【数学】岩手大学の獣医学科(および農学部)の入試問題を徹底分析 | 農学部・獣医学科ならプロ家庭教師のロジティー

 

岩手大学農学部の数学

岩手大学農学部の数学は120分で大問が5つ。

完全記述式で、範囲はⅠAⅡBCとなっています。

年にもよりますが、共同獣医では数学70%前後が目標で、数学が得意な生徒は80%くらい取っておきたいです。

 

国公立獣医は学校によってⅠAⅡBCが範囲の大学と、ⅠAⅡBⅢCが範囲の大学があるので注意してください。

 

数学のテスト範囲は、

数学A:図形の性質・場合の数と確率
数学B:数列
数学C:ベクトル

となります。

獣医学科だけじゃなく、農学部の全学科に向けた分析にもなっている

本分析は、岩手大学の共同獣医学科をメインターゲットに考えて作成していますが、 農学部は獣医学科も含めて数学の問題が同じです。

 

農学部(獣医学科以外)受験生にも役立つように作成していますが、農学部を目指す生徒の2次試験の数学目安得点率は50~60%程度(年や学科により変動します)。

数学が苦手な生徒であれば40%くらいでも十分に合格を目指すことができるので、自分の学力によって点数を取るべきポイントの違いに注意してください。

また、農学部では令和9年度入試から動物科学・水産学科の動物科学コースで前期日程の定員が3人減り、学校推薦型選抜が2人減ります。代わりに総合型選抜Ⅰが5人増えることとなりました。

 

共同獣医学科は数学も理科も必須ですが、それ以外の学科は数学か理科のどちらかを1つ選択します。

苦手な生徒も多い数学ですが、実は結構点数が取りやすいです。

共通テストの勉強がどうせ必要なので、数学選択も視野に入れて早めに準備することがおすすめです。

総合型選抜も共通テストが必須

獣医学科は令和8年度入試から一般選抜の枠が2人減ります。

 

獣医学科では

前期日程が 20人 → 18人

と2人減少し、その分

総合型選抜Ⅱ(一般枠)が 8人 → 10人

となります。

 

総合型選抜の枠は増えますが、総合型選抜でも共通テストが必須。

2次試験として面接があり、課題される提示に対して自分の考えを説明するタイプなので、論理的思考力や小論文のような力が必須となるようです。

数学は論理的思考力を鍛える科目の一つであり、総合型をメインで狙う生徒でも数学力が必須といえます。

 

岩手大学分析 → 獣医学科 化学分析 生物分析

他の獣医学科との比較は → こちら   東京農工大分析

獣医を目指す勉強法 → 英語 数学 生物 化学

 

東北で獣医学科があるのは、国立の岩手大学と私立の北里大学(2年生~)になります。

時間は足りる

120分で大問数と難易度を考えると、普通にとけば時間は余裕で間に合います。

 

特に共通テストで獣医を目指せる点数が取れているのであれば、2次試験は時間を気にすることなく解けるでしょう。

獣医学科の入試では、岩手もそうですが、速さよりも正確性が大切になります。

大問1は小問集合

最初の大問は3つの小問集合。

どれも基本的な計算問題となっており、公式をそのまま当てはめるだけで解くことができます。

 

使うべき公式も1つか2つだけなので、確実に満点を狙いましょう。

大問2以降を見越した勉強をする

大問1だけをみると、公式を暗記して使えれば合格できそうな気がしますが、実際はそんなことありません。

共通テストの対策をしていれば自動的に大問1は満点が狙えるので、本格的な勉強が必要なのは大問2からといえます。

 

高校2年の冬の時点で大問1がほぼ満点でなければ黄信号。

岩手対策だけでなく、共通テストでも失敗する可能性が高いです。

獣医学部だけでなく、農学部でも大問1は満点をとれる状態を早くから作らなければいけません。

現役合格を狙う場合は、今すぐ勉強方法を見直したり、プロ家庭教師を利用するなど対策を行いましょう。

 

