宮崎大学の獣医学科を徹底分析 | 獣医学科ならプロ家庭教師のロジティー

獣医学科の基本情報

試験に関して(科目・配点・合格最低点・定員)

合格最低点・センターと2次試験での得点目安

学費・諸経費

宮崎大学の獣医学科の基本情報

宮崎大学は、宮崎県の国立大学。
農学部に獣医学科が存在し、獣医師になるための第一歩となります。

宮崎大学には、獣医学部や農学部以外にも医学部や工学部など合計で5学部存在しています。

中でも農学部には獣医学科を含め6学科と充実。

日本全体で農学系の大学自体が少ないですが、国立大で獣医学科があり、その他の学科も幅広いというのは大きな特徴といえます。

2021年1~3月の入試に関して

共通テストが始まる2021年1~3月の入試では、主体性評価(調査書の評価)が5点分入ります。

共通テストでの注意点

重要なのは英語におけるリスニング比率です。

前期ではリーディング140点、リスニング60点と 7:3

後期ではリーディング200点、リスニング100点と 2:1

センター試験時代より、リスニング比率が高まっています。

畜産の中心地である九州にある獣医学科

現在、いわゆる獣医学科には国立が10校、公立は1校、そして私立は6校となっています。
私立では滑り止め受験や複数校の受験が可能なので倍率が高いです。

宮崎県は、豚畜産農家の件数が日本で2位(1位は鹿児島)ですが、一定人口当たりでみると、日本一。
豚だけでなく肉牛という観点でも、肉用牛の農家件数が日本一。
2位は鹿児島であり、牛肉と豚肉ともに1,2は宮崎と鹿児島です。
さらにブロイラーでも1位。
牛・豚・鶏の生産では、鹿児島と合わせて中心といえます。

また、以前に全国ニュースにもなり、国民の大きな関心が寄せられた口蹄疫の問題もあり、疫病に対する公衆衛生の観点からも非常に重要です。

農学部の獣医学科以外としては、農業や林業などを学ぶことができる学科だけでなく、海洋生物環境学科という水産資源に関する学科は獣医系に近いです。
また、畜産関係として、畜産草地科学科という肉用家畜とその飼料を中心に学ぶ学科は、宮崎だからこそ。
獣医だけでなく、畜産や水産にも強いです。

難易度と偏差値

獣医学科でいうと、国立大学の中では比較的難易度が高くないといわれています。

ですが、国立獣医はどこも難しく、差が小さいので基本的には非常に難易度が高いという認識であっています。

偏差値でいうと62~64程度です。
(偏差値は計算式があり、ベースとなるデータによって変動があります。本ページ記載の合格最低点やセンター目安を基準にされるのがおすすめです。)

立地

郊外型で、大学のすぐ近くに山、川、海がそろっており、獣医学や農学を学ぶには非常にいい環境です。
といっても、大学のすぐ近くに大き目のスーパーやコンビニ、郵便局などがあるので、便利。
生活するには全く困りません。

さらに宮崎は直売所などが豊富。
畜産県であると同時に、野菜でも有名な県。
新鮮な野菜やお肉が安価で手に入る環境は、獣医系の環境で最高レベルです。

ちなみに農学部の中に獣医学科がある場合は、農学部の友人が野菜を持ってきてくれて鍋パーティやバーベキューみたいなことはよくあります。

アクセス

木花キャンパス(農学部・教育学部他)
住所 : 宮崎県宮崎市学園木花台西1丁目1番地

医学部のみ清武キャンパスですが、それ以外の学部はすべて木花キャンパスに集約されています。
木花キャンパスと清武キャンパスは近いので、全学部での交流は取りやすいです。

