【国語(現代文)】東京都市大学の入試問題(過去問)を徹底分析 | 四工大ならプロ家庭教師のロジティー

国語(現代文)が使えるのは5学部

東京都市大学は、2027年4月に学部等連係課程である創発デザイン工学環を設立予定。

2029年には創立100周年をむかえます。

 

四工大の一つに数えられますが、総合的な思考力を求める視点があるのも国語(現代文)を入試科目に加えている理由の一つでしょう。

現代文は理系でも非常に重要な能力であり、総合型や推薦でも役に立ちます。

5学部で現代文(国語)が入試に使える

環境学部
メディア情報学部(社会メディア学科のみ)
デザイン・データ科学部
都市生活学部
人間科学部

の5学部では、現代文が入試に利用できます。

 

特に人間科学部は2科目なので、現代文(もしくは数学ⅠAⅡBC)の重要性が非常に高いと言えるでしょう。

多様な試験方式と日程

東京都市大学の一般選抜(大学独自の学力試験がある入試形式)には、複数の形式がありますが、前期入試がメインとなります。

 

他にも共通テスト利用や各種推薦型選抜などがあります。

後期に小論文・共テ併用型があるのも大きな特徴です。

 

ここでは、定員が多く重要性が最も高い一般選抜の国語(現代文)を分析します。

 

東京都市大分析 → 基本情報 数学 化学

四工大 → 芝浦工業大学 工学院大学 東京電機大学

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評論文は英語や数学と相性がいい

国語は大問が2つで時間は90分。 難易度としては標準レベルです。

各大問の最初の5問ずつが漢字で、どちらかの大問に1問抜き出しなどの記載があります。

それ以外は全て選択式の内容理解に関する問題。

 

長文はそこそこボリュームがあり、問題数も多いですが、90分あれば時間は特に問題ありません。

早読みは一切不要で、論理的思考力に基づいた読解力が合否を分けるでしょう。

内容理解が全て

各大問15問ずつあり、漢字の5問を除く10問ずつがすべて内容理解。

落ち着いて正しく日本語を理解し、論理的構成と思考に基づいて解答を作成します。

 

いわゆる勘に頼ったなんとなくでは、合格率を下げるだけ。

各文章は論として成立しており、構成もしっかりしたものが選択されています。

 

論理的な文章の読み方をいい先生に教わり、実践できるまで何度も練習すれば、ほぼ確実に高く安定した点数を取ることができます。

なんとなく、という不十分な点を少なくし、理解力を育てることは、文理とわず有効であり、大学入学後や社会人になっても役立ちます。

幅広い内容

技術・工学・情報・医科学といった内容から出題されることもありますが、基本的に理系だとか文系だとかいう区分は全く意味をなしません。

 

例えば2025年2月1日の問題は、大問1が脳と神経に関する文章でした。高校の科目でいえば生物にあたります。

大問2はヨーロッパの近代芸術に関する文章で、芸術と価値について歴史やパトロンなどに触れながら論じています。文学部や芸術系の学部によくみられる文章であり、センター試験や共通テストにも使われそうな分野の文章でした。

東京都市大学だから、といった安直な考えで分野を絞った対策をすれば不合格まっしぐらといえます。

 

語句や知識として受験用になにか特別なことをする必要はありませんが、長文読解の問題集であったり、日々の読書やドキュメンタリーなど、幅広い分野に興味を持てると受験にも有効です。

さらに、現代文をきっかけに興味が広がると、進路選択の一助にもなるでしょう。

わからない言葉は前後から類推する

現代文でよくある勘違いが、知識で解くのか、理解で解くのか、といった切り分けです。

 

当然ですが、高校標準レベルの熟語や慣用句といった能力は必要ですが、入試レベルの国語や英語では受験生が知らない単語が出ます。

ただ難しいから知らない場合と、筆者独自の言葉を利用している2通りがあります。

 

難しくて知らない単語で、類推できない場合は注釈として長文の最後に説明書きがあります。

それ以外の場合は、文脈を利用して類推できるように作られているので、注意して下さい。

 

つまり、全受験生が類推しており、問題を作成した人は類推できる部分を確認した上で出題しています。

類推力は論理力

都市大の現代文は、接続詞の穴埋めも定番の問題。

 

わからない言葉を類推する思考方法と、正しい接続詞を考える思考方法は、前後関係の理解という点で一致しています。

また、この類推する力は英語長文でも大いに役立ちます。

 

国語は論理であり、論理は数学や物理にも役立つので、都市大に興味がある生徒は1つの科目で終わるのではなく複数科目を複合して指導してくれる先生がおすすめです。

 

参考書・問題集

基本の漢字は最低限。

配点としては少ないでしょうが、10問あるので最低で半分、標準で7~8問は取れる能力を身に着けておきましょう。

 

語彙力が低い場合は、それ用に語句などの参考書が必要ですが、ある程度の能力があれば問題集や日々の生活の中で出た単語を拾い集める方法もあります。

 

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など、漢字や語彙力を増やすための参考書はたくさんあります。

長文読解

読解は、最初に基本的な理解を促進してくれるものがおすすめです。

闇雲に問題集を解くのではなく、まずは基本的な解き方を身に着け、そこから練習量を増やしていきましょう。

 

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など、論理的に現代文を学ぶための問題集もあります。

基本的には問題集だけで鍛えるのはハードルが高いので、正しい現代文の読解方法を生徒に合わせて指導してくれる質の高い先生がいるかどうかが重要です。

 

理系大学の対策に詳しく、かつ現代文を指導できる先生は限られているので、早めに確保することが必須となります。

 

様々なタイプの文章という意味では、共通テストや旧センター試験の大問1も有効です。

同時に漢字対策にもなります。 

 

まとめ

  • 漢字が10問も出る
  • 難易度や語句は標準
  • 評論文には読み方がある

 

保護者の方へ

四工大のイメージとは裏腹に、幅広い学部をもつ東京都市大学は現代文が入試科目として使いやすいです。

一方で、ほとんどの生徒が現代文、特に評論文の読み方を間違えています。

東京都市大学は評論文が2文出題されるので、評論文の読み方を間違えている生徒が合格するのは非常に難しいです。

 

裏を返せば、評論文の正しい読み方を教えてもらえさえすれば、点数を大幅に上げることは十分に可能です。

なかなかお子さん自身の判断で、自分の現代文(評論)が上手くいっていないと気付くのは難しいです。

保護者の方がいかに早くお子さんの状態に気づき、現代文は勘ではなく理論があると知り、それを教えてくれる先生を見つけるかがポイントになるでしょう。

 

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