【化学】北里大学獣医学部を徹底分析 | 獣医学科ならプロ家庭教師のロジティー

北里大学獣医学部の化学  

最初の2つの大問が小問集合

無機化学分量は少ない

有機化学がポイント

参考書・問題集

まとめ

北里大学獣医学部の化学

北里大学は、一般の前期が50名、一般の後期が10名の枠となり、そこがメイン。

理科は化学、生物、物理から1科目選択します。
配点は他の2科目と同様の100点で、時間は60分です。

獣医学科をメインターゲットとして以下の解説を行いますが、
獣医学部の他の2学科(動物資源科学科、生物環境科学科)と海洋生命科学部(海洋生命科学科)も同じ問題です。

北里大学の獣医学科分析 → 基本情報 英語 数学 生物 

他の獣医学科分析は → こちら

北里大学の他学部は → 医学科 看護学科

 5つの大問のマーク式

北里大学の理科は基本的に全マーク式。
数学は一部記述がありますが、北里の入試はマークがメインとなっています。

2016年のみ、大問が6つありましたが、2017年以降は大問は5つ。

2020年入試でも大問は5つが予想されており、たとえ大問数が1つ増減しても、解答に時間がかかる問題は多くないので、余裕をもって解ききれるはずです。

逆に、赤本を解いていて、時間切れになるようであれば、基礎学力不足といえるでしょう。

後期は出題傾向がことなる

後期は、前期と基本的に難易度はほとんど変わりません。

すべき対策を最後に示しますが、前期と同じ対策で十分であり、北里の後期に向けて特別なことは不要です。

求められる知識や学力は同じですが、出し方が異なります。
何度も繰り返し解く必要はありませんが、事前に1,2回は問題を見ておくといいでしょう。

北里大学のサイトに、過去問題は公開されています。

最初の大問は全問正解を目指せ

大問1は、10問前後の知識問題。
レベルは基礎的ですべて取り組みやすくなっており、センター試験の大問1に近くなっています。

内容の半分以上が化学基礎からの出題であり、それぞれが独立した小問集合。
基本は5択となっています。

理論化学が中心

メインは理論化学であり、原子分子の性質など、化学基礎の最初にならう範囲からの出題から始まります。

無機化学などからも一部出題され、小問の最後は有機化学の知識問題の頻度が高くなっています。

難易度はすべて基本的であり、センター過去問を20年分解けば、すべて経験したことがあるような問題になるでしょう。

獣医学科を狙うのであれば、ここは満点か、せいぜい1問ミスにしておきたいところです。

大問2は計算の小問集合

大問1では知識問題でしたが、大問2ではすべて計算問題の小問集合となるのが、北里大学の大きな特徴です。

問題数は年によって大きく異なりますが、
難易度は基礎~標準レベルの問題ばかり。

ひとつひとつの問題が独立しており、出題形式から見ても、複雑な問題を出さない前提であることがわかります。

取り組みやすいので、理系にすすむのですから、全問正解したいところです。

大問1と同様に全問正解を目指しましょう。
大問1,2合わせてのミスは2問以下を目指しましょう。

化学の計算は非常に取り組みやすい

化学の計算問題は標準レベルでも苦手意識が強い生徒はよく見られます。
確実に勉強方法が悪いです。

化学は論理的に正しく式の構成を考えれば、計算自体は中学レベル。
化学の計算問題で苦戦しているようでは、数学はそもそも無理です。

私の生徒でもそうですが、化学の計算は本当に簡単に上達します。
化学の計算に困っている生徒はすぐに私に問い合わせてください。

分野は絞ってはいけない

電池、電気分解、熱化学、有機化学(分子量など)、溶解度
などはよく問われているように思えますが、
実際には幅広く出題されているので、決め打ちでの勉強は危険です。

どの私立獣医(国立獣医でも同様)でも、結局全範囲の学習が必要になります。
計算問題においても分野を限定せずに、勉強すべきです。

メインは理論化学

のこりの3つの大問は、
理論、無機、有機化学から1つずつの出題か、