最寄り駅は日豊本線の木花駅。3kmほど。

宮崎駅からバスが便利

公共交通機関を使う場合は、宮崎駅からバスを使うのが便利です。
路線にもよりますが、駅からバスで30~50分ほど。
車であれば25~30分で到着します。

宮崎空港まで20分

宮崎駅よりも宮崎空港が近いので、飛行機での移動が便利です。
宮崎空港からは車で20分かからないくらい。
もちろんタクシーでも同じくらいです。

試験に関して

他の獣医学科との比較は → こちら

試験科目と配点

前期試験は共通テストが900点満点、2次試験(一般個別試験)が400点満点

そして、主体性評価(調査書)5点の合計1305点満点です。

また、共通テストでは、理科での地学選択はできなくなりました。

共通テスト

いわゆる5教科7科目900点のスタイル
国立獣医としては一般的
理科は基礎科目は選択できません。

共通テスト科目と配点

【国語】国語(200)
【数学】数IA,数IIB(200)
【理科】物・化・生から2(200)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングあり](140:60)
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(100)
 社会は地歴公民から1つ選択

2次試験

2次試験は、2科目ですが、選択できるのが大きな特徴
英語・数学・理科の3科目から2科目を選択できます。

数学は数Ⅲがなく、理科は1科目選択になります。

各200点で、2科目なので、合計400点満点となります。
理科2つの選択はできません。

2教科(400点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(200)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から1(200)
【英語】英語(200)

数学・理科・外国語から2つ選択

後期試験はセンター5科目+理科

後期試験は共通テスト1000点に個別試験の理科200点、

そして、主体性評価(調査書)5点の合計1205点満点


ほとんど共通テストで決まるのは、センター試験時代と同じです。

また、共通テストは変則の5科目であることも大きな特徴。

数学はIA・数IIBのどちらか片方

理科は1科目のみ(基礎科目の選択不可)
英語は300点満点と他の1.5倍の配点(リーディング200点、リスニング100点)

後期の共通テスト科目
【国語】国語(200)
【数学】数IA・数IIBから1(200)
【理科】物・化・生から1(200)
【外国語】英[リスニングを課す](300[60])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(100)
社会は地歴公民から1つ選択

山口大学は前期が英語300点でしたが、宮崎大学では後期で英語300点なので、ここでも英語の重要性がわかります。

共通テストの英語は長文重視であり、暗記が苦手で正しい理解をして長文読解力をつけた生徒に有利となっています。

私の生徒でも、半年間でセンター英語を100点前後→160点と、約60点あげた生徒もおり、実は英語の配点が大きいのは、おいしいです。

2次試験(個別試験は)理科の200点
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1(200)

共通テストも理科は1つで2次試験も理科が1つでいいのは大きな特徴。
ただし、その分非常に高い得点率を求められます。

合格最低点

センター試験時代の目安は、1050点前後でした。(1300点満点)

2015~2017年までの3年間は1050点を下回りましたが、最新である2018年は1072点が合格最低点。
倍率もここ数年の中では最高値となりました。

共通テストになり、センター試験より平均点が下がることが予想されますが、大きく下がることはないでしょう。

特に、2次試験は極端に難しいことはなく、標準的。
正しい先生について正しい勉強をしっかり行っていれば、2次試験は十分に合格点がとれるようになっています。

共通テスト目安は75~80%予想

もともとはセンターで83%程度必要でしたが、共通テストの難易度を考えると80%程度を目標にするのがよいでしょう。

おそらく75%を下回ると、前期でもかなり厳しいです。

当然ですが、2次試験でも高い正解率を求められます。

共通テストで一定以上の点数を取っていたとしても、2次試験で点が低ければ当然不合格。

2次試験では70%は最低でも必要。

共通テストがイマイチの場合は、2次試験で80%程度の得点が必要になるでしょう。

国立獣医の中では、2次試験は難易度は高くないですが、宮崎大の2次試験で330点とれる人は、合格者でも多くはありません。

得意な科目を選べるということを考えても難しいので、共通テストを重視しましょう。

定員

定員は30人。
国公立獣医の中では平均くらいです。
前期は20人で、後期は10人。

推薦はありません。

学費

学費は6年間で350万円程度が目安です。

国立大学は学費や入学金が全国で一律であり、学部や学科が異なっても1年あたりの費用は同じです。

上記の学費以外に当然ですが生活費がかかります。

立地から車があった方が確実に便利。
家賃も飲食代なども郊外型だからこそ安くすみます。

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