【数学】千葉県の公立高校入試を徹底分析 | 高校入試ならプロ家庭教師のロジティー

千葉県の高校入試の数学は意外と難しくない

数学では大問が5つありますが、大問1の非常に点が取りやすい計算問題で30点分あります。

数学の平均点は50点前後ですが、学校で数学の点数が平均点取れていない生徒は、大問1で満点を狙い、時間も20分以上使って大丈夫。

そもそもこの問題構成で50点以下の生徒は、そもそも勉強をしていないか、塾や家庭教師が合っていないかの2択です。

部活動を夏ごろに引退してからでも真面目に勉強すれば、50点を超えられる可能性は十分にあります。

基本的に定期テスト対策の積み上げで満点が狙えるように作られています。

上位を狙うなら絶対に満点

とにかく大問1の精度をあげましょう。

千葉県の上位高校を狙う生徒は、大問1と2は確実に50点以上取りましょう。

特にトップ校である

県立千葉高校
県立船橋高校
東葛飾高校
佐倉高校

などを狙う場合には、確実に満点をとりましょう。

数学検定の活用も可

英検が高校受験に有利になるように、数検も一部の高校では入試に加点されます。

取るなら最低3級。

優秀な生徒なら準2級は普通に取れます。

現在の偏差値が50未満であったとしても、数検3級は正しい勉強をしていれば軽々とれます。

私の生徒でも中2で3級合格は普通にしています。

受験校が決まってなくてもとりあえず早めに受験しておきましょう。

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大問1と大問2で50点以上

大問1は満点を狙おう

大問1は出題パターンが決まっており、対策も容易です。

基本の四則計算
分数と指数の混ざった計算
かっこのある文字式の計算
連立方程式か方程式か文字式計算
根号(ルート)の計算
2次方程式か因数分解

対策をすれば絶対に満点がとれます。

ただし、過去問分析(Amazonリンク)をせずにただ問題を解くだけでは点数はあまりあがりません。

大問2も満点が狙える

大問1ではシンプルな計算問題でしたが、

大問2では 文章題 + 図形問題 の2パターンがメインになります。

最も狙われやすいものとしては、

確率
データと統計
変域
図形問題

も必ず出題されますが、

面積
体積
角度

などどれがでるかの予測は困難です。

文章題も図形も、計算の難易度としては実は大問1とほぼ変わらないか、ほんの少し難しい程度。

特に図形問題は、公式をそのまま当てはめるだけなので非常に簡単です。

普段の定期テストで平均点くらいとれている生徒であれば、ほぼ満点は普通に狙えます。

学校のテストで平均点を大きく下回っている生徒でも、
半年~1年の受験対策をすれば、部活を3年生の夏休みくらいまでしていても、大問2までは普通に解けます。

入試の1年半~2年前から部活や趣味を続けながらでも勉強を少しずつ継続すれば確実に点数はついてくるでしょう。

後半の大問は難易度があがる

大問3は2次関数からの出題です。

苦手な生徒も見られる2次関数ですが、図形問題より対策がしやすく、
後半の中で最も点が取りやすいといえるでしょう。

基本的に2次関数と1次関数の組み合わせ。

交点
2次関数の係数
1次式(直線)

などを求める問題から始まることが非常に多いです。

(1)~(3)までありますが、
(1)と(2)は基礎か標準レベル。
(3)は少し難しく作られており、平均点くらいの学力の生徒は最初から無視していいでしょう。

80点以上を狙う生徒であれば、正しい勉強すれば正解できるようになります。

大問4は図形

大問4では平面図形からの出題。

合同や相似に関する証明問題が出題され、
証明を最初からあきらめている生徒にとっては、非常に難しい大問となっています。

中学校での図形の証明は、実は攻略が容易ですが、国語力を高める必要性があるので、数学も国語も自信がない生徒は優先度を下げることも一つの戦略です。

中身は普通レベル

選択肢もありますが、大問として分量が多く時間がかかります。

また、苦手な生徒は最初からあきらめますが、実は難易度は高くありません。

正しい対策で、学校レベルの精度を上げるだけで普通に攻略できます。

証明だから難しい 図形問題は苦手 そういう気持ちはわかります。

塾や家庭教師の先生と相談しながら、自分自身の力を見極めて、優先度を設定しましょう。

最後の問題が面白く難しい

大問5は、数列や整数の性質という中学受験や大学受験で頻出の分野からの出題が多くなっています。

中学受験の勉強をしていたけど、
公立高校の受験をする生徒は、
非常に有利です。

また、ここの精度を高めておくことは、高校入学後にいい影響を与えます。

大問4以上に国語力が必要になりますが、 大学受験での国語力・論理的思考力は年々重要性を増しており、大学卒業後の進路選択にも有利に働きます。

大問5は、70点以上を狙う生徒ではしっかりとした対策が必要です。

トップ校を狙うのであれば、ここも含めて最低でも85点。

数学を点取り科目にするのであれば、95点はとりましょう。

過去問を見直して対策をすすめましょう。

参考書・問題集

数学は問題を解く必要性もありますが、その前に参考書(Amazonリンク)で理解を深めることが大事。

残念ながら中学数学の参考書は良書が少なく、上記のものなどいくつかがおすすめです。

実際に数学が得意ではない生徒では、本だけでは厳しいのが現状。

教えるのが上手く、複数科目を絡めて指導できる先生が必須になるでしょう。

問題集

基本的に奇問難問は出題されないので、学校レベルの問題集(Amazonリンク)を勉強していればOKです。 これだけで、90点が狙えます。

ほぼ100点を目指したい生徒や、難関私立高校も視野に入れている生徒は、もう少し異なる問題集(Amazonリンク)が必要になるといえるでしょう。

今はweb授業もあるのでいい先生を探しやすい環境になったといえます。

まとめ

  • 学校レベルの勉強を真面目にしよう
  • 対策すれば誰でも50点をねらえる
  • 国語力を生かして大問5を攻略しよう

保護者の方へ

数学が苦手なお子さんをもつ、保護者の方は多いと思います。

千葉県公立高校入試の数学は、対策しやすいです。

質の高い先生が、正しい過去問分析と、正しいお子さん自身の分析をすることで、点数の大幅アップは容易といえるでしょう。

また、国語などとの連携が必須になるので、複数科目を指導できる先生がいれば効果は倍増します。

数学の点数で悩みがある場合は、保護者の方の行動1つで改善がすぐにできるでしょう。

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