理論1つ、有機2つというパターンが多いです。

大問1,2と比較すると、大問3以降は、問題数が少なく、じっくりと考える時間が必要なのがわかります。

大問1,2は理論化学が中心なので、実際には
理論化学:無機化学:有機化学の比率は
4~5 : 2 : 3~4
くらいのイメージです。

まんべんなくだが、取り組みやすい

気体、化学平衡、酸化還元といった、難易度を高くしやすく、苦手な受験生も多い、
いわゆる難しい分野からの出題は極端に少なくなっています。

理論化学はまんべんなく勉強してほしいところですが、
時間が限られている、などの事情がある場合には、上記範囲は後回しにするのも一つの手段です。

一方で溶解度や熱化学、無機化学と理論化学の複合分野は出題頻度が高いです。

有機化学比率は高い

最後の大問は基本的に有機化学。
(後期ではその限りではない)

5~6つの大問のうち、
2015年、2016年、2017年、3つ
2018年は2つ
2019年は1つと、有機化学の出題は減少傾向にあるように見えます。

しかし、獣医学科をはじめとした生命科学系に有機化学は重要。
2020年以降の入試では、2つほどの大問で有機化学が出題されるでしょう。

糖や重合も忘れずに

有機化学では炭化水素鎖や芳香族の難易度が高いので、そのあたり+油脂を中心に勉強しがちです。
実際に、一般的な化学の勉強としては、正しいといえます。

しかし、北里大学では、重合や糖、イオン交換膜など、理解よりも暗記の重要性が高い分野からの出題も少なくありません。
暗記分野もきっちり勉強しましょう。

対策・勉強法

北里はとにかく王道の勉強法で、典型的な問題を中心にすすめていくことが重要です。

全体的に標準レベルが中心で、基礎レベルも少なくありません。
一方で応用レベルはほぼありません。

一つ一つの事象に対して、理解の4段階を使いながら、理解に基づいた暗記を行いましょう。

化学基礎の理解度が合否をわける

最初の2つの大問で化学基礎の問題が一定量確実に出題されます。
化学基礎は出来れば高校1年の間、遅くとも高2の夏終わりまでに完璧にしましょう。

浪人生は、ゴールデンウイークまでに化学基礎マスターになりましょう。

参考書

「化学が初歩からしっかり身につく」
「化学基礎をはじめからていねいに」
「化学が面白いほどわかる本」
「宇宙一わかりやすい高校化学」
などの、基本レベルからしっかりと解説してくれる参考書がおすすめです。

実際に書店に行き、自分がわかりやすいものを中身を見ながら選ぶのがいいでしょう。
合格のためには、5回(できれば10回)以上読むことになります。

問題集

「セミナー化学」
「リードα」
「ニューステップアップ」

などの学校でつかう問題集で十分です。

学校準拠の問題集は基礎~標準の典型問題が数多く収録されているので、
典型問題が多い北里対策にはうってつけといえます。

また、センターレベルのちょうどいいので、センター過去問やセンター問題集を有効に使いましょう。
現役生であれば、夏休み~9月くらいにかけて、センター過去問を20回分くらいは解きましょう。

センターレベルで8割程度とれれば、赤本を1度解く資格があるといえます。

秋以降の勉強法

赤本と、上記の問題集を中心に演習を重ねましょう。

上記の問題集の演習量が足りていないのであれば、仮に冬が近くても、難しい問題集は使ってはいけません。
標準レベルは受験の直前まで使いましょう。

セミナーやリードαが95%以上解けるのであれば、

「基礎問題精講」
「チャート式化学」

なども復習にいいでしょう。

「標準問題精講」や「重要問題集」まで解くことができれば理想的ですが、
北里の問題からすると、難易度が高すぎる問題が多いので、基本的には買う必要はありません。

まとめ

  • 基礎~標準の典型問題で合格できる
  • 計算は簡単と思えるレベルになろう
  • 無機化学の暗記も忘れずに

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