【生物】法政大学 生命科学部の入試問題(過去問)を徹底分析 | 生命科学系大学ならプロ家庭教師のロジティー

法政大学 生命科学部の生物

法政大学では、

学部別で問題が異なるA日程
全学部共通問題のT日程

があります。

今回は生命科学部のA日程における生物の過去問解説となります。

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正確性が重要

大問は4つで時間は75分。

選択問題に加えて、用語記載や計算、50~100字程度の記述問題があります。

一定のボリュームはありますが、時間が極端にかかる問題はないので、基本的に時間を気にする必要はないでしょう。

生物(理科1科目選択)は英語、数学と配点が同じなので、勉強のペースと時期に注意しましょう。

標準レベルの質を高めよう

4つの大問では、全体的にまんべんなく出題されるので、範囲を絞った勉強は危険です。

一方で、極端に難易度が高い問題は出題されないので、こつこつと基本・標準レベルを積み重ねれば自動的に合格圏内の学力が身につきます。

理解だけでなく、暗記でも標準レベルがあれば合格できます。

理解の習慣化がポイント

完璧にすべてを理解する必要はありませんが、理解の習慣をつけることが合格率を高めてくれます。

同時に、大学レベルの生命科学を勉強するのであれば、高校レベルの理解から逃げているようでは話にならないともいえます。

暗記が重要なのは事実

人物名や実験手技など、理解よりも暗記が多い項目も出題量があります。

一方で、実験を理解した上での計算や記述があるので、暗記ばかりでは合格が難しくなります。

理解の4段階のように、理解をしたうえで暗記を乗せていきましょう。

理解は暗記の助けになるので、単純暗記より圧倒的に効率が上がります。

記述や計算は怖くない

4つの大問のうち、1~3つはグラフや表がありますが、参考書や問題集で必ずでてくるような典型的なものです。

計算は難しくない

全体的に計算問題があり、遺伝に関してはしっかりとした計算が出やすくなっています。

遺伝も含めて、公式をそのまま使うことにプラス1したような問題がでます。

ただし、プラス1の難易度は高くなく、典型的な範囲で出題されるので、公式をしっかり使えて標準レベルの問題さえ練習しておけば十分に対応できるでしょう。

理想をいえば公式理解までしたいですが、法政の合格のみでいえば、公式暗記でも十分に通用します。

記述も典型的

記述は20~30字程度のものもあれば、50字以上(80字や4行など)もあります。

文字数ではなく、行数指定のものもありますが、50字以下が非常に多いととらえておきましょう。

理解はそこそこで知識を問うものが多い

記述問題では、最低限の理解は必須です。

一方で、典型的な暗記部分から出題されるものがメインであり、暗記をしっかり行っていれば理解が甘くても記述は正解できます。

全般的な範囲での標準的な知識に対応するためにも、生物選択での受験を決めているのであれば、高校1年の冬くらいからちょっとずつ受験勉強を行うことをおすすめします。

学校の勉強にプラスして、ちょっとでも過去の復習を積み重ねましょう。

参考書・問題集

全範囲を標準的に勉強できるものがいいでしょう。

さらに、典型的な実験は、手技や道具、流れをしっかりと記載してあるものが最適です。

問題集

基礎と標準がしっかり勉強できれば、どの問題集でも大丈夫です。

おすすめは学校レベルの問題集。

学校レベルのものは、網羅的であり共通テストのための問題集としても非常に有効です。

赤本

法政大学の問題は、法政大学対策はもちろんですが、ほぼすべての大学入試でも対応できます。

典型的な問題が多い法政ですので、志望校が多少変わっても、法政を目指しておけばある程度対応できますし、法政の赤本が他の大学の練習にもなります。

まとめ

  • 標準レベルを大切に
  • 普段の勉強に、受験勉強をプラス
  • 記述や計算のためにも理解の習慣を

保護者の方へ

生物は暗記で大丈夫という間違った認識のお子さんは、残念ながらまだまだいます。

法政レベルだと、ある程度の理解が必要。

あなたのお子さんは、国語力も含めた理解を目指す勉強をこつこつ積み上げているでしょうか?

模試や学校の成績、勉強時間といった数字に惑わされず、お子さんが自分にあった正しい勉強をしているかどうかがポイントです。

高校1年、遅くとも高校2年の夏には正しい勉強をスタートできていれば、部活や青春も楽しみながら適切な受験対策ができるでしょう。

子供が自分だけで完璧にできないのは当たり前です。

プロを活用するなど、保護者さんのサポートが大切です。

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