談をする先生が同じであることが多く、保護者の方への説明もわかりやすいです。

今の成績だけを見るのではなく、普段の勉強方法から見直してみてください。

 

丁寧な面談のプロ家庭教師に興味がある方は → こちら

よくある質問・料金・web指導などは → こちら

他の記事一覧は → こちら

タイトルとURLをコピーしました