昭和医科大学の薬学部と歯学部
昭和大学は、
歯学部
薬学部
医学部
保険医療学部
の4学部がある、医療系の総合大学です。
2025年4月から昭和医科大学と名前を変更し、2027年4月から鷺沼キャンパスを新しく開設する予定です。
本分析では、 薬学部 と 歯学部 の2学部を扱います。
薬学部分析 → 慶応義塾大学 東京薬科大学 東京理科大学 北里大学 星薬科大学
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歯学部と薬学部はテストが同じ
昭和医科大学では、薬学部と歯学部の試験問題が基本的に同じ(一部異なる)です。
薬学部と歯学部の科目別の過去問分析も載せています。
定員
薬学部薬学科 200名
歯学部歯学科 96名
となっています。
一般選抜入試のⅠ期が最も定員が多く
薬学部95名
歯学部42名
と、約半数です。
一般選抜入試のⅡ期は
薬学部20名
歯学部5名
であり、共通テスト利用はさらに少なくなっています。
アクセス
昭和医科大学では、全学部の1年生は山梨県の富士吉田キャンパスとなります。
2年生から学部によって東京もしくは神奈川(横浜)となります。
薬学部は東京都品川区の旗の台キャンパス。
歯学部は旗の台キャンパスと、大田区の洗足キャンパスです。
旗の台キャンパスと洗足キャンパスは、区は違いますが、1km程度しか離れていません。
徒歩で15分くらいの距離にあります。
富士吉田キャンパス
住所:山梨県富士吉田市上吉田4562
富士吉田キャンパスは、富士山のふもとにあり、近くに富士急ハイランドもあります。
旗の台キャンパス
住所:東京都品川区旗の台1-5-8
洗足キャンパス
入試科目
一般選抜入試では、 Ⅰ期、Ⅱ期で、
【外国語】英語
【理科】化学(薬学部)、化学、生物、物理から1つ(歯学部)
【面接】
『数学』ⅠAⅡBC(数列・ベクトル)
『国語』現代文のみ
となっています。
数学と国語はどちらから片方のみ
歯学部の理科は3科目から1つ選択しますが、 薬学部は必ず化学となっています。
配点
英語100点
理科100点
数学もしくは国語100点
面接は 100点
合格最低点
薬学部も歯学部も、
Ⅰ期Ⅱ期のどちらも300点満点(面接除く)での合格最低点を記載しています。
入試問題は薬学部が量も若干多く、難易度も高めな分、合格最低点が低くなっています。
また、Ⅰ期の方は定員が多く合格最低点が低いので、志望度が高い受験生が集まります。
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薬学部Ⅰ期
近年は150~170点(50~57%:300点満点)となっています。
7年ほど前は190~200点必要な年もありましたし、直近で115点となった年もありました。
基本的には150点台がほとんどです。
薬学部Ⅱ期
180~200点(60~67%:300点満点)程度で安定しています。
Ⅱ期は定員が少ないので、確かな実力がないと合格は難しいといえます。
歯学部Ⅰ期
180~220(60~73%)と、高くなっています。
浪人率の高い昭和医科大学の歯学部の難しさが点数にも表れています。
ただし、問題はそこまで難しくないので、正しい勉強が出来ていれば十分に取れる点数といえます。
歯学部Ⅱ期
200~225(67~75%)と、非常に高いです。
基本的にⅡ期は国立歯学部を惜しくも落ちた生徒もかなり多いので、私立のみを目指す場合は、Ⅰ期をメインにしましょう。
現役浪人比・男女比
薬学部の現役生はだいたい8割
年によってはもっと浪人比率が高まります。
私立の薬学部では、半々の大学もあるので、浪人は普通のことといえます。
もともと薬学部は女子人気が高いこともあって、女子生徒でも浪人生は他の学部より多くなっています。
社会人になったり、他の大学を卒業してから入学する人もいますが、2浪くらいまでの人が多くなっています。
歯学部の現役浪人比率
2020年合格者のデータでは浪人率58%と、半分以上が浪人生となりました。
薬学部より明らかに浪人率が高く、昭和医科大学歯学部の難易度と人気がうかがえます。
浪人して当たり前といえる環境でしょうが、正しい先生の指導を受けていれば、現役合格も十分に目指すことができます。
男女比
薬学部は理系の中でも女子生徒比率が高いです。
たいていの大学で男女比が1:1くらいか、女子生徒が6割程度と若干多め。
昭和大学は女生徒が7割程度と高めになっています。
歯学部の男女比
歯学部も薬学部と同様に女子比率が高い学部。
昭和大学では、だいたい6割程度が女子生徒となります。 多くの歯学部では男女比が半々くらいなので、昭和大学は平均くらいか若干女子比率が高めといえるでしょう。
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