岩手大学の共同獣医学科に合格する方法 | 獣医学科ならロジティー

岩手大学の獣医学科に合格するのための基本情報

岩手大学は、岩手県の国立大学で、理工学部や教育学部があります。

そして農学部に共同獣医学科が存在し、ここが岩手大学から獣医師になるための第一歩となります。

同じ東北では、私立の北里大学獣医学部獣医学科は1年目は神奈川県ですが、2年目からは青森県なので比較的近いです。
ですので、完全に東北のみで獣医になるには岩手大学が唯一となります。

岩手大学は以前は獣医学科でしたが、現在は東京農工大学と提携し、共同獣医学科となっています。
基本的には共同獣医も獣医もあまり差がないので、受験生は気にしなくて大丈夫です。

東北唯一の獣医学科

東北唯一であることからも倍率も難易度も高く、容易ではありません。

また、家畜などとかかわることができる動物科学科があるので、獣医以外でも動物とかかわることができます。

逆に獣医学科を受験して、残念ながら不合格で他学科に入学するケースが多いので、
農学部全体の偏差値は高いです。

難易度と偏差値

獣医学科でいうと、国立大学の中では比較的難易度が低いといわれています。

ただし、国立獣医はどこも難しく、差が小さいので基本的には非常に難易度が高いという認識であっています。

岩手大学より明確に難易度が高いといえる獣医学科は、北海道大学、東京大学、東京農工大学くらいでしょう。

偏差値でいうと62~64程度です
(偏差値は計算式があり、ベースとなるデータによって変動があります。)

立地

岩手県の農学部と聞くとすごく田舎にありそうですが、そんなことはありません。
新幹線が通る盛岡駅から近く、盛岡駅から東京駅まで2時間ちょっとです。

また、東北一の都会である仙台までもすぐにいけるので、
郊外型の獣医学科としては非常に都会に近いといえます。

元々は畜産系がメインでしたが、数年前から東京農工大学との共同獣医ということもあり、小動物臨床にも力を入れようとしているようです。

当然ですが、大学に動物病院が併設されており、小動物臨床(犬や猫などの獣医さん)の研究室もあります。

アクセス

住所 :岩手県盛岡市上田3丁目18-8

東北本線の盛岡駅から2kmほど。
当然駅からはバスがでており、10分くらいでつきます。

試験に関して

科目別の試験分析や勉強法は近日公開予定です

他の獣医学科との比較は → こちら

定員

獣医学科は

前期22人
後期3人
総合型5人

合計で30人です。

試験科目と配点

前期試験は

共通テストが900点満点、
2次試験(一般個別試験)が400点満点

合計1300点満点です。

共通テスト

いわゆる5教科7科目900点のスタイル
共同獣医である農工大とまったく同じです
理科は基礎科目は選択できません

【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記・情報から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・から2(200)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[40])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(100)
 理科は,基礎科目の選択不可、社会は地歴公民から1つ選択

共通テストは国公立獣医としては標準的。

理科がしっかり2つあります。
あまり気にする点はありません。

2次試験(前期)

2次試験は、数理の2科目

数学は数Ⅲがなく、理科は1科目選択になります。
各200点なので400点満点となります。

【数学】数IA・数IIB(200)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1(200)

さらに志望理由申告書が20点加わります。

後期は小論文のみなので学科試験はありません。
共通テストが非常に重要になります。

合格最低点(前期)

1300点満点の時は、
1030~1050点程度が合格最低点の目安になりますが、1060点台になることもあるので、1050点でも確実とは言えません。

逆に2015年は998点と1000点未満でも合格者がでました。

2020年も1039点と例年通りでしたが、
2019年は1059点と高くなりました。

目標は1050点

1300点満点中1050点で80%強なので、共通テストで高得点は当然必要になります。
(志望申告理由書の20点は除外して計算)

国立獣医で共通していることですが、農工大や北大などと違って、岩手大で逆転は困難

岩手大の獣医を目指すレベルであれば、共通テストでの英語数学理科の平均は85%以上は当然だと思った方がいいでしょう。
(実際には1科目くらいは80%でもなんとかなります)

また、2次試験でも高い正解率を求められます。

共通テストで85%を取っていても、2次試験では7割以上とらなければ1050点に届きません。

ただし、2次試験は極端に難しいことはなく、標準的。
正しい先生について正しい勉強をしっかり行っていれば、2次試験7割は十分とれる点となっています。

共通テスト目安は80~83%

配点が、

共通テスト:2次試験=9:4

であることを考えると、
共通テストで80%を切るとかなり厳しいです。

実際に合計で1050点をとろうと思うと、

共通テストで750点(83%強)
2次試験で300点(75%)

くらいのイメージが妥当でしょう。

共通テストで80%未満の場合には、浪人の覚悟がある程度必要になります。
絶対浪人しないのであれば、私立獣医を併願するのがよいでしょう。

77~79%でも浪人覚悟で受験する価値はあると思います。

ボーダーが多少下がって1020点だとしても、2次試験で80%近い数字が必要になります。

共通テストで80%くらいあれば、Dくらいなので、かなり2次試験を頑張る必要があります。

センターと違い共通テストのⅠAが解きにくくなったので、以前より逆転の可能性は広がったように思います。

私の予想では2022年1月の共通テストはやや難化するとみています。

学費

学費は6年間で350万円程度が目安です。

国立大学は学費や入学金が全国で一律であり、学部や学科が異なっても費用が同じです。

私立大学などでは学費に加えて、設備費等もかかりますが、国立大学ではすべて学費に含まれています。
大阪府立大学が500万円弱、私立獣医が1300万円程度なので費用的にはかなりの差があります。

この費用負担の差も、国立大の人気が高い大きな理由です。

当然ですが、上記は学校に払う金額。

一人暮らしの人はさらに家賃や生活費が大きくかかりますし、実家から通う人は、場所によっては定期代なども結構かかります。

岩手ということもあり家賃は高くありませんが、大学周辺は盛岡駅周辺ということもあり、圧倒的に安いというわけではありません。

また、車もしくは原付くらいはあると便利なのは事実。(自転車でもなんとかはなります)
そちらの購入費用だけでなく維持費もかかるでしょう。

実際にはさらに教科書代が年で3~10万円程度はかかります。
(獣医学の本は高いです。発行部数が少ないので、1冊が高いです。1冊1万円を超えるものも当然のようにバンバン出てきます。。)

奨学金で払える金額


獣医学科の2年生以降は忙しいです。
バイトはあまりできないと思った方がいいでしょう。

学業がおろそかになっては本末転倒なので、バランスを考えましょう。

保護者の方へ

岩手大学の獣医は東北唯一ということもあり、人気も難易度も高いです。

同時に、2年正しい勉強を継続すれば現在の偏差値が40台でも十分に合格の可能性があります。

もし本気でお子さんが岩手大の獣医に興味がある場合には、ぜひお問い合わせください。

国立大獣医学科出身のプロ家庭教師の指導・岩手大学の過去問分析に興味がある方は 
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コメント

  1. […] 以前は上位2大学との差はわずかといわれていましたが、岩手大学との共同獣医の導入により、少しではありますが、入りやすくなったといわれています。 […]