社会学部の基本情報
法政大学の社会学部には
社会学科
社会政策科学科
メディア社会学科
の3学科があります。
社会学は文系の学問の中でも範囲が広く、3つの学科のどこに入るかで専門的に学ぶ内容は意外と異なります。
ただ、どの学科も汎用性が高く、就職先も限定されにくいので、1つの学科を選んだから別の学科の内容を学ぶことが出来なくなるわけではありません。
進路選択は人生の重要事項ですが、進路を考えるために大学生活をおくる人も大勢いますし、在学中に進路が変わることもあります。
とりあえず社会学部、なんとなく○○学科と選んで、入学後に見識を広めて、自分が深く学びたい分野を見つけるのも有効でしょう。
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アクセス
社会学部は多摩キャンパスです。
住所:東京都町田市相原町4342
入試に関して
法政大学の試験方式としては
A方式(学部ごとに問題が異なる個別日程)
T方式(全学部で問題が同じ統一日程)
大学入学共通テスト利用入試(B方式・C方式)
英語外部試験利用入試
があります。
学食試験による入試の定員の7割以上がA方式であり、法政大学の社会学部が第一志望もしくは第二志望の場合は、A方式を中心に勉強してください。
法政大学の他の学部と社会学部で迷っている場合は、A方式を中心にしつつも、T方式も視野に入れておきましょう。
社会学部では英語外部試験を利用する入試方式は定員が0でしたが、現在は少数ながら枠があります。
入試科目(A方式:学部ごとの独自試験)
【英語】150点 90分
【国語】現代文のみ 100点 60分
『数学』ⅠAⅡBC(A:図形の性質・場合の数と確率、B:数列、C:ベクトル)
『社会』歴史総合・世界史探究、歴史総合・日本史探究、地理総合・地理探求、公共・政治経済(主に政治経済分野から出題)
数学もしくは社会から1つ選択 100点 60分
英語の配点が大きく、合計で350点満点となっています。
A方式は
Ⅰ日程が社会政策科学科とメディア社会学科
Ⅱ日程が社会学科
となっていますが、科目と配点は同じです。
入試科目(T方式:学部ごとの独自試験)
【英語】150点 90分
『国語』現代文のみ
『数学』ⅠAⅡBC(A:図形の性質・場合の数と確率、B:数列、C:ベクトル)
国語もしくは数学から1つ選択 100点 60分
T日程では、A日程と異なり社会は選択できません。
また、数学を選択すれば英語と数学だけで受験できるので、理系の生徒も狙いやすくなっています。
ただし、定員が少なくメインの入試ではないので注意が必要です。
合格最低点
メインであるA方式と、T方式の2つを記載します。
社会学科
社会政策科学科
メディア社会学科
の順で記載しています。
合格点が高い順に考えると
社会学科 > メディア社会学科 >社会政策科学科
となっていますが、各学科の差はそこまで大きくありません。
2025年1月以降は新課程となり科目が若干変わりますが、大幅な変更はなく配点も変わりません。
おそらく合格最低点もあまり変わらないでしょう。
社会学科
A方式の合格最低点
350点満点のA方式では、 230~245点(65~70%)が必要です。
だいたい7割が必要と考えましょう。
T方式の合格最低点
250点満点のT方式では、 160~175点(65~70%)が必要です。
ここ3年は65%前後が合格点になっています。
社会政策科学科
A方式の合格最低点
350点満点のA方式では、 200~230点(57~66%)が必要です。
最近は210点は超えることが多いので、普段の目標は63~65%に設定しましょう。
T方式の合格最低点
250点満点のT方式では、 140~160点(56~64%)が必要です。
基本は6割超えが必要になります。
メディア社会学科
A方式の合格最低点
350点満点のA方式では、 220~240点(63~68%)が必要です。
普段の目標は65%を超えるくらいに設定しましょう。
T方式の合格最低点
250点満点のT方式では、 155~175点(63~70%)が必要です。
7割が必要な年はここ3年ではないので、実際は65%くらいを目標にしましょう。
学費・男女比・現役浪人比
4年間の総額で約450万円です。
これは、法政大学における文系学部での基本で、他の文系学部でも基本的にほぼ同額です。
基本的に毎年107万円(授業料+教育充実費+諸経費)ですが、初年度は入学金の24万円があります。
男女比
社会学部での男女比は
男子生徒 : 女子生徒 = 6 : 4
くらいとなっています。
文系学部では女子生徒の方が多い学部がありますが、社会学部は文系の中でも男子比率が高いです。
高いといっても半分より少し多い程度なので、一般的な共学の高校とあまり変わらない男女比といえるでしょう。
現役浪人比
現役生 : 浪人生 = 65 : 35
となっています。
だいたい3人に1人は浪人生からの合格であり、MARCHであればよくある比率です。
ハイレベルな私立では浪人する生徒も多く、現役で合格するにはしっかりとした準備が必要になります。
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