芝浦工業大学の基本情報
四工大の中でも最も偏差値が高く、人気も高いのが芝浦工業大学です。
2026年からシステム理工学部は課程制に移行します。
また、近年は総合型入試で女子枠を設けるなどリケジョへの間口を広げていることでも注目を集め、女子比率が高まっています。
知名度も高く、四工大の他の3つは理工系以外の人への知名度はあまり高くありませんが、
文系の生徒でも芝浦工業大学は知っている、聞いたことがあるという声を耳する有名校です。
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その分、難易度も高くGMARCHに入るより難しい学科も非常に多いです。
また、2017年に建築学部を新設し、新キャンパス(豊洲キャンパスの第2校舎)も完成しました。
学部紹介
芝浦工業大学は一般的な工業大学にある4学部が存在しています。
工学部
メインの工学部(Amazonリンク)には6課程あり、コースも細かく分かれています。
機械や物質だけでなく、電気電子情報系もあります。
システム理工学部
システムという名前の電子情報システム学科、機械制御システム学科だけでなく、生命科学科が2コースあるなど、5学科が存在しています。
デザイン工学部
デザイン工学部は2026年から3つのコースに分かれています。
工学部的な製品デザインもあれば、コトのデザインをするUXコースもあります。
建築学部
建築学科(Amazonリンク)には3つのコースがあります。
土木工学は工学部にあり、環境システム学科はシステム理工学部にあるので、注意が必要です。
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アクセス
豊洲キャンパス
工学部(3,4年)、建築学部、デザイン工学部(3,4年)
住所:東京都江東区豊洲3-7-5
最寄り駅:豊洲駅(有楽町線、ゆりかもめ)、から徒歩10分
また、越中島駅、月島駅も徒歩15分程度。
大宮キャンパス
システム理工学部、工学部(1,2年)、デザイン工学部(1,2年)
住所:埼玉県さいたま市見沼区深作307
最寄り駅:東大宮駅(東北本線、上野東京ライン、宇都宮線)から約2km
試験に関して
芝浦工業大学の一般入学者選抜は
- 前期日程(A方式・B方式)
- 全学統一日程(A方式・B方式)
- 大学入学共通テスト利用方式 前期日程(3教科型・6教科型)
- 後期日程
- 大学入学共通テスト利用方式 後期日程(3教科型・6教科型)
があります。
定員
前期のA方式が最大の定員数。
次いで共通テスト前期が定員が多いですが、全学統一日程もある程度の定員が割り振られています。
他にも総合型入試が数多く用意されており、英語の外部試験や小論文などが必要となります。
一般入試(前期・全学統一・後期)
試験科目は私立工学部では標準的な、3教科3科目です。
【英語】外部試験(共テも利用可)を利用
【数学】ⅠAⅡBⅢC(B:数列、C:ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
【理科】物理・化学から1つを選択(物理4問、化学4問の計8問から4問選択する)
各科目100点満点の合計300点満点となります。
英語は独自試験を行いません。
システム理工学部の生命科課程の3コースは理科に生物を選択することができます。
また、数理科学科のみ、数学の配点が200点の400点満点です。
合格最低点(前期)
全学部学科の情報は数が多いので、抜粋します。
大切なのは、偏差値換算された値であり、直接的な得点率ではないということです。
学部学科によって変化はありますが、前期試験や全学部統一試験で狙うは大体50~60%(150~180点/300点満点)になります。
2025年は多くの学部・学科・コースで160~175点(300点満点)が合格最低点となりました。
2024年は155~165点(300点満点)でしたし、2023年は150~165点(300点満点)くらいでした。
特に合格最低点が高い学部・学科・コース
工学部では機械工学科、情報工学科、
建築学部の全学科では高い得点率が必要とされ、60%をこえ、場合によっては200点以上(300点満点)で7割近い得点が必要になります。
2025年の建築学部では3学科とも前期A日程で170点台(300点満点)。
B日程では175~185点(300点満点)が合格最低点となりました。
上記にあげた高い得点率が求められる学科では、かつては7割弱程度(200点)を目安としていましたが、近年は6割前後(175~190点)くらいとれれば合格できるようです。
その他の学部学科は6割弱(165~180点くらい)を基準として勉強をすすめるのがオススメです。
学費
2025年4月に入学した学生では、4年間で、約660万円かかります。
ここには後援会費や自治会費、大学祭費なども含まれています。
初年度は約180万円(入学金28万円ふくむ)です。
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