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4つの大問は数ABC比率が高い

大問2~5の出題傾向は比較的読みやすいです。

ただし、共同獣医を狙う場合は、最低でも65%。

標準で70~80%を考えると、全範囲を網羅的に勉強する必要があります。

 

獣医以外の農学部であれば、傾向に合わせて勉強するだけで飛躍的に合格率を高めることができるでしょう。

農学部は学科にもよりますが目安は5割(45~60%くらい)が一つの目標です。

A、B、C、微積

ほぼすべての年で、

数A(場合の数・確率がメイン)
数BC(数列もしくはベクトル)
数Ⅱ(微分積分)

の3つが出題されます。

 

そして残りの1問はどの分野から出るかはランダムですが、数Ⅱの微積以外の分野が多いです。

これは2025や2024など直近のデータをみても、同様の傾向であり、5年以上さかのぼっても当てはまります。

微分積分、場合の数・確率、ベクトル、数列 は、同じくⅠAⅡBCが出題範囲の国立大や私立獣医でもよく狙われるので、入念な対策が必須となります。

 

日本中の農学部をみても傾向が近く、私立で人気の明治大学農学部も傾向が比較的近いです。

難易度は標準レベルがメイン

特別難しい発展レベルの出題はほぼありません。

標準レベルをほぼ満点がとれるように仕上げることが合格への近道。

そのために、基礎をしっかり固めることが最重要となります。

共通テストにだまされるな

特に浪人生でよく見られるのが、時間を言い訳にした基礎力不足。

 

基礎力の向上は、共通テストよりも昔のセンター形式が有効です。

もしくは基礎~標準レベルの問題集の時間をしっかり確保する必要がありますし、問題集の前に一定レベルの理解をする時間が必要となります。

 

基礎が固まってから、具体的な共通テスト対策と2次試験対策を上乗せしていくイメージです。

国公立獣医は共通テストの点数が大切ですが、共通テスト(数学は特に)は形式に偏りが大きいので、最初から共通テストの問題集を使うと変な癖がつくことがあります。

注意してください。

 

参考書・問題集

標準レベルを正確に解くことが重要なので、黄色チャートレベルが最適です。

黄色チャートを一通り終わらせてから共通テスト(余裕があれば先にセンター試験形式)に進みましょう。

 

条件付確率やmod、漸化式に加えた数学的帰納法が出るなど、黄色チャートでは満点は狙いにくいですが、獣医学部の合格に必要な7~8割割程度であれば十分にとれるでしょう。

農学部の受験生も黄色チャート(レベル)の問題集が最適です。

私の生徒でもそうですが、高校1年生からちょっとずつでもいいので、真面目に継続していれば8割は無理なく狙うことができます。

 

数学が得意な生徒や、岩手大よりワンランク上の獣医大学も候補に入っている場合は、LEGENDや青チャートを利用してもいいでしょう。

共通テスト対策とのバランスが重要

現役生であれば、共通テストの過去問を利用するのが3年生の夏休みごろになるでしょう。

2年生までにチャートを1.5回転して、3年生の春にセンター演習から共通テスト対策を行い、チャートの復習ができれば完璧といえます。

 

赤本を使う時期は、浪人生であれば春に一度見ておきましょう。

現役生は高校3年の冬で大丈夫です。

 

まとめ

  • 標準レベルをまんべんなく
  • 大問2からが勝負
  • 共通テストよりセンターを上手く使う

 

保護者の方へ

岩手大学の共同獣医学科や農学部の数学は、真面目にコツコツ積み上げれば合格点がとれます。

特に、高校2年生の最初から受験を見据えた対策をしていれば、高校の偏差値が40~50くらいでも、獣医学科以外の農学部であれば合格を普通に目指せるといえるでしょう。

 

岩手大の数学は、才能やセンスよりも正しい勉強の継続が大切になります。

お子さんの自主性を尊重しつつも、いい先生を早めにつけてあげてください。

 

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